晩秋の安曇野[11月]      | 戻る | ホームへ  |

高瀬川沿いのオリンピック道路が川からそれて豊科方面に大きくカーブを切るとまもなく大王わさび園に出ます。そのカーブのあたりで車を止め、高瀬川の河原を眺めていると沢山のサギが羽を休めていました。
夏になったらこのあたりで野外バーベキューでもしたらいね、と妻と話しておりました。見晴らしもいいし、水もきれいだし。
大王わさび園の付近はたくさんの湧水群があって水の豊富なところです。ゆったりとした水の流れが美しい場所です。
初めてこの場所にきて受けた感動がよみがえってきます。3度目、4度目になると見慣れた光景ということになりますが、それでもこの時期のこの場所は何ともいえない安らぎを感じます。
かなり古びた水車がゆっくりまわて、そのまま絵になりそうな景色。葉の生い茂った夏はまるで趣がありませんが、晩秋から冬にかけての季節はどうしてこんなにも絵になる風景が演出されるのでしょうか。
これも私の気に入ったポイントからの撮影。異なった二つの川が並行して流れています。手前の川は澄んで川藻がゆらゆら。向こうの川は遠くから流れてきたのか濁っています。この先で二つが合流。
晩秋を感じさせる庭園。「夢」の撮影の当時そのままの小屋がいまではまわりの景色の一つとなって往く秋を惜しんでいるようです。
大王わさび園のわさび畑。この時期も葉が青々としていました。