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10月31日(日) 晴れ  気をつけます         

朝から秋晴れの気持ちのいい天気です。10月も今日で終わり。本当に早く感じます。
11月1日から”新しい市の誕生”です。だいぶ前から宣伝していたのですが、いよいよ施行の日になりました。上平や利賀村などの山間部と福野・井波などの8町村が合併し「南砺市」になるのです。文化が豊かなエリアになると華々しくアピールが行われています。

さて、今朝は足が痛くて何もできません。昨日無理をしたせいでしょう。わかってはいるのですがついつい走ってしまいます。病院も休みですので午前中安静にしていました。お天気がいいのに困ったと思いながら休んでいましたら少しは治まりました。
趣味のクラブの記念行事が迫っているので午後から打ち合わせに出かけました。会計係をしているのでお世話が大変です。案内の名前書きからその発送・返事の受け取り方まで細かい打ち合わせがあります。商品の注文・パーティの用意など行事を一つやるにも大変な労力を要します。これからしばらくは忙しくなりそうです。
新聞紙上では文化の日にちなんで表彰者の写真や名前で賑わっています。友人の旦那様が教育表彰を受けていましたのでお祝いの電話をしました。

今日は夕方から仕事です。職場は比較的穏やかな日で何もありません。おかげでゆっくりと11月の配膳当番表を印刷して配ることができました。まだ日にちがあると思ってゆっくりしすぎて大慌てになってしまいました。終わって一息。やれやれ朝まで無事でありますようにとつい祈りました。


10月30日(土) 曇りのち雨    長いものには巻かれろ     

予報通り午後から雨になりました。今日は職場では全員出勤していることでしょう。と言っても私だけサボっているわけではありません。
管理職から職場で「市長の講話」があるから全員出るようにという通達がありました。命令ですから時間外手当の対象になります。誰も何の反応もありません。土曜日で休みになっているのにみんな用事はなかったのでしょうか。それとも出ないと後が怖いからでしょうか。
私は医者に予約を入れてあったので出られない旨を告げると「何とも言えない。終わったら来ることにしておく」と言う返事でした。はじめから無理だとわかってはいましたが一応了承だけはしておきました。怖いものがないというのは強いですね。
市長が各職場を回って話をしていることは噂には聞いていたので、市長が来ることも話の内容も大体の見当はついていました。
現在富山市では市内の交通網を大幅に改造する計画が立てられています。そのためには富山地鉄の協力が必要だからとして地鉄にかなりの資金援助をしているために、他の企業から苦情もあるようです。
この地鉄問題というのは富山市がドーナツ化現象で中心地の街が空洞化している現実に目を向け、交通網を整理することで買い物客が街に集まる手だてを講じようとするものです。だから市は一企業援助とは違うのだという説明をしてきました。このような問題を市長自らが出向いて説明をしようというわけです。おそらく理解を求める話なのでしょう。わざわざ時間外手当をつけてまで話す必要があるのでしょうか。矛盾しているような気がしますが。
ちなみに市長が替わってから改革の名の下にいろんな手当がカットされました。紙切れ一枚で職員の協力をお願いしますと言うだけでした。組合も手が出ません。

そんな話を聞きたくないからと嘘をついているわけではありません。定期の検査の予約を入れるための診察が入っていたのです。朝そんなに早い時間の診察ではないので少しゆっくりと出かけました。
この病院は他の公立病院より評判がいいし土曜日もやっているので勤めている人には都合がいいのです。検査も今予約をしても年末まで詰まっているのです。
ただ一つ納得のいかないことがありました。「特別診察料」を請求されたことです。
大きい病院はどこでも初診の患者がきた場合は開業医からの紹介状がないと特別診察料として2000円を払わなくてはなりません。私の場合は前にこの病院で検査をして次は2年後にしましょうということになっていたのです。紹介状があるわけではありません。事情を話しましたが”決まりですから”の一点張りでした。まさか同じ病院でこのようなことがあろうとは思っても見ませんでした。

納得のいかないことばかりで頭にきていたのですが、夜「常願寺川付近の池に白鳥飛来」というニュースを聞いて吹き飛んでしまいました。
毎年観察している人の談話では例年より早いのでこのまま居着くのかどうかわからないとのことでした。私は実は白鳥がくるのを待っていたのです。呉羽の田尻池にも毎年飛来するので写真を撮るのが待ち遠しいのです。冬の使者白鳥が池いっぱいに泳ぎ回り羽をのばしている姿は何とも言えません。早く来てほしいものです。


10月29日(金) 晴れ     冬に向かいます     

昨日・今日ととても気持ちのいいお天気が続いています。週末は雨マークになっていましたから、この天気も今日までのようです。
ぽかぽか陽気の午後、施設の周囲をお散歩してきました。施設では知的障害や身体に障害を持つ人たちがグループを作って活動をしています。グループワーク活動としてお散歩や園内でできることをやっているのです。今日は天気がいいので西の番墓地の近くまで足を伸ばしてきました。いまコスモスが満開でとっても綺麗でした。
最近は寒くなったり暑くなったりするので風邪を引きそうです。またインフルエンザの季節が近づきました。市から予防接種の案内がきているので全員受けてもらおうと思っていますが、多分100パーセントは無理でしょうね。子どもと同じで注射を怖がる人がいるので説得活動を進めている最中です。
また新潟地震に関連した職場の様子を少しお知らせすると、はっきりした期日はわかりませんがこのホームに新潟の施設が復旧するまでの期間仮入所する人があるとの案内がありました。そう言えば阪神災害の時も神戸から来ていましたが、その方は鬱症候群になっていて落ち着くまに時間がかかりました。今度はどんな人が見えるのか気になります。


夜は久々に演劇鑑賞会の会合です。自分の担当例会が終わったら楽になり職場の旅行やらその他の行事で何回かお休みをしていたので本当に暫くぶりです。
冒頭に新潟地震の救援金のお話がありました。新潟、長岡ブロックで被害を受けた人たちがいるので東海北陸ブロックでもカンパ活動に取り組んでいます。役員でもある富山高専の職員から新潟高専に物資を運んだという報告がありました。県内からも給水や医療支援が着着と進められているようで少しは気が楽になりました。
富山演劇鑑賞会も会員が伸び悩んでいることもあって、事務局長が定年を迎えることを機に事務局体制も3人から2人になることが明らかになりました。現在の3例会を維持するためには予算上仕方がないと割り切るしかありません。今37年目、せめて40周年記念の節目までは現体制を保ちたかったのですが残念です。会員を増やすしか方法はないのでまた頑張るしかありません。自分もこれで終わり、いい時に役員をしていたのかな。この厳しい現実を目のあたりにして気力がなくなりかけている自分が恥ずかしくなりました。まだ任期中です。最後まで頑張らねばと気持ちを新たにしました。

