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  4月30日(月)
昨日から素晴らしい快晴が続いて、安曇野の見慣れた風景がまたやってきました。田に水が入り、水面に雪を頂いた北アルプスが映るという例の安曇野「原風景」です。5月連休ともなれば、田植えが始まり、初夏の雰囲気が一段と強まります。昨夜の夕日もまた素晴らしかった。




そうした風景に惹かれるのか、我が家の前に写真を撮りにくる人がちょっと増えている様子。しかし、昨年を振り返ってみると、最も美しいのはやはり5月前半まで。ちょうど田植えが終わって一面緑に覆われた頃までが北アルプスがよく見える美しい季節です。
それを過ぎると、日光が強くなって蒸気やほこりであたりがかすんで山も見えなくなります。また緑も濃くなり過ぎて風景から躍動感が消えていきますから・・・見に来るなら今ですよ〜〜〜〜。みなさん。

我が家の庭や畑も、それなりになってきました。本当なら庭にお花をたくさん植える予定でしたが、まだ他に畑を借りられないので、とりあえず野菜畑になっています。それでも道に面したところはパンジーやビオラで縁取りし、さらにイチゴのプランターで道行く人を楽しませようという趣向。たくさんイチゴがなってくれるといいですね。



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インフルエンザで一時はどうなることかと思った母も、現在は熱も下がり、平常の生活に戻ってきてほっとしています。母は内蔵についてはどこも異状がないので、多少の熱が出ても強い抵抗力が備わっているようです。まだまだ長生きしそう。
今回は個人医院に行って見てもらったのですが、処方された薬は有名になった「タミフル」。私などは「えええっ!!大丈夫なんですかあ?」と思わず口に出そうでしたけど、医者はケロリとして「いろいろ問題があるようだけど、大人はいいんですよ」だって。確かに今のところは、窓から飛び降りるような気配はなさそうです。

もともと、このインフルエンザ治療薬のタミフルはアメリカのギリアド・サイエンシズ社(ラムズフェルド元国防長官が元会長)が開発、スイスの大手製薬会社ロシュが製造し、2001年2月から中外製薬が輸入・販売した薬です。そして過去5年間では日本は世界の使用量の実に77%を占めています。
なにしろタミフルはエポジンと並ぶ中外製薬のドル箱薬剤。中外製薬はこれで一体いくら儲けたんですかねえ。
昨日の「しんぶん赤旗」特集によれば、国内販売に際して中外製薬から自民・民主・閣僚、さらには厚生労働省関係の研究者らに多額のカネが渡されていたという、いつもの「ありふれた」癒着の構図が報道されています。
とくに許せないのは、「タミフル」投与と異常行動との因果関係を調査する厚労省調査班班長の横田・横浜市立大学教授ら3人に総額7600万円の寄付が行われ、この調査班は「因果関係は否定的」という報告書を出していること(中外製薬の「調査報告」)、さらに厚労省安全対策調査会に参考人として出席して「タミフルに問題はない」と発言した五十嵐東大教授には600万円が寄付されているらしいということです。
産・官・学の醜悪な癒着が多数の子どもたちの「異常行動」被害を招いたのだとすれば、この「タミフル疑惑」、徹底的に調査のメスを入れなくてはおさまりません。

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ところで、昨日昼頃、中国からのお友達であるSさんから久しぶりに電話がありました。今日時間が取れるかというのです。また料理の話かなと思っていたら「夢農場へ行きたい」という。午後からはちょっと時間がとれたので、了解して待ち合わせの場所に行きました。
何と来たのは彼女一人。他の子は美術館に「ガリバー展」を見に行ったのだという。というわけで、若い彼女と二人でデートと相成ったのでありました。
車の中で彼女、私に告白・・・と思ったら、いきなり「日本語の先生になってくれませんか」と本題に。
やっぱし〜〜〜〜。よいお天気に、二人でいそいそとデートってわけないもんなあ。
短期間で随分日本語が堪能になってはいますが、将来の仕事のためにさらに本格的に勉強して、「ビジネス日本語」資格を取りたいのだという。あと2年もしたら彼女は中国にもどって、そこで日本語を使った職業につきたいという希望を持っているのです。メチャ難しい検定試験ですから甘い話ではない。
一方、もし今力を貸してやったら、いずれ中国を訪問してあちこち旅行するときには、彼女何でも世話してくれるだろうな・・・と、私の頭はめまぐるしく打算行動を開始しはじめました。
そんな打算はあったとしても、教えるというのは大変なこと。すぐには返事できないよと行って、とりあえず夢農場に向かいました。
夢農場では新発売という「桜ソフトクリーム」が売られていた。顔なじみの子に、「これに入っている桜の花、近くの桜の木から取ってきたのかい?」と聞いたら「まあ、そんなところです」だって。
夢農場周辺は、桜はもうダメでしたけど「菜の花」(野沢菜?)が一面に咲いていて、今年は素晴らしく美しかった。




