to bottom
nori's_title


6月29日(水) 曇りのち晴れ     毎日荷物の片付けです

池田に引っ越して来て3日目になりました。昨日まで降っていた雨も上がり、お天気になりました。
片づけに精を出しているのですが、なかなかはかどりません。荷造りの時もそうでしたが、またこれを出すのに大変です。
まだ引越ししたと言う実感がわきませんが、荷物を整理していると本当に来たのかなと思います。そう思いながらもまたすぐに今度はいつ帰るのだったかなんてハッとして思わず苦笑いしてしまいます。
お隣さんの挨拶回りも済ませると少しは落ち着きました。片付けもあと2、3日はかかりそうです。
午後から気分転換に借りている畑に様子を見に行きましたが、また雑草の山でした。草取りは改めてすることにして、とりあえず野菜の苗だけを植えてきました。オクラの苗が沢山あったので庭はもう場所がなく畑に植えましたが、収穫する時は見回りが大変ですね。少し油断するとお化けになるので近くに植えた方がいいのですが。
庭のキュウリは一日ですぐ大きくなるので食べても食べても追いつきません。これからは他の夏野菜も収穫期に入るので楽しみです。

夕方は初めて一人で豊科から松本までかけました。ボーリング場などこれからの趣味のための散策です。活動開始といった所でしょうか。
これまで池田に来たときは、どこに行くにもほとんど夫が運転して私は横に乗っていくだけでしたが、一人立ちも心配なものです。松本からの帰途、なんとか道に見覚えがあったので間違えなくて帰って来られました。あっという間に一日が終わりますが、これからはいろんなことに挑戦してみたいです。




6月27日(月) 曇りのち雨        涙で見送ってくれました

とうとう引っ越しの日がやってきました。そわそわして早くから目が覚めました。昨日から娘も泊ってくれて、夫の妹も早くから来てくれました。長野の池田町でも夫と息子が受け入れ準備をして待っています。息子は引越しの手伝いにわざわざ栃木から来てくれました。
「今日は曇りだからよかったね」と娘たちと話をしていたら、なんと雨が降ってきました。6月中一日しか降っていないといわれて梅雨宣言もされていないのに「何で今日なの」とびっくりしました。しかし通り雨で間もなく止んでくれました。
荷物の積み込み作業中はなんとか降らず、無事終了しました。見積もりの時より増えたので車に載るか心配で大分残してあったのですが、ダンボールならまだ載りますよと言われ、大慌てで荷造りをしました。業者はテレビで大々的に宣伝している会社ですが、社長が女性だそうでタンスの中身もそのままで言いと言う気配りがしてあり助かりました。
土地も家もそのままですので暫くは見回りに来なくてはいけません。そのため最低限必要ないくつかの細かいものは残しての引越しとなりました。「まだこれからも来られる」という思いがあるから多少忘れ物があっても心配はいりませんが、一家を丸ごとたたむとなるとどんなに大変か思い知らされました。昔名古屋から引っ越してきた経験もありますが、アパートと一軒家の違いは大変なものです。思い切って沢山処分もしましたが、それでも荷物の多いこと。

業者は一足先に出発し、戸締りなどを済ませいよいよ出発という頃からまた小雨が降ってきました。引越しの寂しさがわかったのでしょうか、空までが泣いてくれました。ご近所の方にも送られて富山を後にしました。

午後2時半頃無事池田に到着。遅くなったと思っていたら、1時間も早く出た業者がまだ着いていなくてびっくりしました。聞くところによると何回も休憩をしながら来たようです。
来る途中は雨が降っていたので心配されましたが池田はそんなに降っていませんでした。
夫も息子も今か今かと首を長くして待っていたので、業者に混じって荷物の搬入に頑張ってくれました。
作業の終了後に業者から感想を書いてくださいと言われ、迷いましたが今後のこともあり時間のことを書きました。朝も時間に遅れて来たし、到着時刻のことについては少々不満があたので。若い力で一生懸命やってくれたので文句はありませんが、「迅速・丁寧・仕事きっちり」を売り物にしている会社ですので人との細かい触れ合いについてもきっちりしなくてはいけません。

夕食時は予想もしていなかったのですが、夫が気を使ってビールまで用意してありびっくりしました。夫と息子はゲコですので全く飲めませんが一応3人で乾杯しました。なんだかお嫁に来たみたいですが、古女房ですみません。


