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  2月28日(火)
昼過ぎいつもの山でつるを採っていたら娘から「生まれた」と電話。「結構大変だった。もういいって感じ」と感想を述べていました。そりゃ出産は女性の大仕事ですから、本当にお疲れさんでしたね。無事男の子を出産できてよかったよかった。ともかく今はゆっくり静養して体力を回復してくださいね。

お騒がせ民主党の偽メール問題。はじめから墨ぬりがしてあり、実は送信者・受信者が同一人物だと聞いたときは開いた口が塞がりませんでした。どうしてこんなバカなことが国会で通用したのでしょう。携帯メールではメールヘッダの記録をすぐに見るというわけにはいきません(auの場合は有料)が、パソコン上でのメールであれば「すべてのヘッダ部分」を一度は見たことがあるはずです。(Internet Explorerならメールの(ファイル)ー(プロパティ)ー(詳細)で確認できる)
携帯メールでも基本的には同じで、ものすごいデータがそこに書き込まれているはずです。そんなことも知らないで質問したとしたらこれは問題にもならない。
仮に発表されたようなメールの発信者と受取人・日付がはっきりしていればメールの信憑性があるのかといえばそれは全く違う。そんなものは幾らでもねつ造できます。受信者から入手したのでなければ、少なくともそのメールの膨大なヘッダ情報を分析する必要があります。しかしその情報さえその気になればねつ造できるのだからそれほど電子情報は危ういのです。
同じメール問題でも共産党による防衛施設庁から発信されたメールを暴露した国会での追求は迫力満点でした。全く質が違った。
共産党のホームページでの記事によれば「受け取り人15人のうち12人が現役の防衛庁幹部であることを確認したうえで質問した」としており、質問前の事実確認に最大限の調査努力が注がれていることが記載されています。
おそらくメールでの指示ややりとりは今後も続くでしょう。この上なく便利だし早いからです。しかしそれをもとにした質問や疑惑の追及となると電子情報の特質をとことん踏まえてやらないととんでもないことになる。
それにしても民主党のドタバタは実に見苦しい。政党の体をなしていません。 幹部はとっとと責任を認めて辞任し出直すべきですね。


  2月27日(月)
日本各地で米軍基地の移設・増強反対の運動が盛り上がっている。しかしちょっと待てよ。国内で「安保は必要か」と問われれば「必要だ」とこたえる。「アメリカによって日本の安全が守られているか」と聞かれると「そうだ」とこたえる。それならば、安全を確保するための米軍は身近なところにいてもらうべきではないのか。なぜそんなに反対するのか私にはわからない。
実際には夜昼となく響く騒音・轟音で悩まされる、米兵の行動が心配だというのが大きな理由だと思われる。だが基地の近くとなれば安全とひきかえにそのくらいは当然で我慢するのがあたりまえではないのか。自分とは関係のないところ(他人のところ)にあるときは容認しながら、自分のところになるとなぜ反対となるのか。
この「論理」はごみ焼却場などの生活密着型施設でも顕著となる。くさい、きたない施設がとなりにできるなんてごめんだ。でもそれは必要だし他にあるのは構わない。これじゃ随分勝手じゃない?
以前このコーナーでも書いたように、沖縄の基地を日本全国に移転するというアイディア(「世界」)はとってもよろしい。北朝鮮から核攻撃があるかもしれないし、中国の軍事的脅威も強まっているのだから、私の町あなたの町を自衛隊と米軍で守ることが大事なのではないでしょうか。そのために近くの住宅地や農地をつぶして基地を提供し、ミサイルを配備したら最も効果的だと思うのですが。この方がよほど論理的だし、説得力があり現実的だよね。

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昨日は私の住む大北地域で、「九条の会」が主催する「映画日本国憲法」の上映会がありました。
朝から突然の大雪。べたべたグショグショの春の雪でこんなのは始末に困ります。大町は20センチほどの積雪。除雪車もでるくらいでした。その雪をついて集まった80名を越える人たち。公民館の講堂も結構な賑わいになりました。
手前味噌ですが、これはいい映画です。アジテーションではなく実証的論証的な地味な映画で、憲法の成り立ちや背景を丁寧にあとづけ、第9条の意義を世界史的に明らかにしていきます。とりわけ日高六郎さん、ジョン・ダワーさんの話は説得力があるし、それを無数の証言が肉づけしていくので見応えがあります。
かつて私が何度も書いたように、終戦直後の日本の支配勢力には新しい憲法をつくる能力も資質もなかったことがはっきりと論証されていて気持ちがよかった。中東や韓国の歴史家の9条に対する評価や意義付けを聞くと目がさめます。高校生や若い人たち必見の映画。