  4月25日(水)
ここ数日、涙・鼻水の洪水に見舞われ、ティッシュを箱ごと持ち歩いている無様な状態がつづいています。鼻の穴にディッシュを突っ込んで生活をしているので、みっともないことこの上なし。アレルギー性鼻炎から来るものなのか、花粉症なのか、または風邪なのかわかりませんが、全く始末に負えない状態です。
昨日、宅老所から帰った母が、よるに入って高熱を出したので、いささか慌てました。小児用の解熱剤を使って何とか熱を押さえたものの、夜半には戻したりしてどうしたものかと心配しました。
今朝、妻と二人で個人病院に連れていって診察。結果はインフルエンザだということでした。予防接種をしたのに、効果が切れ始めた頃だったのか、A型ウイルスが検知されたという検査結果。今は便利で、鼻の穴に棒をつっこんで調べるだけ。
家に帰ってからも、熱はなかなか下がらず、また解熱剤を投与して水分を補給し、様子をみているところです。
病院では、私も妻もそれぞれの症状がでているので、薬を処方してもらってきました。一家全滅。
結局、今日いろいろ予定があったのに、ほとんどをキャンセルして家でおとなしくしておりました。

ただ一回だけ大町まで外出しました。昨日まで作成していたフラワー・アレンジを「わちがい」まで届けに行ったのでした。今回の会場は「わちがい」を中心に、お菓子屋さんや家具屋さんなど近くのお店も会場になっているので、私の作品も何点かお菓子屋さんのショーウインドウに並べてもらいました。お菓子とお花は相性がいいので、見栄えがしました。自画自賛。




  4月24日(火)
中間地方選挙後半戦終わりました。池田町で私が応援していた共産党の候補は前回より大幅に票を伸ばして複数議席を守ることができました。二人で1005/6374=15.8%(有効投票比)ですからすごい得票です。
しかし、もちろん喜んでばかりいられません。国会では安倍首相が憲法解釈を含めて「集団的自衛権=アメリカとの共同戦争遂行体制」を認める方向に突っ走っているし、9条改悪に直結する国民投票法案の参議院での審議を加速しようとしているし、たたかいの正念場はこれからでしょう。参議院選挙でどのように風穴をあけるか、まさしく民度が問われてきています。

池田町は選挙でも、大町の選挙でも、選挙期間中にまとまった政策を訴えていたのは共産党だけでした。地方紙では「みんな同じような主張をしていて、争点がぼけている」などと書いていましたが、ピント外れもいいところ。福祉や教育での主張や、地方自治の擁護や予算問題での中央の政治との関わりという点で、しっかりした見解を述べているのは共産党だけでしょう。私としてはますます議会ウオッチングの必要性を感じました。これからの議会については出来る限り傍聴して、どの議員がどのように発言し、どのように行動しているかをつぶさにレポートしていくことにします。星取り表もつくらないといけないですね。

選挙期間が過ぎて、まわりはすっかり初夏の雰囲気になってきました。まず、昨年より2週間ほど早くまわりの木々が緑色に変わり始めています。田圃に水が入り始めてカエルの大合唱が聞こえてくるようになりました。そして、花という花が咲いて春爛漫。一年で一番活気があり、みずみずしく、明るい季節の到来です。
選挙が終わると同時に、私は大町の「わちがい」で開かれるクラフト展の作品を一挙に作り上げました。昨日はそれを持ってお花の先生のお宅に行き、手直しをしてもらいました。一応自分で作るのですが、全体の構想や細かいところは手を加えてもらわないと自分でどうなのか判断できないところがあるんですね。まだまだ初心者です。
今回の出品はプリザーブド・フラワー・アレンジ6点のみ。いずれも非売品として展示するだけにしました。













