東山トレッキング[4月] 

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01 この時期としては珍しい冠雪。朝起きて車の上や畑が真っ白なのに仰天しました。天気予報では回復するということだったので、それを頼みに出かけていきました。 02 今日は池田町の東、陸郷周辺の尾根づたいを歩くトレッキングの日です。集合は夢農場の隣の三郷公民館。一般参加はそれほど多くはなく総勢20名ほどになりました。赤い帽子(通称「赤帽」)がガイドマスター。
 
03 夢農場の南側をどんどん登っていきます。歩きたくなる道シリーズとは異なって相当な山道を歩くので覚悟はしていましたが、じっさい大変な行程でした。 04 途中いろんな花が目を楽しませてくれました。これは何の花でしょう。紫の花弁が可憐でした。山の至るところで黄色い壇香梅(だんこうばい)が鮮やか。
 
05 朝のうち山道にはまだ少し雪が残ってよく足がすべります。松の木や雑木にかかった雪がどんどんとけてまるで大粒の雨が降っているようで、ザックも服もかなり濡れてしまいました。 06 最初の目的地は妻が以前参加した「まま子落とし」です。池田側と生坂側を分けている尾根はほとんど砂でできているので両方からどんどん浸食されてものすごい絶壁。途中何度も足がすくんでまわりの木をつかんでしまいました。
 
07 「まま子落とし」の西側(池田側)斜面。結構激しく浸食を受けており、松の根で辛うじて尾根が保たれているという感じがしました。
 
08 山野草にくわしいガイドマスターが、山道のところどころで「春蘭」(しゅんらん)をみつけました。その道のプロが見るとたちどころにわかるのですね。私などは言われてもわからないほどでした。 09 山道はますますけわしく「けもの道」のような細い道(??)を伝って歩いていきます。ところどころにかなり大きな動物のものと思われる「フン」がどっさり固まって落ちていました。ある人は動物の「公衆便所」と呼んでいましたっけ。一匹がすると他のものもそこへするんですかねえ。
 
10 いったん開けた道に出てさらにまた山道に分け入って、今度の目標は「登波離橋」(とはりばし)。今回のトレッキングの目的の一つに、山桜を見ながらの散策というのがあったのですが、残念なことにまだ固いつぼみ。麓の方では少し花がほころんでいるような木も見えましたが、全体にようやく赤みがさしてきたという感じでした。 11 向こうに見える緑色の橋が登波離橋。何ともおどろおどろしい伝説を伝えるこの橋は今では鉄骨の頑丈な橋になっていますが、その昔は木造のもので何度か掛け替えがあったのだとか。
 
12 橋を過ぎたあたりで、地元の若い人たちが茶店をひらいているところに出ました。ここで昼食休憩。コーヒーやクレープを買い求めてしばし道中の足の疲れをいやしました。あと一週間もすれば桜も見頃になるらしい。 13 午後3時過ぎようやく元の夢農場に到着。今回の行程はフルコースとかで、私のように普段鍛えていない人間には本当にきついコースでした。足がつってくるし、腰は痛くなるし・・・・。