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イラクで内戦の危険が日増しに強まっているという報道。誰がこんなイラクにしたのか。
最近届いたバクダッドのリバーベンドからの2月23日付の日記では次のように記されています。

緊張状態
バグダードの状況はひどい。
住民のほとんどがスンニ派である町サマーッラーで、今朝モスクの爆破があ った。

今朝私たちはイラク治安部隊の制服を着た男がそのモスクに入って来て爆発物を起爆させたというニュースで目が覚めた。モスクはほとんど修復不可能なまでに破壊されたということだ。恐ろしくて心臓が破れそうだ。朝からバグダード中では発砲騒ぎだ。この近所の通りが不気味なほど静かで人影がなかったけれど、私たちみんなは、刃の上に居るような緊張を感じていた。バラディヤのような地区では、暴動や破壊行為などの問題があったことを聞いた。また、バグダードでモスクがいくつか襲撃されたことも。誰もが最も心配し動揺しているのは、待ってましたとばかりに反応がそのように迅速に起こったことだ。
毎朝、私たちはシーア派とスンニ派両方の宗教指導者たちが爆発について、「これはイラクの敵が望んでいることなのです、これこそが彼らが達成したがっている分割と征服なのです」と強調して話しているのを見たり聞いたりしている。極端なシーア派は極端なスンニ派を非難し、イラクはバラバラに崩れ落ち、外国人占領者と国内の狂信者の下に占拠されているかのように見える。

明日はもう誰も出勤することも大学へ行くことも、どこかに出かけたりすることもできないだろう。
人々はおびえて用心深くなっている。
わたしたちはただ祈ることしかできないでいる。


リバーベンドブログ(原文)
リバーベンドブログ(邦訳)


  2月24日(金)
思いがけず2年前までいた神奈川の塾から電話。明日からはじまる大学入試の2次試験にのぞむ生徒のみなさんに何か激励をという元同僚からの連絡でしばらく一人一人と話をすることができました。
この一年はもとの職場とも完全に離れており、ろくに連絡もしなかったにもかかわらず、こうして忘れないで声をかけてもらえたことが何よりうれしいことでした。
受験生のみなさんは、これまで準備してきた力を思う存分発揮できるように体調を整えて入試に臨んでくださいね。そして何としても合格をものにしてほしい!! 応援しています!!

私の方も、今日から「和のクラフト展」の一環として「つる工芸」の発表。「つる細工」の”職人”としていよいよデビューします。何といってもまだ一年しかキャリアがないので作品もそれだけのもの。とはいえ、プロを目指す人ならだれでも必ず通る道です。一年目をこうして作品展で飾れるのは大変光栄なことです。これを励みにもっともっと腕を磨いて実用的でありながら装飾として鑑賞に耐えるつる細工を作れるようにしっかり修行を積んでいくことにしましょう。


青つづら藤のとれる時期はかぎられ、それゆえつるの作品作りに挑めるのは冬から春先にかけたホンの短い時期だけです。あと、3月から4月にかけてはいままで習得した技術を発揮すること、一年分のドライフラワーの土台をつくることをめざしてがんばります。
ランプシェードは売れる物を少なくともあと5個つくることが目標。

次は展示会「和のクラフト展」の案内チラシです(実は私が勝手につくった)。



オリンピックのニュースは荒川選手の金メダルで盛り上がり、ネット上でもあのイナバウワーを中心に結構話題豊富。一方の私は昨夜遅くまで「24」のシリーズ4を見ていたせいで頭の中はジャックバウワー。あはは・・・何を言っているのか自分でもわからなくなった・・・。
何度もフィギュアの演技を細切れで見せられていましたが、ようやく上位選手の演技を全部見て荒川選手の完成度に舌を巻いた。ショートではロシアのイリーナ・スルツカヤやアメリカのサーシャ・コーエンがパーフェクトな演技を見せていたのに対して、自由では二人とも精彩を欠き転倒するアクシデント。顔には出さなくてもどれほどの重圧があるかを考えるだけで恐ろしくなってしまう。それだけに”自分らしさを取り戻して”のびのびと演技した荒川選手を見ているとなんだか涙が出そうになってしまいました。