イラクの人質事件や暗いニュースが多い中、氷見ではブリが大量に水揚げされて各料理屋さんに運ばれたという美味しいニュースが聞かれました。今年は富山湾にブリが回遊するらしいとのことで豊漁になるのではないかと囁かれています。私たち庶民の口にも入るのかと思うとか楽しみです。


10月27日(水) 雨のち曇り    ただ見守るだけしかできません     

昨日も一日中降り続いていました。寒くて職場では暖房の試運転をしました。暖房を入れると今度は暑くなるし変な天気でした。
今朝も朝から雨が降っていて寒いです。朝、布団から出るのがだんだん辛くなってきました。今からこんな調子では真冬が思いやられると気合を入れつつも仕方なく起きました。
雨は午後から上がりましたが、寒いので暖房はとうとう一日中入れていました。お年よりも本格的な厚着になりました。
家の中にいても寒いので新潟の避難者の方はさぞかし辛い日々を送っていることでしょう。何も協力できないので、ボーリング場に設置された募金箱にわずかですが募金をしました。テレビは朝から新潟の地震関連の放送です。死者が31人にものぼったことや、行方不明になっている親子の乗っていた車が急斜面で発見され本格的な救出作業が行われると報じていました。どうか親子が無事であってほしいと誰もが祈っていることでしょう。
午後からは皆さんがテレビに釘付けになっているので、気になって覗いてみました。例の行方不明の親子の救出作業の様子が放映されていました。男の子が無事救出され病院に搬送されたということです。びっくり。本当に奇跡ですね。母親とお姉ちゃんはまだだといいます。2次災害が起きないように慎重に作業が行われているようですが、見ている側では車を切断して助けられないものかじれったい思いでした。

帰りのラジオのニュースで母親は救出されたが病院で死亡が確認されたという残念な結果を聞きました。本当にかわいそうです。
それからちょっと余談ですが、今朝の新聞に「避難住民にアンケート実施」「眠れないが7割越す」とありました。不安な生活を送っている人に何を一番に改善してほしいかと聞くのでしたらいざ知らず、アンケートをとるなんて信じられません。「眠れますか」と聞く方がおかしくないですか。健康の不安・家の事・先が見えない事などの不安で眠れないのは当たり前ではないですか。そんな事をしている余裕があればもっとするべきことをして下さい。小泉首相も被災者の訪問をしていましたが、ポーズだけに終わらないでほしいと思います。


10月25日(月) 晴れ      大病院の診察に不信感     

今朝も朝方地震がありました。新潟ではまた強い地震があったのでしょうか。余震もあるようで眠れないでしょうね。
今日は入所者の付き添いがあるので県立の病院へ直行しました。その人は一足早く行って受付をして待っていました。8時半の予約なのですが早めに行って8時には着いていました。私も8時過ぎには到着し二人で待っていました。
ところが9時を過ぎても医師は来ないのです。いったいどうなっているのかと思いながら予約の時間から待つこと45分。やっと診察が始まり結局10時ごろに順番が回ってきました。
月曜日のせいか混雑していて順番はまだですかと尋ねる人も多くみられました。腹が立ったのは、医師の到着が遅いのを棚に上げて「混雑しているため60分遅れです」という紙が張り出されてだけだったことです。
あまりにも遅いので事務の方に順番を聞いていましたら、待たせて済みませんの一言もなく「私は知りません、私の責任ではない」と言って去っていきました。医者だけでなく連帯責任ではないかと思いました。
以前「待ち時間3時間、診療3分」というのが問題になりその解消のため何処の病院でも予約制が取られるようになったのですが、前より少しはいいかなというだけで根本的な解消にはなっていません。患者は待って当たり前という気持ちがありありです。病院の方針に「私たちは患者さんの立場に立った医療をします」なんて掲げているのを見ると全く矛盾し、職員教育から始めなさいと言いたくなりました。
医師と患者の関係が上下関係にならないよう十分な説明を医者から患者に行う「インフォームド・コンセント」が一般的になるなど、いろいろ改善が図られてきましたが私立や県立の病院ではまだまだ患者は弱い立場であることを感じました。真に患者の立場に立つというのはなんなのか全員で掘り下げて、そこに勤める一人ひとりの心構えが変らない限り改善には繋がらないと思いました。
最近は特に医者が患者に触れる(触診)事がなくなりました。今は画像診断や臨床検査の診断だけで聴診器を使うこともあまりしません。昔は医者が体を触れるだけの診察だけでも病気が治る人もいました。人間関係も希薄になっているのですね。今日付き添った人もいろんな意味で一人では受診できないので付いていったのですが医者の気持ちは見抜いていました。どんな人にも気持ちは通ずるものです。

ところで夜は昨日に続いて野球の応援です。第7戦、勝っても負けても最後です。友達との食事会があり、帰りが少々遅くなってしまいましたが終わっていなくて良かった。5対0で勝っていたので安心しました。9回の裏でヒャとした場面もありましたがなんとか逃げ切りました。西武ライオンズ、優勝おめでとう。松坂大輔くん頑張れ。


10月24日(日) 晴れ      手作りの味を押し売りしました     

昨夜は一晩中新潟地震の報道でした。富山は何事もない朝を迎え昨夜の地震でさえもテレビを見るまでは知らなかったという人もいるほどでした。新潟では被害状況もどんどん増えているようですね。お見舞い申し上げます。
道路の破壊や土砂崩れもひどく、死亡した人も増えている状況や多くの怪我人が病院に運ばれる様子を見ていると本当に天災の恐ろしさを改めて感じました。阪神大震災でも感じたはずなのに「喉元過ぎれば・・・」でつい忘れてしまうのですね。いつ自分の所に来るかわかりません。備えあれば憂えなし、今度こそ地震対策をしなければと強く思いました。と同時に運良く避難できた方々の食料も十分ではなくおにぎりが1個、パンが1個という状況を目のあたりにすると十分に食べている自分たちが申し訳なく思いました。
地震も台風も少ないから平気と多くの県民が思っている富山ですが、今年は台風も来たし近県で地震も起きたので少しは災害に対する意識が変わってきたのではないかと思います。職場でもその話で持ちきりになりました。


