バラたちはこの晴天続きですっかり葉を伸ばして、このままいけば6月を待たずに花を咲かせそうな勢いです。
しばらく雨がないのでバラ園もカラカラ。ポンプを駆動させて散水したり、乾いた剪定枝や木材を焼却したりと結構忙しい仕事がつづき、みんな11時頃にはへとへと。いつもより30分ほど早く作業を切り上げました。
作業後の休憩時間は、いままでにない豪華な食べ物が並んで「今日は私の誕生日なの」と叫んでいるメンバーもいました。机には私が沖縄から持ち帰ったスイカとパイナップル。季節のウドやタラの芽、タケノコなどの山菜、おやきやゼリーなどのお菓子、コーヒー、お茶、お漬け物・・・が山積み。いや〜、これだからバラの会はやめられません。
「バラの会で儲けたお金で、いつも豪華なパーティーをやっていると思われたらどうしよう」などと心配する声もなかったわけではありませんが、もちろんこれらは会員がそれぞれの家庭から持ち寄ったものばかりですからご心配なく。
池田町のみなさん!ぜひ会員になって、バラ作りで汗を流し、その後の交流を楽しみましょう!!
下の写真を撮ったのはタイマーではなく私。しかし、私が後ろに写っているのはどうしたことか。いつものことです。
<1週間の沖縄E>
南城市玉城の妻の実家は海抜50メートルほどの高台にあります。段丘のへりに立つと、下は一面のきび畑。その先には太平洋が青く広がっています。
夕方何度か近くを散策しました。気温は20度〜24、5度くらいなので、散歩にはちょうどよいあたたかさ。池田のように極端な温度差はなく、昼夜の温度差はわずかなので、一年中いろんな花が咲いています。散歩中、家々の軒先や野端の花を見るのが1つの楽しみです。
この時期、まず目に入るのが深紅やピンクの大輪の花を咲かせているアマリリス。実家の庭にもあったし、食事で寄った店にも沢山咲いていて印象に残りました。
次に多いのが道ばたのあちこちに茂る月桃。花はちょうど今盛りなのですが、不思議とよく花を伸ばしている株とそうでない株とがあって花がなかなか目にはいらない。この花はとてもきれいで私は大好きです。
その他には、アカバナ(ハイビスカス)があちこちで見られてうれしかった。この花は最近うんと少なくなってしまったので惜しい限りです。沖縄を代表する花ですからね。
沖縄の4月は各地でひまわり祭りが開かれるほどひまわりがたくさん咲いています。また、コスモスもよくみかけます。その他には名前のわからない花がたくさん。
ついでに、昨年我が家でも花をさかせたパッションフルーツの花も近所でいくつかみかけました。フルーツも結構たくさん下がっていましたっけ。ちなみに、もうハウス栽培なのでしょう、実が売りに出されていたので、お土産に持ち帰りおいしく食べています。
ついでに、実家の庭や畑には、たくさんのバナナの木が植えられていて、何本かには房がぶら下がっていました。兄によれば、病気のためにまともに実のならない木があるとのこと。手入れが大事だと言っていました。
今年はシークワーサーの実があまり出来ていません。昨年なりすぎたからではないかと妻。ユリの花がたくさん植えられていて、ようやく一輪咲いていました。妻によれば、昔たくさんのユリが自生したそうで、時期的に沖縄戦当時も同じようにたくさんのユリが咲いていたのでしょう。名前の由来は実際には野に咲く「ユリ」ではありませんが、何となく「ひめゆり学徒隊」の名前が当時も咲いていたであろうこの白百合に寄せてつけられたのではないと思えてきます。