  2月21日(火)
しばらく栃木にいる息子のところに行っておりました。離れて生活しているとこんな話は突然やってくるものです。ご明察。息子の縁談でした。
話はかなり進んでいるもようでしばらく前から状況は知らせてくれていましたが、いよいよ先方の家族に会ってほしいということになって妻とソワソワと出かけていったというわけです。
息子の了解もなく詳しい話はまだ書くわけにはいきませんが、まずはめでたい話なのでさわりのみ。


息子は気持ちの優しい思いやりのある人物(親の欲目ですかね)で、彼女がそれを上回るほどの誠実な人柄ですから、きっとうまくやっていけることでしょう。家族ぐるみで仲良くおつきあいできそうで何よりです。
この後どのように結婚式や旅行を計画するのかわかりませんが、しばらくは見守っていようと妻と二人で話し合ったことでした。
日曜日には那須高原の名所などに連れて行ってくれてしばし「ジジ・ババ」観光旅行の気分でした。あ〜〜いやだねえ。こんな年になってしもうた。





  2月16日(木)
Sarah命の私としてはアンドリュー・ロイド・ウエバー・ソングブック2「Love Changes Everything」を見逃すわけにはいかない。さっそく入手してiTunesに登録しました。
そうか、あの「ジーザス・クライスト・スーパースター」の音楽も彼だったのですね。マドンナ主演の映画「エビータ」の音楽も。知らなかったはずはないのに意識をしていなかった。「I don't know how to love him」と「アルゼンチンよ泣かないで」を聞いて、改めてああそうだったのかと実感した次第でした。情けない。
Sarah Brightmanのように3種類くらいの声を使い分ける歌手は他には知らない。ポップ調の曲を歌うときのSarahは本当に素晴らしい。
Cliff Richardと歌うOnly Youはシックな大人の雰囲気。ロック歌手Steve HarleyとのThe Phantom Of The Operaはシビれる。どこか懐かしいMake Up My Heart。
アンドリュー・ロイド・ウエバー自身のプロデュースによるこのアルバムは間違いなく彼の世界を堪能できる一枚です。





  2月15日(水)
今月の24日から梓川のお花の先生のギャラリーで何人かの作品を集めた展示会を行います。私もその一人として何点か作品を出すことになりました。つる細工ではデビューをかざることになります。イエ〜〜!!。
というわけで富山から帰って脇目もふらずずっとその準備をしておりました。最近はドライフラワーは全くやっておらず、していることといえばつるを採ってくることとそれを編むこと。先生のお宅に行ってもせっせとつるを編んでいるというわけ。おかげで先生は商売あがったり。何しろ授業料を出さなくてもすむわけですから。もちろんその分、先生用のつるを沢山採ってプレゼントしています。
すでに7.8点の作品をつくって今日先生のギャラリーに持って行きました。写真の撮るのを忘れたのでそれらはこの次紹介します。
ここに掲げた写真は今日つくったもの。なかなか思い通りにいかないので苦労します。



実は「脇目もふらず」というのはウソで、脇目もふらず映画「24」を見ているという方が正しい。娘から「おもしろいよ」と言われていて、最近ようやくレンタルで借りてきて見始めたのですが、すでに第2シーズンの終わりまでいっちゃいました。
まさにノンストップ・アクション。めまぐるしい1日の展開でハラハラ・ドキドキすることうけあい。最近の第4シーズンは「シリーズ中最高」という評価も聞かれますがまだそこまで行っていない。とりあえず、第1よりは第2がはるかにおもしろい。
政治的にはきわめて微妙な問題もタブー視せずに結構大胆にアメリカの暗部を描いているという側面もあって見せ場も多い。しかし同時に、最終的には理性的・人間的なアメリカの勝利というところに収束するわけですから、手放しで評価するわけにいかないのは当然。出てくるのがアホな人間ばっかりなので少々うんざりしますが、久々に楽しめる映画です。