ところで昨日、蒟蒻芋から始めて手作りで蒟蒻を作り感激したところですが、娘や妹に上げるにはもっと見栄え良く作って持って行こうと今朝帰宅してから再挑戦してみました。
昨日の出来は少々硬めで型に長し込むときにうまくいかなかったので今日は水の量を増やしてみました。今度は形は整ったのですが、柔らかくぷりぷりになりすぎてしまいました。形は悪くても昨日のものが良かったので、とりあえず娘の所だけに届けました。姪(亡弟の娘)が彼氏と一緒に孫にお付き合いをしてくれて、動物園で遊んで来たところだったので彼女にも少しおすそ分けをしました。みんな始めてですから珍しがって食べてくれました。妹に上げるまでには一段と上手にできることを自分で期待しています。
久々に髪もカットし顔も剃ってもらって気持ちよくなって帰りました。夕食も食べていくように勧めらましたが、野球(日本シリーズ)が見たくて失礼しました。
日本シリーズ第6戦、西武2対中日3。野球は普段はあまり見ませんが、日本シリーズだけは毎回欠かさず見ています。特に好きな球団もないのですが、今年は西武ライオンズの応援です。今日負けると終わってしまうのでどうしても勝ってタイにしたい。そう願って応援したところ勝ちました。明日の7戦が勝負です。


10月23日(土) 晴れ   美味しい思いの後の地震     

夫から蒟蒻芋が送られてきました。昨夜配達されていたのですが留守にしていたので受け取れず、今朝郵便局で引き取ってきました。待っていたのにちょっと留守にしていた間に届いていたのです。
先日テレビで、全国の自給自足家族を訪ねる番組が放映されていて、その中で蒟蒻芋を植えて手作りでコンニャクを作っている様子が紹介されていました。とても簡単そうに見えたので私は「うちでも作ろうよ」と乗り気になってしまいました。
その後夫が池田の農協の直売所でその芋が売られているのを見つけ、まず手初めに彼が作ってみることになったのです。「とても美味しかった」という話を聞いたらますます作ってみたくなりました。
さっそく同封の説明書に従って挑戦です。失敗してもいいようにまず少量で試してみました。夫の経験談を聞いていたので私ははじめからうまくいきました。よかった。
2時間ほどアク抜きが必要とありましたが待てずに1時間で試食をしてみました。プリプリ感が何ともいえません。ほんとに美味しいの一言でした。夕方からは仕事に出かけるので明日にでも娘のところに届けよう。


出勤すると一人の入所者が事務所の中に入って何か怒っています。「ここの職員はみんな泥棒だ」とわめいているのです。
この人は入所してもう一ヶ月にもなるのに「ここから出してくれ」「みんな嘘つきだ、泥棒だ」と叫び続けています。この言葉以外に言葉を知らないのかと思うほどです。そして玄関に出て息子が来るのを待っているのです。高齢になってこのような目にあって気の毒ですが暫くは我慢してもらうしかありません。いつものように説得するのですが効果がありません。
食事の時間を迎え、何とか食事を済ませた頃に地震。結構揺れたのでびっくりして様子を見ていましたがすぐに収まったので一安心でした。その後のテレビはどこの局も地震情報番組になっていました。震源地は新潟県。震度6強の揺れが3回もありまだ余震のおそれがあるから注意するように呼びかけていました。池田町も近いので気になって連絡したところ、3回揺れたが大丈夫とのことで安心しました。台風が去ったばかりなのに今度は地震。今年は台風も多くそれに地震も加わって日本列島に異変が起きているのではないかと気になりました。


10月21日(木) 曇りのち晴れ     台風23号富山を直撃     

台風一過とまでは行きませんが昼過ぎから何とか晴れてきました。
昨日の台風の影響で今朝の出勤時は大変な混雑でした。あちこちで木が倒れ道を塞いでいたり、トタンやその他の障害物が飛んできて通行の邪魔になったための混雑でした。危うく遅刻になるところでした。
昨日は本当にびっくりしました。大型で強い台風23号が県内を直撃したのです。仕事が遅くなって午後の10時ごろに帰宅しましたが、その頃がちょうど県内に最接近したところでした。車は揺れるし、信号は消えているし、山沿いの道を通ると木が倒れすでに道を塞いでいました。仕方なくユーターンし別の道で帰りました。家が古いので屋根が飛んでいってしまわないかと心配でした。
後で台風情報を聞いていると、県内で瞬間風速が40.6mもあったそうです。いつも富山県に来るまでにはそれてしまうので今回も同じだろうと軽く考えていたのです。ですから台風対策なんて何にもしていません。職場では箱まき用の野菜箱が壊れてしまいました。私の家ではあまり被害はなかったのですが、同僚の話では車庫のドアが壊れて車が出なかったり屋根が半分飛んでいってしまったりしたということです。
停電の所もあったようです。大沢野では民家が倒壊する可能性があるとして避難勧告が出ていました。今度の台風は海の方から吹く北風の直撃だったようです。立山も盾の役目は果たさなかったのですね。
昼から緊急避難として一人の男の人が、ショートで入ってきました。昨日の台風で床上浸水をしたというのです。復旧するまでの利用です。その方から昨日の様子を聞いていましたら、凄い勢いで家の中に水が入ってきて肝をつぶしたそうです。身近に被害を受けた人から話を聞くと一段と生生しくなります。改めて水の怖さを実感しました。
今年の上陸台風は10個で平成2年と5年の各6個を上回って最多記録を更新しています。また新たに発生しているニュースも聞かれます。10月になっても台風なんてあまり聞きませんが今後も警戒が必要ですね。


10月19日(火) 曇りのち雨     秋の味覚に舌つづみ     

またまた台風23号が発生。今度は前よりも強い台風と聞いて沖縄の母に電話をしました。母はこれからが本番だというのです。兄が台風の対策はしてあるから心配はないと言っていましたが家から出ないように言い聞かせました。
富山は午前中は曇っていてなんの影響もなかったのですが、午後から雨になりました。風はなく今のところは台風の影響はなさそうです。
職場ではこんな日はみんな外へは出られないので、ミニ喫茶にしました。隣の子どもたちとの交流で芋掘りをしたのでその芋を食べる事にしたのです。
秋の味覚の代表はなんといっても「さつまいも」ですね。今年は草取りの管理を怠ったために草に負けて量は取れなかったので少ししか食べられなかったのですがとても美味しい芋でした。地方によっては台風でそんな余裕のないところもあるというのになんと平和な事。
お芋を食べながら見ていたテレビでは鳥小屋が熊に襲われ150羽が死ぬという被害があったようです。熊の被害がいつまで続くのかといいたくなりますね。
そのほかのニュースでは何処でも市町村合併が行われており、11月1日から南砺市になる平村では名前が五箇山に変わるのでアメダスの名前も変わるといいます。五箇山観測所になるそうです。そんなに大きい町が必要でしょうか。大きくなればなるほど人間関係も希薄になるだけだと思うのですがみんな大きさに憧れるのですね。
夕方は特に用事はないのでまっすぐ帰ってゆっくり出来ました。あまり家にいないので携帯以外は電話もないのですが、たまたま掛かってきた友達からの電話。話し好きなため長電話、長くて長くて疲れてしまいました。