  4月19日(水)
アメリカ、バージニア工科大学では銃の乱射によって32人が死亡。そのニュースの直後に、今度は長崎市長が右翼のテロで死去するという悲劇が相次いで暗澹たる気持ちになります。
この長崎市長銃撃が政治的テロとは直接関係がなさそうだとという説明がテレビでは流されていますが、伊藤市長でなかったら果たして事件は起きなかったのか。たいへん気になるところです。
第一報を聞いた阿部首相の冷たい顔も印象的。右翼のはびこる社会に一体誰がしたのか。自民党内にも右翼と寸分違わない主張をしている輩がたくさんいます。それらがこうした右翼暴力団の勢力を勢いづけている一つの背景であることは間違いないことでしょう。深いつきあいのある政治家もいるんですから。


  4月15日(日)
あわただしく過ぎた一週間。チラシづくりに明け暮れていたという一週間でした。
まず、4月25日から大町のいくつかのお店を借りて開催する「クラフト展」のチラシ。これは今日やっと印刷に回すことができました。
昨日はガイドマスターとして陸郷から東山の尾根づたいをぐるり一周するトレッキングに参加。その模様をガイドマスターのホームページに載せたり、選挙用のちらしのレイアウト原案を作成したりと、なかなか自分のホームページの更新もままならない一週間でした。
今日ようやく少しゆとりができたので、こうして書いているというわけです。そういえば昨日は父の命日。もう何回忌になるかさえ忘れてしまうほどの昔のことになってしまいましたし、父の写真もいつもなら屋根裏部屋で我が家を見守ってくれているのですが、この日ばかりは上からおろしてきました。お供え物をしてお参りしながら、頭の禿具合を比べてみておりました。「あと数年すると私もこんなになるのか・・・ガックリ・・・」


そうそう、今日、チラシの原稿ファイルを届けに大町まで行く途中、私のいつも乗っているパジェロミニのメーターがオール1を記録しました。よく走ってくれたものです。
オール1と聞くとドキッとしますけど、ま、車ですから・・。今度はストレートねらいといきますか。それまで車が持ってくれるかどうか。




  4月8日(日)
東京ではかのracistが投票者の半数ほどの支持をあつめて3選を果たしたと報じられていました。驚くほどのこともありませんけれど、この国の危うさを示す一つの指標であることは間違いないでしょう。何をもって支持するか、支持しないかはもちろん人それぞれでしょうが、こんな筈でなかったというのだけはやめにしたいですね。

一方、長野県議会選挙では、私の住む町は無風地帯。選挙なのに投票自体がないというのは、痒い背中が掻けないようで、何とも残念なことです。
共産党は長野区で和田あき子さんを加え1議席増の7議席になって、ますます議会での活躍が期待できそうです。

つい昨日まで中3だった生徒たちは進学先も決まり、入学式を終えて高校生になりました。今日は今まで教えていた半数の4名が残って、高1の授業を始めました。私までフレッシュな気持ちになりました。最後に高校生に教えていたのはもう3年以上も前のことになりますから、ずいぶん日がたってしまいました。
これからどのくらい教えられるのかは見当もつきませんが、多分いま教えている中2生も来年は残る可能性があるので、なかなか時間のやりくりが大変になります。足を洗ったはずが、またドップリと浸かってしまっています。あ〜あ。

長かった大町「わちがい」での展示会が終了。私の出品物を回収に行ってきました。8点ほど出品して3点が売れました。すべてつる細工のランプシェード。買っていただいた方、どうもありがとうございました。
このあと、同じ大町の「わちがい」で連休にかけてあらためて「クラフト展」が予定されています。今度はこれに出品できるのかどうか。チラシづくりを依頼されているので、これだけはしっかりやらないといけません。またまた忙しくなりそうです。


  4月7日(土)
安定した天気。朝からすっきりと晴れ上がって、北アルプスが最も美しい季節です。部屋から見ると真ん中を電線が横切って、景観が台無し。ケーブルを切ってしまいたい誘惑に駆られてしまいます。



このところ、ずっとYahoo!オークションに出品しているので、なかなか気がぬけません。間違った解説をしていたり、質問に的確にこたえられなかったり・・・と、思わぬ失敗も。数千円くらいかなと出品してみたら、まだ3日残っているのにもう2万円を突破した68マック用アクセラ「DayStar Turbo040 40MHz」。このカード、こんなに人気が高かったんだっけ。一体どこまで値がつり上がっていくのか、何とも恐ろしくなってしまいます。