  2月11日(土)
昨日・今日と素晴らしい快晴の日が続いています。
妻は長野市でのボーリング選手権大会に出場するために今日から明日にかけてお出かけです。納得できる成果を収められるといいですね。

いよいよ始まった冬季オリンピック。徹夜するほどの熱狂的なファンではないので、様子は朝起きてから録画で見ておりました。
国によってずいぶん参加選手の数に差があるのでびっくりしました。雪・氷とあまり縁のない国の選手たちもいるわけで、それだけに冬季はオリンピック精神を発揮して楽しいものにしてほしいものです。
開会式での演出はさすがでした。火や花火の使い方、赤いポルシェもいいけど、私はオノ・ヨーコさんが平和へのメッセージを力強く訴えていたことに深く感動しました。最高でしたね。
そしてまた、パバロッティさんがNessun Dorma!を歌ってくれたのがイタリアっぽくて実にうれしかった。やつれた感じが気がかりでしたが声はやはりパバロッティ。




  2月9日(木)
富山に行ってきました。目的は年金の手続きのための書類を役所で取ってくることと、電気工事技師の友人と新しい家の電気配線の最終打ち合わせをしてくることでした。
昨日家を出たのは午前8時少し前。冬型が強まりつつあったため白馬は新雪でさらに積雪が増えて除雪車がフル回転。


糸魚川から富山にかけてもかなりの降雪で高速道路も真っ白でした。
どんよりした雪雲に覆われ、湿気をたっぷり含んだ大きな雪片が落ちてくるのは北陸の冬景色。道路は融雪装置から出る水でさらに水浸しになっていました。


電気工事師のKさん。私の中学時代からの古い友人で、富山の家の電気工事も手がけてくれました。今度は長野の家のために一肌脱いでくれて、詳細な配線図を書いてくれたのです。前回は十分な打ち合わせも出来ずに帰ってきたので、今回はそれぞれの部屋の目的や私の構想を伝えて、細かい仕様も含めて十分打ち合わせをしてきました。持つべきは友人です。

その後、現在取り壊し中の前の我が家に寄って工事の進行状況を見てきました。ほとんど鉄骨むき出しの状態で、あと数日もすればすっかり建物はとりこわされてしまうのでしょう。


家を確認した後、娘の嫁ぎ先の理容店に行き臨月の娘に会い、ついでにご家族に髪を切ってもらいました。気持ちよくなってしばらく寝ていたらしい。その間にきれいに顔もそってくれていました。いつもながら感謝です。
その後、妹夫婦のお宅におじゃまして一晩泊めてもらいました。いつもながらの気配りの行き届いた対応をしてくれてゆっくり休むことができました。

あけて今日。9時頃富山をでたのですが、昨夜からの冷え込みと降雪のために道路はどこも渋滞。高速道路にでるまでに手間取ってしまい、午後から歯医者に行く予定をキャンセルせざるを得なくなってしまいました。
もうこうなったらゆっくり帰ろうと腹をきめ、小谷の道の駅で温泉にゆっくり浸かって暖まって帰ってきました。


白馬を過ぎたあたりから空は急に明るくなって日差しがまぶしくなってきました。大町を過ぎるともう雪はほとんどなくカラッとした上天気。山のあっちとこっちでどうしてこうも違うのか不思議なほどです。こちらはほとんど太平洋側と同じような天気なのです。
家に到着したらさっそくネコのハルちゃんが迎えてくれました。


  2月5日(日)
今日は母の85回目の誕生日。足腰もめっきり弱くなり自力では何もできなくなってきていますが、できるだけふつうの暮らしをしてもらおうと、起きれば洗面の後着替えてさっぱりして寝るときはパジャマを着て暖かくして就寝。食事も妻がいつも一生懸命に食べさせてくれて栄養は十分。デイサービスでは所員の方が丁寧に応対してくれているので安心です。
しかし、脳細胞の萎縮・後退はどんどん進行していて、本当に基本的な反応しかしてくれません。それでも、できるだけ話しかけたり刺激を与えたりして可能な限り「ふつう」に過ごすせるように努めています。