10月18日(月) 晴れ     留守の間に火事騒動     

今日の新聞のトップには「新知事に石井氏」という大見出しで昨日の知事選の結果が載っていました。石井氏25万6千票に対し黒田さんは7万2千票でした。保守王国富山でしかも4党相乗り。当然の大差ですがよく頑張った方だと思います。ただびっくりしたのは投票率37.27%の低さ。この低さで知事を決めていいものかと疑りたくなりました。知人も家では6票あるのに投票しなかったといっていました。理由は誰に投票していいかわからないことでしたが、もっと自分の生活に照らして政治を考えなければいけないのではないかと思いました。黒田氏は夫の友達だったので、よく頑張ったと伝えてくれと言っていました。
今日は夫も帰ります。また寂しくなります。夫を送るために午前中仕事を少しだけお休みにしましたので、朝のうちに駅まで土産を買いに行ってきました。午後からは母がショートから帰ってくるのでそれまでに着かなくてはいけないので、早々に発つことにしたのです。昨日のうちにトラックに荷物を積んでいたので、雨が降らなくてよかったと胸をなでおろしました。


道中の無事を祈って送り出した後私も出勤しました。またまた先週からの休みがつづいたために暫くぶりの職場です。
案の定、いろいろの出来事がありました。ある人がタバコを吸おうとして紙に火をつけ危うく火事になりそうな騒動があったと聞いてびっくりしました。
騒動を起こした人は日頃から挙動不審の履歴があり、人のものも黙って持ってきてしまう人でした。話を聞いてうなずけました。精神障害の疑いがあり薬を服用して治療を続けてはいましたが効果がなく、結局入院治療となったといいます。普段は話の通じる人なので、なぜそのような行動を取るのか聞いてみると、自分でもわからないうちに手が勝手に動くというのです。とても信じられないのですが、入院の後本人の部屋を片付けたら被害届けが出ていたものが沢山出てきました。他の入所者が噂するので「勝手に人を疑ってはいけません」となだめていたのですが証拠品を目の前にすると認めるしかありませんでした。眠れないのも原因の一つにあげられるので、眠れるようになるまで預かりますと入院させてくれた病院に感謝しました。良くなって帰ってくるのを待つだけです。
ほんとに次から次と心配の種が尽きません。一難去ってまた一難とはよく言ったものです。毎月避難訓練をしていますが、痴呆が入ると効果はありません。大事に至らなくて良かった。それに比べると色恋沙汰のほうが可愛くていいですね。
以前から予約していた検査入院の人もたまたま同じ日に入院になり大変だったと勤務の職員から報告を受け、長く留守にしていたので申し訳なかった思いでした。お土産を配りながら、長い事休ませてもらって有難うございましたと心からお礼を言いました。


10月17日(日) 晴れ     1トン車で引越し準備     

今日は県知事選の投票日です。私はこの週末は忙しさが予想されたため期日前投票をして来てきたのでゆっくり出来ました。夫は母をショート・ステイに預けての来富。この際他の用事も兼ねて来ているのです。
午前中にその用事を済ませてその後引越しの準備にかかりました。といっても今すぐ引越しをするわけではありません。近い将来の引っ越しに備えて少しづつ荷物を運ぶ事にしたのです。
娘も自分のものを片付けに来てくれました。嫁いで4年にもなりますが、まだこの家に荷物が沢山残っているのです。一日では片付かない量です。
孫が来ていないので様子を聞くと、お仕事に行くのだということを話したら「わかった、とと(お父さん)と公園に行くよ」とあっさりしていたそうです。そういえば最近泣かなくなくなりました。保育園から帰ってもお友達の家に遊びに行く時間の方が長いというので、交友関係が広がったのですね。
纏わり付く子がいないので、さぞかし仕事がはかどるかと思いきやそうもいきません。長年置いてある荷物ですから懐かしいものが出てきては手が止まったり、そんな事を繰り返しての整理です。夫が一トン車を知人から借りてきたので欲を出してつい沢山積み込もうとしたのですが、池田に着いて荷物を下ろすのが大変です。まだ時間はあるので程ほどにしました。
夜は婿さんと孫が合流して一緒に食事をしました。夕食はおでんにしました。夫が池田から沢山の野菜を土産に持ってきてくれたのです。朝食に大根おろしをしたのですが、超辛で喉も痛くなりました。しかしおでんでは見事に美味しさに変身してくれました。お肉の大好きな婿さんはちょっと残念といった所でしょうが食べてくれました。孫も野菜も大好き、大人の世界で育っているので大人の食べ物はなんでも食べます。
食事のあとは運動会のビデオを見せてもらいました。音楽にあわせて踊るのが大好きのようでマネをして踊って見せてくれました。お尻をふりふりするところがまた一段と上手でした。娘も「園でも一番上手だった」と親ばかぶりを発揮していました。日ごとに成長の様子を見せていますが、ばばの膝には来てくれません(ちょっと不満です)。いつになったら一人で泊りに来るのと聞いたら「6歳」と言う。返事は一丁前です。お風呂をすませて帰っていきました。久しぶりに賑やかな夕食でした。


10月16日(土) 晴れ      寒くなりました  

昨日遅くに旅行から帰りました。東北はお天気もよく何よりの旅行日和で楽しんできたのですが、富山に着いてその夜の寒かったこと。暖房の準備もまだしていないので寒さで震えていました。今にも雪が降るのかと思うほどでした。暖かくなってやっと眠りに着いたのが随分遅かったので少しだけ朝寝坊をしました。
今日は、夕方には夫が引っ越し荷物を積みに来るのでいつまでも寝ているわけにも行かず、まず病院行きから一日が始まりました。足の方はそんなに痛くもならずに旅行を続けることができました。しかしまだ治療を続ける必要があるので注射をしてもらいました。不思議なもので痛みが緩和すると気分も楽になります。当たり前のことですがまだ自分の体に回復力のあることを実感し自信がつきました。後は買物をしたり、明日からの荷造りの準備に備えて支度をしていました。
夫は当初夕方には呉羽に着くと思っていましたが、娘の嫁ぎ先に用事があるからと直接そちらのほうに出かけました。娘に散髪をしてもらうのと、パソコンの調子が悪いとのことで修理も兼ねての訪問でした。
私はその間予定変更をしてボーリングの試合に出る事にしました。ひと月に1回のリーグ戦です。多分今日は出場できないと思いメンバー変更を依頼するつもりでいたのですが急遽出る事になったのです。
夫は娘の家で夕食もご馳走になったので有難かったです(お世話になりました)。ちょうど私の試合が終わった頃に帰って来たので良かった。明日は忙しくなりそうです。