6月26日(日) 晴れ      今年は頑張りました

産業人ボーリング選手権大会という試合が毎年行われます。今年は引越しで慌しいのですが、富山で最後の大会ですので参加することにしました。
この試合は北日本放送が主催で「金鷲優勝旗争奪ボーリング大会」とも言われています。新聞社が主催ですので毎年新聞の一面を使って選手名が載せてあります。私は明日が引越しで気になりながらも、今年も市役所チームで参加しました。
会社単位でチームをつくって参加します。毎年80チーム位が参加しますが今年は68チームでした。
3人で1チームのチーム戦で、私のチームは男性2名と自分の3名です。初心者からセミプロまでの参加ですので、毎年決勝に残るのは限られてきます。初心者にとっては多分つまらないと思いますが皆さん楽しみながら参加しています。
12チームが決勝進出です。昨年は後一歩のところで涙を呑んだので、今年こそはと頑張ったので決勝進出に確信が持てました。
シフト制ですので、第一シフトが終わり第二シフトが終了するまでは結果がわかりません。発表があるまではハラハラものでしたが大丈夫でした。
決勝では3人の体力が落ちてレーンの荒れについていけず、7位で残って11位まで落ちてしまいました。しかし、残念と言うより決勝に残れてよかったと言う思いの方が強かったですね。団体のことばかり気にして個人戦のことは全く頭になかったので、表彰式のとき10位まで表彰され自分が次点だった事を知りました。しかも少しの差だったのでこれこそ残念と思いました。本当にいい思い出になりました。
表彰式も参加したので帰りは随分遅くなりました。明日の準備の焦りはありましたが、娘も手伝いに来てくれて何とか形がつきました。明朝は早くから業者が来るので、そのことも含めてご近所の挨拶周りもすませました。


6月21日(火) 晴れ       市友会の初会合

相変わらず雨は降らず、真夏同然の暑さです。梅雨はどうなったでしょうか。6月に入って雨が降ったのは1日だけだそうです。
いよいよ引越しもラストスパートですが、まだモタモタしています。
夫の妹から連絡があり、当日は勿論来るつもりですが、その前に一回お手伝いに来たいと言うことでしたので打ち合わせをしました。申し訳ないですが、お願いすることにしました。
娘もまた来るつもりが、孫が熱を出して保育園を休んだそうです。この前咳をしていたのでやっぱり熱がでたのですね。夏風は長引くので大事にするように言いました。

こんな慌ただしい今週ですが、退職者関係の会合があり出席しました。富山市が合併したので臨時総会を開いて今後のことをみんなに図るためでした。
総会の後は富山市長の講話がありました。合併反対派にもよく話せば理解してくれたという事例や現在抱えている問題なども出して懸案を一つひとつ気長に住民と話し合って解決したい・・・などと新富山市の初代市長として抱負を述べていました。
とにかく年配の人が多く、市長様さまと言う人たちばかりでびっくり。
一緒に辞めた人はまだ勤めている人が多いので顔が見られたのは何人かでした。とにかくこの会合に出るのを楽しみに、生きがいにしているという人が多いと聞きまた驚きです。本当に皆さんお元気でした。
会長さんも杖をついて演壇に上がっていたので、そろそろ若い方に譲ればいいのになんて勝手に思ってしまいました。年に会合が3回あるそうで、勿論そのあとはお楽しみの懇親会もありました。目的はこちらの方かな。
この頃感じることですが、何でもいいから元気で外に出られるなんて幸せです。田舎暮らしの良さを十分に取り入れて元気でいられるようにしたいとまた新たに感じてきました。




6月19日(日) 晴れ       娘の嫁ぎ先のご両親をお迎え

今日は来客のため朝から掃除です。引越しの荷物で一面散らばっているのでその片付けです。娘も手伝いに来てくれたので助かりました。
来客と言えば大げさですが、娘の嫁ぎ先のご両親を招待してのお食事会です。
娘が結婚して何年になるでしょうか、親孝行もので二人で相談して結納なしの簡略式の結婚式を挙げたのでした。式は外国の教会であげたので両家の親も出席せず、友達が何人か行っただけでした。後で披露宴をするという今の若い人たちの流行のやりかたでした。とにかく向こうのご両親と同居のため裸同然で嫁入りをしたのです。
商売をしている関係もありますが、ご両親が我が家に来ることもなく今まで過ぎてしまったのです。本当に申し訳ことをしてしまいました。もしかしたらこの家が無くなるかもしれないという時、最後に来てもらったのです。まあ普通に結婚式をあげた人には想像もつかないことでしょうね。
何年富山に住んでいても、富山の風習にウトイ私に何の文句も言わず娘を可愛がって下さったご両親にほんとに感謝しています。世間一般に言う嫁・姑の関係はやっぱり人間性の問題ですね。毎日の生活、しかも商売で朝から晩まで顔を付き合わせているのですから摩擦がないとは言えませんが、実家に帰っても愚痴を言わないのはいい関係にある証拠ですね。
大したもてなしも出来ませんでしたがご両親と娘夫婦と孫が一緒に食事ができたことが喜ばしいことでした。
お父さんはいつもよりちょっぴり多めにビールを飲んだので真っ赤な顔をして少し横になっていました。孫は咳が出て心配でしたが食欲もあり機嫌もよかったので安心しました。皆さんに喜んで帰っていただけたのでホッとしました。