  2月4日(土)
半年前に亡くなった大久保さんは、生前隣町の教会に英会話を習いにいっていました。出かけるときは車の窓をわざわざ開けて手を振ってくれ、次の日にはコーヒーを飲みながら縁側で習ってきたことを楽しそうに語ってくれていました。
お見舞いや葬儀の席で会ったその教会の牧師さんは実に気さくで楽しい人柄で、大久保さんが欠かさずに出かけていた理由がわかりました。
大久保さんのかわりに必ず英会話のレッスンに出席すると約束していたにもかかわらず、妻の引っ越しや家の建築の準備などが重なってのばしのばしになっていたのですが、昨日思い切って教会の扉をくぐったのでした。
以前何度か遊びに行っていたこともあって、緊張することもなく、集まってきた生徒さんたちも気さくで親しみの持てる人たちばかりでしたので、すぐにうち解けて片言の英語でいろいろやりとりをすることができました。
私が出席したこともあってか、英語半分、日本語半分という感じで進行してくれましたが、次回からはもう少しレッスンらしくなりそうです。
私としては英語が上達するというよりは、異文化、他言語について何らかの接触を持っていたいというだけですので、果たしていつまで続くのか。できるなら大久保さんのように80歳を過ぎても大いなる知的好奇心を持って学び続けていきたい。
教会の大久保さんが座っていたという席に腰を下ろしながら改めて彼の柔和な顔を思い出しました。いまだに心の底から彼に会いたいと思います。

ここしばらく日記の更新が間遠になっていましたが、実は禁煙によるタバコの禁断症状とおつきあいをしていたためで、集中度をかなり欠いていたからでもありました。
どうしてもやめたいという強い気持ちがあったわけではないのですが、60にもなったし、身体もガタがきているし、やめるとすればいいチャンスではないか、そう思ったからでした。
やめれば当然ニコチンの禁断症状は出るし、かなりきついことになるだろうということは分かり切っていました。まあ、3日続けばいい方かなと思ってやり始めましたが、どうやら今日で一週間目。相当に大変であることには変わりがありませんが、山登りで言うと断崖を登り切ってなだらかな尾根に出たという感じになっています。まだ先は見えません。吸いたいことには変わりがなく、何とか合理化してタバコを買いに行こうとする自分がいるので、油断ができません。
そこで本日、私の禁煙日記を公開し、万人注視のもとで禁煙を果たしたいと決意しました。というのは大げさで、いつ挫折するかもわからないけれど、できるだけそれを先延ばしするため、挫折しても次回に何かデータを残すことができればというつもりで日々辛抱の日記を書いていこうと思います。
私としたことが、禁煙するなんて、何ということでしょう。

禁煙日記


  2月2日(木)
新しい家の設計が大詰めの段階に来ています。ところが最後の最後になって給湯のエネルギーを何にするかでちょっと足踏み状態。しばらく前までエコ・キュートにしようかと思っていたのですが、寒冷地で果たして十分効率的な役割を果たしてくれるのかどうか、初期費用の高さをその後の低料金で埋め合わせできるのかどうか。灯油のような機敏な働きをしてくれるのかどうかなど、まだ解明しなければならない課題があるので着工まであと少しかかります。
富山にいる古い友人が電気の配線図を書いてくれ、電気のことなら何でも相談してくれと言ってくれているし、相談した一級建築士の方も着工後に一度見に行きたいと言ってくれているし、心強い仲間が大勢見守ってくれています。3月初旬には何としても着工したいと思っていますので、乞うご期待。

昨日はつる編みの講習会がありました。いそいそと出かけて行ったまではよかったのですが、どうも初心者向けの講習会だったことと、先生の進め方にいまいちついて行けないところがあって、自分なりに小さい作品を一つ作って帰ってきました。
教えるというのは難しいものです。しかしお金をとって教える以上は、それだけの満足度を生徒に与える責任が発生します。先生はとても優しい方でしたし、生徒もおばさんたち10人程度でしたからやりかたによってはとても濃密な時間にできたはずでした。しかし、目標を設定せず、レベルも確認せずにいきなり編み方を説明し始めるのは理解に苦しむことだったし、一般的なやさしい作品作りだけを目標とするならはじめにそのように断ってほしかった。
会場には私の先生の作品も含めてたくさんのつる細工の作品がならんでいました。もちろん大いに参考になりましたが、何となく物足りなさが残ったのはどうしてなのかな。






"Truth" by Mr. Blue Piano Man


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