白鳥のいる風景[11月] 

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01 池田町の南のはずれ渋田見地区に今年も白鳥がやってきました。
これらの白鳥はずっとここにいるのではなく、犀川に根拠地を持って昼だけここにえさを探しに来ているのです。行動のパターンは昨年と全く同じ。日が沈む前には次々と犀川に帰っていきます。
02 田んぼに水をはっただけの小さい池ですが、白鳥には居心地がいいらしく、隣の田んぼにもあがってえさを探しています。
白鳥たちは、この田んぼの持ち主が野菜くずなどを定期的にくれるのを知っていて毎年やってくるのです。
 
03 人影もないのどかな田園風景。観光地でも何でもないただの田舎にこれだけの白鳥がいるのはなんだか不思議な気もします。それだから池田はいい町なのかも。 04 今年初めて隣町(今は安曇野市)の明科の御法田(ごほうでん)に行ってみました。犀川のほとりに公園がつくられ、そこにはかなり大きな池があるのです。そこに毎年白鳥がやってきます。
数はあまりいませんでしたが、その代わり「カモ」の大群。そこを訪れる人のまわりに纏わり付いてエサをねだっています。小さいカモなのでみんな可愛い。愛嬌があります。
 
05 多分夕方になればあちこちに遊びに行っている白鳥たちが戻ってくるのかもしれません。
私のようにどこにも行きたくない「ズボラ」な白鳥もいるらしく、ここでエサをねだっていました。水の中の白鳥は優雅ですが、丘にあがるとまるでアヒルです。
06 カモが多すぎて芋の子を洗うようです。カモたちは水からあがったりまたもどったり騒々しく動き回っています。白鳥はさすがにゆったり、悠々と泳いでいます。
 
07 ひとしきりエサをついばみ終わると、カモたちは一斉にお昼寝。くちばしを首につっこんでみんな同じ姿勢で休んでいるのがおもしろい。人が近くにいてもすっかり安心して寝ています。 08 このあと犀川の白鳥湖にも行ってきましたが、こちらの公園の池の方がはるかに親密に白鳥やカモたちと交流することができます。白鳥湖の方はかなり有名なので観光バスが寄ったりしますが、こちらはそんなこともなく住民の憩いの場。家族やお二人で訪れたらきっと思い出になる、おすすめスポットです。