10月15日(金) 晴れ     終わり良ければすべて良し

待ちに待った最後の日。旅行がこんなに終わるのを待ったのは初めてです。
最後は山形県です。山形の庄内地方はよく来ているのですが、内陸は久々です。観光物産会館以外は始めての場所だったのでよかったです。
始めに行った所は天童市の個人所有の庭園でした。すごいお庭でした。それは昭和初期の不況下での失業対策を兼ねて築庭しものだといいます。酒造業で財を成した三戸部さんという人が50歳の春、決する所があり隠居。一日に50人から300人の人夫を雇い8年の歳月を要してつくったといいます。苦労も楽しみもみんなでという意味で「御苦楽園」と命名。妊婦さんには2人分の人夫賃を払ったそうです。庭の石柱には処世訓・金言が刻まれて子孫には財産よりも精神の相続をと願っていたそうですね。こんなすごい人もいたのかとびっくりしてきました。


次に訪れた斉藤茂吉記念館。ここも始めてでここでも明治男の凄さを感じました。今は金がなくても教育が受けられる時代になっているのに努力しなかった自分が恥ずかしくなりました。
毎日お昼は弁当や料理屋の食事だったのでラーメンが食べたいなんて贅沢な思いをしていましたが、今日だけはお昼が楽しみでした。
「こんにゃく番所」というこんにゃく料理専門の店です。こんにゃく懐石で沢山の料理が出てきましたがとても美味しく、こんにゃくだとは思われないものもありました。今回の旅行のしかも最後の日にいい思いをしました。
あとは土産を買って帰るだけ。みんなの思いは同じようでした。
内陸は海産物ではなく果物が中心です。有名なものはなんといってもさくらんぼです。収穫が終わったのでシートをはずしたハウスのワクだけが残っていました。今はぶどうや柿が出回っていました。ぶどうはもうそろそろ終わりのようでした。
もう一つの名産ラ・フランスは少々高くて手が出ませんでした。結局は山形の土産は「もってのほか」という菊の漬物に終わってしまいました。

世代も違い面識もない人たちとの旅行。その意味では一人旅の気分も多少あり、自分なりに楽しんで来ました。
山形からの帰りの道路にはコスモスが満開で気持ちを癒してくれました。秋田と青森では紅葉が見られましたが、紅葉の綺麗さでは日本一だという山形の赤芝峡というところは11月が見頃だといっていました。
バスの座席の後ろの老人は途中で帰ることになるかもしれないと心配していたといっていました。年配の人が多い中何事もなく無事帰れたことはよかったです。心配していた天候も良く、寒くもなく、ほんとにいい旅行でした。写真もいくつか紹介します。


10月14日(木) 晴れ     お寺めぐり

今日は岩手県です。ホテルの近くにある南部鉄器を見学しました。多くの鉄製品が作られていて中には1200万円もするという大きな土瓶が目を引きました。高岡の銅器のようなものでしたね。
今日の見物のメインは平泉の中尊寺という有名なお寺です。お寺の事はよくわかりませんが、天台宗東北大本山で慈覚大師を開山としているそうです。平泉は藤原兄弟が納めていた歴史のある町で源の義経や弁慶の墓も近くにありました。


ここでは専門のガイドさんが案内してくれました。中尊寺と聞いてもピントは来ませんでしたが、天台宗と聞いてハッとしました。もしかしたら瀬戸内寂聴さんと永禄輔さんの対談の中に出ていた話はここかと思い出しました。ガイドさんに聞いたところ一時今東光さんがこの寺の住職をしていたことがあり、そのときにここで瀬戸内さんが得度されたそうです。今は天台寺という寺の住職ですと教えて下さいました。天台寺は中尊寺から1時間くらいの所にあるそうです。本の中では岩手と繋がらなかったのですが、実際にこの地に立って始めて、よくも京都からこんな遠い所まで通ってくるものだとつくづく感心してしまいました。
これからお寺をいろいろ回りますが、まだお寺の有難さがよくわかりません。こんな思いのまま中尊寺の近くにある毛越寺(ここは薬師如来)へ。ここも慈覚大師に関係があるようです。
最後は宮城県の松島の瑞巖寺と五大堂見物です。ここも専門のガイドさんの案内です。地元の方言で上手に案内して下さいました。




松島は日本三景の一つであまりにも有名でさすがに何回もきています。何回来て説明を聞いてもすぐ忘れて、今回の説明で伊達政宗のゆかりの地で五大堂は伊達家の菩提寺であるくらいしか印象にありません。歴史を知るには古くからの知識が必要なため面倒で覚える気にもなりません。
夕方仙台の町を横目にしながら秋保温泉へと向かいました。「佐助」というホテルで昨日と同じくらいの大きなホテルでした。大きい割には人手不足からなのでしょうかサービスが今ひとつでした。
宴会も2日目になると飽きてしまいます。とりたてて印象に残る料理もありませんでした。朝はめずらしくバイキングではなく和食のお膳でした。親しい人もないのでだんだん嫌になり、慰めは温泉だけになってしまいました。


10月13日(水) 曇りのち晴れ     十和田湖畔散策

早朝の秋田港は曇って涼しい感じでした。今回の旅行は東北4県を旅するわけですが、ほとんど駆け足です。いつかの旅行も秋田は確か素通りしただけでしたが、今回もまた同じように通り抜けるだけになりました。男鹿半島が遠くうっすらと見えていましたが、海岸線を一路青森県へ向かいました。
朝食は勿論バスの中です。東北の高速道路は車が少なく、北陸道よりも少ないのでのんびりした感じを受けました。途中、鷹の巣・発荷峠で休憩をしながら奥入瀬渓流へ。
午前中は曇っていて途中の景色もよく見えなかったのですが午後からはお天気になり、奥入瀬渓流ではとても気持ちよく散策できました。台風の影響でいつもより水量が多いという事でしたが気にもなりませんでした。


十和田湖半では、昼食に秋田名物のきりたんぽ鍋を食べました。昔食べて事があったので懐かしくなりました。あとは周辺散策ですが、バスに乗っている時間の方が長いので散策の時間が長く取れません。十和田湖は降り立ったのは今回が初めてなので、感慨深い思いでした。高村光太郎作の「乙女の像」も行ってきました。


着いた途端、俳優の加藤剛さんが撮影を終わったあとスタッフと話している場面に遭遇し、そちらの方が気になり見入ってしまいました。ほかの人は写真を撮っていましたがさすがにそこまでする勇気はありませんでした。思わぬ収穫をした気分でした。
帰りは樹海ラインから高速に入り今晩の宿泊地へ。宿は岩手県の鶯宿(おうしゅく)温泉です。泊まるホテルは小岩井農場の近くでした。「森の家」はとても大きいホテルで、サービスは行き届いていました。
宴会料理は何処も同じですが、豆乳のシャブシャブは美味しく印象に残りました。後は温泉も良かったし、初めて足の裏マッサージというものも経験して一日の疲れが取れました。