  4月6日(金)
朝晩は相当に冷え込んで霜の降りるような日もありましたが、日中は暖かく、庭の手入れをやっていると汗ばむほど。今日はTシャツ一枚で草取りの作業をしたほどでした。

今日の午前中、共産党の池田支部のみなさんと二人の議員さんにさそわれて、町長との交渉に行ってきました。観光の問題についてぜひ話して欲しいという要望もあったので、ちょっと時間をもらって私の感想や持論を述べてきました。
かねてから要求していた項目について町からの回答があり、それをさらに詰めるための交渉だったのですが、どちらかというと町長と話し合うという感じで、詰めにはならなかったようです。
共産党からの要求も多岐にわたっていましたから、予定の1時間半はあっというまに過ぎ、何となく煮え切らない思いで帰ってきました。今後とも粘り強く要求行動を積み重ねていく必要がありますね。



私が町長に言ったのはつぎのようなことでした。
現在町の活性化で3つの側面があること。一つは北アルプス展望のみちを中心とした景観観光。二つはてるてるぼうずや童謡を中心とした文化観光。三つは花とハーブ。このうち花とハーブは名前倒れになっているので、本当に観光に力を入れるなら、住民の力を借りて本格的に花とハーブの里づくりをすべきだということ(私のオリジナル、グリーンマスター構想も力説してきました!!)。
また、町が日本ウオーキング協会に加盟したことによって、来年度は1000人〜2000人規模の行事もあり得る盛り上がりを見せている。だとすれば、来た人をがっかりさせないような体制を今からつくっておく必要がある。観光の中心になる推進本部も1人だけではどうしようもない。誰かが訪ねてきても、いつも出払っている状態では対応もできないではないか。観光に本格的に力を入れるのなら、少なくともスタッフも3人とすべきである。ホームページもボランティアの力も借りて効率的に作るようにし、先行投資するところを間違えないようにしてほしい。
とまあ、大筋こんなところでした。ついでに「町長、ウオーキングのホームページをご覧になったことありますか」「いやない」「では教育長、どうですか」「いや、ありません」「それじゃ、すぐにみてください。観光協会のホームページもいま作り始めようと勉強を開始していますから」と、町長、教育長をたきつけてきました。

母がショートステイから帰ってきたので、またいつもの生活にもどりました。食事をとってもらい、着替えて寝かせたあと、ネコを膝の上に載せて(いつも飛び乗ってくる)テレビをつけたら、たまたま「鬼平犯科帖スペシャル」をやっていました。人情に力点が置かれすぎて、鬼平の厳しい面がまるでなく物足りないドラマでしたが、久しぶりで楽しめた。とくにエンディング・テーマソング「インスピレーション」はいつ聞いてもピッタリ。スタッフはどうしてこんな曲を見つけてくるんですかねえ。
しかも、ジプシーキングズのアルバムでは、この曲だけ異質。他の曲は似てはいるけれど明るい曲が多くこの曲が際だっています。まさにインスピレーションですね。またまたビデオ病が出そうな気配。


  4月1日(日)
気をもんでいたオークションがやっと終了。最落価格で買っていただける方がいたのです!!ラッキーでした。
最終的にはアクセス総数が1300近くまでいっていました。関心はあり、価値のあるものだとはわかっていても、これだけの価格になるとやはり二の足を踏むのは当然です。次は最落なしでやるかなと思っていた矢先だったので、よかった。落札してくださった方にかわいがってもらえるといいですけど。何となく娘を嫁に出す親の気分ですかね。
オークションはこのあと断続的に2,3か月かけて、手持ちのOldMacを出品していきます。あとは、たいしたことのないものばかり。総額でもSE/30一台におよばないでしょう。それでもチリも積もれば・・・。コツコツとやることにしますか。

昨日はとんでもない暴風雨でしたが、今日はまずまずのお天気。黄砂がひどく平野がうす茶色にかすんで見えました。全国的にすごかったらしいですね。中国の砂漠化もかなり進んでいるようで、モロに被害が日本に及んできます。ひどいことにならないうちに何とか対策をとらないと、このあと一体どうなることか。
今日は私の住む滝沢地区の総会がありました。いろんな会合を一挙にやるし、しかも委任状の扱いのせいなのか、世帯数に対して出席者は少ないのが問題に思いました。その前後にあちこち花を見て回っていたのですが、今がちょうど梅と水仙、レンギョウなどの季節。梅の花が甘酸っぱいにおいをまき散らしていました。いよいよ花の季節です。












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