10月12日(火) 曇りのち雨     東北の旅へ出発

当直明けで午後から帰宅しました。明日からまた暫くお休みするので仕事の段取りで大変な午前中でした。
家に帰り昼食後も近所の方に留守のお願いやらその他の事で落ち着く暇もありません。それらが終わってやっと旅行の準備にかかりました。
今日の夕方から金曜日まで3泊4日の旅です。集合場所が家から遠いので早めに家を出なくてはいけないし、それに駐車場もないので車で行くわけにも行かず困ってしまいました。荷物も多い上に運悪く雨は降ってくるし大変。慣れないバスや電車を乗り継いでやっと集合場所に到着しました。
集合時間より30分も早かったのでお茶でも飲もうかと思ったらほとんどの人が集まっていました。やっぱり、年を取ったら何処の人も同じですね。
今日の旅行の年齢構成は50台半ばから70台後半と幅広い構成です。旅行保険業者主催の私的旅行です。10年前に「満期金額でヨーロッパ旅行」というキャッチで募集していたもので、あっという間に最後の旅行になりました。勤めの関係で海外旅行には行けませんでしたが、最後だから国内旅行だけは行かせてもらうことにしました。
行き先は東北方面です。新潟からフェリーに乗り秋田まで行き、そこからまたバスの旅になります。
今日は船中泊です。船は昔里帰りする際によく利用したので慣れていますが、こんな大きなフェリーは見たことがありません。映画でみたタイタニック号に乗った気分でした。久々の船旅ですが、遅いのでお風呂だけ使って入眠。4人部屋で2段ベッドなので夜行列車の寝台車に乗った感じでした。秋田港まで約6時間、船酔いもなく寝ている間に着きました。


10月11日(月)体育の日 曇り     びっくり熊騒動

連休最終日。土・日と楽しい時間を過ごしてきたので今日はお仕事です。朝から明日までの通し勤務です。うーん仕方がない頑張ろうと勢い込んで出勤しました。
通勤途中でラジオを聞いていたところ、朝早く月岡中学校の近くに熊が出て3人が怪我をしたというのです。熊はそのまま逃げたので猟友会の人が探しているらしい。大変だ、その場所までは職場からほんの8キロくらいしか離れていません。これはきっと大騒ぎになっていると思い職場に急ぎました。
ところが職場ではお年寄りがラジオのニュースを聞いていなくて誰も知っていませんでした。テレビではまだ放送していなかったようです。いつものように散歩に出かける人もいました。さっそく放送で案内をして暫くの間外出を禁止。ラジオなりテレビなりで様子を見ようと言うことになりました。
先日、上市町の老人ホームにも熊が侵入したとのニュースがあったばかりなので「今度はいよいよここまで来たか」と感心する人もいました。もうすぐ冬眠のはずなのに空腹では冬眠出来ないのでしょうね。熊はわざわざ意識してホームに進入したわけではないのでしょうが、どうしてまたこんな富山の町まで来たのかと何だか熊が可哀想に思えました。
今日は休日を利用して換気扇の清掃に業者が来ているし、煙探知機の誤報で非常ベルは鳴るし大変でした。いつもの穏やかな休日とは大違いでした。午後から熊は捕まったというニュースを聞いて外出していいかとの声がかかったので許可を出しました。ところがよく聞くと小熊が逃げてまだ見つかっていないことがわかり、十分注意するように再度放送で案内をしました。夜になってもまだ見つからないようで注意するようにと村の宣伝カーが回っていました。何事もなく終わりましたが、やれやれこんなところまで熊騒動がおきるなんて本当にびっくりです。今日は厳重に鍵をかけて寝るように再度注意をして休みました。


10月9日(土)〜10日(日)長野 快晴     北信越ボーリング選手権大会

台風22号のニュース。富山もその影響からか朝から雨になっています。台風が気になりながらも今日から長野で行われる大会に出かけるのです。朝早く出発するので早起きしました。昨日に続いて朝が早いのですが、今日は心配で緊張し眠気はありません。
今日の大会は北陸4県と長野・新潟の6県の大会です。足が痛くて治療中ですので果たしてこの大会に行けるか気になっていたのです。
一月も前から決まっていたし、一緒に行く人には「それまでには直るよ。楽しんでこようよ」と励まされていたので、ほかの人と変わる決心もつかずに今日まで来てしまったのです。
自分の気持ちの中にも、まぐれだとしても折角予選を通過したのですから行きたいという気持ちがありました。何とか治ってほしいと祈りながら頑張って通院もしてきました。
その甲斐あってか、運良くといいましょうか、何回か注射をしたら痛みもとれて楽になっており、昨日のクラブの月例会では何とか投げられたので少しはホッとしました。
それでも他のメンバーに迷惑がかからないか気になっていましたが、ここまで来てしまったのだから頑張って投げるしかないと割り切ったら少しは気持ちがらくになりました。

長野も雨でした。福井から来る人は大きなバスで来ていました。富山はそれぞれ各グループ別での出発でしたので、前泊した人もありあれば私たちのように早朝富山を起って来た人もいました。
会場に着いたら気持ちも落ち着いてきました。
今日は一人にすればダブルス6ゲームと6人チーム制3ゲームです。参加者が大勢なので3ゲームずつ3回に分けて試合が行われます。明日は6人チーム制3ゲームと決勝戦です。
最初の3ゲームが終わった時点では思ったより順調で本当に「案ずるより・・・」でした。
今日の私の目標は入賞というよりまずチームを組む相手に大きく離されないようにということでした。しかし、何とかついて行ったというよりも相手の方があまりよくなかったので、変な言い方ですが気持ちが楽になりました。
大会でのすべてのゲームの終了が午後10時過ぎになります。3ゲームが終わると次の試合までに待ち時間がありますが、昼食をとりに外に出た以外はボーリング場に詰めていました。
女子は開始が早いほうに入っていたので終わりも早く午後8時には終わりました。結果がどうであれ「終わった」というのが正直な気持ちでした。みんなで食事をすませ、明日のために早く休むことにしました。

2日目は残りの3ゲームです。悔いのないように頑張りました。いつものことですがチーム制の難しさを痛感。特に今日は6人チーム戦の残り。みんなの気持ちの一致が大事です。最後の3ゲームは足の痛みも忘れるくらいでしたが、残念ながら決勝には進めませんでした。すべて試合が終わった後、みんなお疲れ様と言って別れました。
私は車に乗せてもらった人が決勝に残ったので応援することになりました。その人は富山でもトップ・ボーラーで今日も優勝しました。さすが30年以上のベテラン。10年そこそことは訳が違います。
楽しい二日間でした。来年のこともあり、長野の人と少しお話もできました。


10月8日(金) 曇りのち晴れ      入所者の検診

今日は入所者の胃の検診の介助があるため6時に出勤しました。職場まで時間がかかるので早起きしたために大変眠いです。
検診は食事を取らずに受けなければなりません。お年寄りにこのような説明をしても守られないので朝早く実施することになっているというわけです。終了してから食事になります。
お年寄りは早起きですので、時にはお茶を飲んだりお菓子を食べたりしてしまうこともあるため注意をしなければならず大変です。
この検診は「バリウム」という白いドロドロの液体を飲むので嫌な検査の一つです。案の定何も異常がないから受けないという人が出てきます。私たちもそうですが、働いている者には年一回の定期健康診断が義務づけられています。毎年検診を受けて自分の健康管理をしているわけです。
問題になるのは、健康診断の意味をはき違えている人がいて自分はどこも異常がないから受けないという人がいることです。現役で働いている人にもこのような意識があるのですからお年寄りにあるのは無理もありませんね。
検診は通常年1回と法律で決まっているのですが、施設入所者の場合は年2回になっています。特殊なところでは職員までも年2回実施となっているところがあります。併設している児童施設もその一つです。この施設でも検診項目がたくさんあるので毎年この時期には受診を説得するのに大変です。また終わってからの処理も大変です。大半の人に何らかの異常があるからです。
健康診断っていやですよね。後の結果を聞くのが怖いですから。検診の項目の中には希望制や年齢制限のあるものもあるので、これはやっぱり受診者が少ないです。年齢で受ける義務がある場合でも治療中などと嘘をついて受けない人がいます。
以前努めていた小学校で校長の奥さんがやっぱり検診恐怖症で受診を怠ったため、身体に異常がでたときはもう手遅れだったという事例がありました。その校長はそれから先生方には必ず検診は受けるようにと口酸っぱく言っていました。
検診は早期発見が目的ですのでやはり受けるべきだと思います。受けるときにはつらい思いをするときがありますが、安心料として考えたらいいですよね。
そういえば夫もあまり検診には行かない方です。年齢的にも健康を過信する年でもないので、現役を退いたあとの家族の健康管理は私の責任かなと思うこのごろです。  


10月6日(水) 雨のち晴れ      老人作品展

夕べは急に寒くなり、布団を出してしまいました。今日はまた午後から晴天。この頃毎日同じような天気の繰り返しです。
土日の池田行きに続いて2日間の出張があったため職場の方が暫く留守になっていたので今日の行事の事は頭からすっかり抜けていました。
「おはようございます」と玄関を入ると何人かの方がロビーで待っていたので「お出かけですか」と聞くと「作品展に行くのです」と言われました。しまった、今日は付き添いで行くんだったと予定を思い出しびっくりしました。急いで車を出してきて準備にかかりました。
作品展というのは「老人作品展」のことです。県民会館で各老人ホームや老健施設などのお年寄りたちが、手作りの手芸品を持ち寄り展示即売するのです。そこで、希望者を募ってその会場へ見物に行くわけです。勿論気に入ったものがあれば買物もできます。
当施設からも手芸クラブの何人かの方がセーターや小物・紙細工・エプロン・袋物などなど沢山出品しました。昨日が搬入でしたので、第一班の方は昨日行って来ています。
会場へ着いたらほんとに沢山の品物が並んでいました。老人たちが楽しみながら作っているものだから売れると喜んでいます。そのために値段も安くしているので結構売れるのです。野菜と同じように「私が作りました」と言って作っている様子の写真も貼っているのです。「あれっ、楽しそうだね」と買っていくのです。一時間もするとお年寄りたちはもう飽きてきます。店番の職員が一人いるので、私たちは適当に帰ってきました。同じ日にスーパーの買物ツアーも同時に行われており、何人かはそっちへ行っています。この人たちは今日は食べ物のお買物はおあずけでしたが、安くて綺麗な小物などを沢山買ってきたので満足そうでした。


10月5日(火) 雨のち晴れ     人の一生って何

午前中は昨日に引き続き研修会で、主にグループ別討議の発表です。
この発表で各施設の現状や問題点などが浮き彫りになる訳ですが、老施協がメスを入れるのでもなく毎回毎年同じ事の繰り返しです。労働条件にもかなりの差がありますがみんな泣き寝入りをしているようです。うちの職場はこの中ではいいほうです。他の施設があまりにも悪いので自分の所のことは言えません。いつも煮え切らない思いをして終わるのですが、これも最後かと思うと何だか寂しくなります。
今日も雨でとうとう写真撮影も出来ずに帰りました。ところが、富山に着いてからは晴れの良い天気になりました。気持ちのよい秋晴れです。

夕方からは演劇鑑賞会の例会でした。今回は劇団東演の「長江〜乗合船」です。中国の大河・長江を舞台に描かれた作品です。
中国の住宅事情の遍迫で、2LDKのアパートに若夫婦と縁もゆかりもない退職した元小学校の教師(独身)の2世帯が同居している。通称「団結団地」。しかしこの二組はひどく折り合いが悪い。そこへ独身の船長が表れる。若夫婦、女教師、船長がおりなす人間模様。大河長江がもっと前面にでればよかったかなと今ひとつ期待はずれでした。
しかし「人の一生、いいことを幾つかする。簡単なことさ。そして決してやっちゃいけないこと、それもやっぱりやっちゃうのさ・・・」この言葉が妙に印象的でした。
演劇が終わってから夫に頼まれて県知事選挙の選挙事務所に陣中見舞いに行ってきました。立候補しているのは夫の元同僚です。連日連夜県内各地の街頭演説や町内の演説で多忙な中、時間を割いて会って下さいました。演説ばかりだから喉に来ていますと言っていました。このような保守王国では、ややもすると対立候補がなく無投票になってしまいます。どうしても選挙戦に持ち込みみんなを元気づけたい、そのためにあえて立候補したと決意を込めて話していました。しかし「今までやってきた裏方さんの方が楽です」と話している裏には候補者としての大変さが伺われました。10月17日が投票日です。元気で頑張ってください。




10月4日(月)富山 雨   老人福祉部会研修参加

朝早く池田を出発し帰路に着きました。今度は安房経由の逆コースを帰ることにしました。
158号線の新村までは渋滞に遭って時間がかかりましたが、あとはスムーズに行くことが出来ました。いつも夜に通っていたので朝の空気はまた一段と気持ちがいいものです。見る景色も違うし下り坂が多いので行きよりは楽でした。
池田を出るときは雨模様でしたが、途中は晴れていてよかったと思っていたら、神岡を通過して富山県に入った途端に雨になりました。
家に着いたら回覧板が来ていてびっくりしました。暫く留守にすることをお隣さんに頼んで行くのを忘れていたのです。昨日来たばかりでしたのでまあ良かったのですが・・・反省です。
引き続き午後から一泊研修です。仕事の関係でもよく留守にするのでご近所の方にはくれぐれもお願いをしてあり、出かける際に声をかけることになっているのです。
氷見まで約1時間です。高岡のあたりでは8号線の混雑解消の橋げた工事のためにかなり混雑していました。
今日の出張は老人福祉の介護・看護の研究大会です。施設におけるターミナルケアや痴呆高齢者のケアのというタイトルでの講演会や取り組みなどの報告がありました。特別養護老人ホームが中心でしたので私の職場の養護老人ホームは直接は当てはまらないのです。しかし痴呆のケアと言う点では勉強になりました。
日本の介護認定者350万のうち半数が痴呆だといいます。今までの介護は寝たきりをモデルにしていましたが、今後は痴呆にモデル転換をすることになったといいます。18年度からの介護保険制度改正では、在宅介護だけではなく、施設に入っていても在宅と同じ環境のユニットケアを何処の施設でも充実していく方向での見直しがされるということのようです。またグループホーム的施設の充実も図るとされていますが、期待していいものか疑われます。
氷見の雨晴海岸は県内でも唯一「山と海が一緒に見える」場所で写真家の集まるところです。私も写真が写せるかと期待して出かけたのですが残念ながら雨で山は見えませんでした。
宿泊先の旅館は改築し名前も変えて新規まき直しといったところでしたが、残念ながらこちらもあまり良くなっているとは思えませんでした。多くの老人クラブの方が入れ替わり立ち代り利用していましたのでお年寄りの好みの場所なのでしょう。お風呂は露天風呂がなくてみんながっかりしていました。この旅館は高台にあるので見晴らしだけは良く、天気がよければ海が綺麗だったでしょう。お客を呼ぶにはやっぱり食事やお風呂などサービスが一番ですね。


10月2日(土) 晴れ 〜 3日(日) 雨 池田町  妹夫婦と合流

昨夜からまた池田に来ました。安房トンネルを通ってくると気分も休まります。ほとんど山道で空気はいいし大型車が少ないからでしょうか。
いつものことですが、夫が夕御飯を作って待っていてくれました。これはお惚気でもなんでもありません。今は夫が主夫だからです。でも感謝しています。
離れて暮らしているとメールで連絡は取り合っても細かい事はどうしても抜けてしまいますので、いつも遅くまで細かい事の打ち合わせや相談で時間は過ぎてしまいます。
今日は前から聞いていた栗拾いを実際に体験させてもらいました。大きな栗の木が二本あり下には沢山のイガが落ちていました。中にはまだ実が入っているものから、すでに取れてしまっているものなど本当に沢山あり感激。初めて栗拾いをするのでついつい欲張って小さいものや虫の入ったものまで拾うので夫に注意されてしまいました。
早速持ち帰って栗ご飯の準備です。夕方には妹夫婦が来るので美味しい栗ご飯にしましょうと意気込んで栗の皮むきを始めたところ大変な時間を要しました。渋皮取りが大変でした。苦労したら必ず報われると信じて頑張ったらやっぱり美味しいものが出来上がりました。自給自足とまでは行きませんが夫が庭で作った野菜も一緒に添えてオール手作りの料理です。
2日目は妹夫婦に池田の町を案内することになりましたがあいにくの雨になってしまいました。
皮切りは私たちの家の建設予定地の見学。予定地やそのまわりの景色をみたあとは、すぐ後にある山に案内して栗拾いも経験してもらいました。(山栗ではなく持ち主があり許可を得てあります)
町から来た人には何もかもが新鮮ですが、何よりも景色のいいのに感動していました。
あとはハーブセンターで美味しいハーブを買い求め、そしてお決まりのコース、名物のおやきを食べました。
池田は農家からの直送野菜や果物がすぐ手に入り、しかも新鮮な上に安いと来ているからつい土産に買ってしまうのです。妹たちも例にもれずお土産に沢山買って帰りました。
庭の野菜畑では白菜やキャベツが青々としていますが、まだ収穫はできないので前に植えてあった少々辛めの大根を土産にあげました。私も大好物ですので勿論自分の分は確保しての事です。
雨で遠くまでは行けなかったので、ゆっくりと話をしながら昼食を楽しみました。母は日によっては自分の子どもさえ区別がつかない事があり昨日は少し興奮気味でしたが、今日は富山の土産にもらったマスの寿司を娘に食べさせてもらって満足そうでした。
束の間楽しい時間も過ぎて二人は昼過ぎには帰って行ったので、一気に寂しくなってしまいました。母はお客さんが来るのは楽しい様子なのですが、その反動で後の疲れもひどくなります。夕方まで休んでもらったものの熟睡はしていなかったので今晩はよく寝てくれるでしょう。私と入れ違いに明日から今度は娘夫婦が来るのでまた心配です。しかし、今度は曾孫も来るので可愛い子どもが相手、少しはいいかな。相手をする夫は大変ですがまた暫く母の世話をお願いしました。


10月1日(金) 晴れ     年度の後半に入りました

今日から10月、いよいよ年度後半入りです。他の人には関係ないことですが、この思いは私には"ズシリ"ときます。
また今日は衣替えです。学生さんたちの制服が白から黒に変わりました。秋も深まってきましたが、残暑厳しいと言う言葉がまだ通じそうな今日の暑さです。職場の昼休みに車でちょっと出かけたらもう中は30度以上もあるかと思われるほどの暑さでした。夕方から出かける池田への土産を車に積んでいたのであわてて中の冷蔵庫へ移しました。
10月になったからといって仕事の上ではなんら変わりはありませんが、月毎に一階と二階のお風呂に入る順番が変わるのです。誰でも一番風呂に入りたいので交互にしないと喧嘩になります。放送しても忘れる人が多いので、職員が順番に風呂当番をするのです。順番のお知らせや風呂嫌いな人の説得、入浴後の水分補給などいつもの事に追われます。
それから県内では今日から地上デジタル放送がスタートしました。北日本放送とNHK富山放送局の二局が本放送に入りました。三大都市では昨年暮れからスタートしているようですが、富山でもようやく見られるようになりました。私たちは見ていて綺麗だと思うのですが、お年よりはあまり感じていないようです。しかし、デジタル放送でいろんなことができるので、テレビも「見る」から「使いこなす」時代になるのでしょうか。
お風呂当番をしながらみんなと一緒にテレビを見ていると相変わらず熊のニュースが多いですね。罠にかかった熊を射殺、北陸道では2頭がはねられ死亡したなどなど。ある小学校では防犯協会から「熊よけ鈴」が贈られたといいます。山に餌がないというのは辛い話ですね。
勤務終了後はお出かけするので、週末の仕事に追われながらも気分的にはかどりました。









"Tuesday Dreamer" by Blue Pino Man

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