6月17日(金) 晴れ時々曇り       売るほどあります

降りそうで降らない、池田でも雨不足のこの頃のようです。
昨夜遅くに池田に来たのですが、糸魚川から姫川辺りはものすごい 滝のような雨でした。白馬辺りまでは普通に降っていたので、池田についたら止んだのかと思っていたら降っていませんでした。
毎日朝晩の散水が大変のようです。そのおかげで庭の野菜達は元気に育っています。ちょっと見ぬ間にお花も大きくなっていました。
母をデイサービスへ送り出した後は借りている畑へ。玉葱の収穫とジャガイモの周りの草取りです。大きくなった玉葱を抜いていると本当に感動ものです。先日も娘が来た時少しは収穫したのですが、今日は残りの全部をとりました。大きさは大小様々でしたが、やっと収穫にこぎつけたという感じです。夫は腰が痛いといいながらも収穫した玉葱を袋に詰めて保存の準備に一生懸命でした。


後は草取り。雑草はやっぱりたくましく、伸び放題でした。汗をかいた後の冷たいお茶の美味しいこと、青空の下でのおにぎりもまた一段と美味しくいただけました。
休憩時に見つけたカエル、まだしっぽが残っていました。孫に見せたかったな。オタマジャクシから孵ったばかりのカエルが沢山ピヨンピヨン飛び跳ねていました。いろいろ観察するのも子どもに帰ったようでまた楽しい。
夜はさっそく玉葱の料理です。コンソメのスープにしたのですが玉葱独特の甘みが出てやっぱり美味しい。キュウリももぎたてをもろきゅうにして食べました。
相変わらず菜食ですが、いくらでも食べられます。トマトも引っ越して来る頃には収穫できそうなので楽しみです。




6月15日(水) 晴れ       住所変更手続き

この頃は引越しの片付けと、飽きたらボウーリングといった生活が続いています。特に変化がないのでこのページもご無沙汰状態です。あまり出てこないと病気かなと心配するのでたまには書きます。
今日不燃物の粗大ゴミの日だったので昨夜から一生懸命出していましたが、外にまだ大きいものが残っているのに気がつき今朝早く起きてまたまたゴミ出しでした。
引越し準備で整理すると処分するのもが沢山出てきます。よくもこんなに大事に何でもとっておいたものだと自分ながら感心しています。それでもまだ捨てられずにいるものがありますがそれはやっぱり大事に持っておきます。外のゴミ出しのついでに草むしりやその他の整理をしていたのですが、だんだん暑くなってきたので中へ引っ込みました。
部屋の中は(特に2階は)すがすがしい風が吹き抜けてくれて気持ちいい状態でした。
昼過ぎから猛暑と言いたいくらい暑くなり、車の運転中はもう大変。真夏のように右手が痛くて長い手袋でカバーしていました。入梅もしていないのに早くからこんなに暑くては困ります。梅雨入りしている地域もありますが、富山も間もなくでしょうか。雨が降らないのも困りますが、梅雨に入ると否応なしに毎日雨。憂鬱な時期ですね。

午後からは郵便局関係の書類の手続きに行ってきました。一つひとつ住所変更をしていると本格的になってきたなという感じです。ついでに引越し後の郵便物の転送案内の手続きもしました。
2日前に娘も嫁入り前からそのままにしてあった荷物を引き取りに来ました。漫画の本も沢山あったので古本屋に売りに行くと持って行きました。金にならなくても資源の有効利用、いいですね。勝手に処分しなくてよかった。
嫁入り先の家があまり物が置けないからと、長い事置いてあった荷物をとうとう引き上げなくてはならなくなって心なしか寂しそうでした。里帰りもちょっと遠くなってしまってごめんなさい。
池田でもこちらと同じく今度は受け入れ準備で大変だと思いますがよろしくお願いします。




6月12日(日) 晴れ      リーグ戦のお別れ旅行

昨日からボーリング仲間の旅行に行ってきました。トラベルリーグ戦といって年一回の旅行を目的として、リーグ戦を楽しみながら積み立てもするのです。わずかな積み立てが一年間で一回旅行をするくらいに金額になるのです。今回は京都から滋賀方面の旅でした。
出発時はあいにくの雨になりましたが、皆さん早い集合時間を守って時間通りの出発でした。
この旅行を楽しみにしている人が多いので、リーグ戦を辞める人は少なく同じメンバーが続いています。気心も知りつくしファミリーみたいになっているのでバスに乗った途端からワイワイガヤガヤ、飲む人やら花札をする人やら羽を伸ばしていました。

初日は雨。全国的に雨だったようで農家にとっては恵みの雨でしたが旅をする人はちょっと残念でした。
まわったのは「美空ひばり館」や「東映太秦お映画村」。勤めていた時に何回かお邪魔したコースでしたが時間もたっているとまた新たな発見があって楽しむことができました。
宿泊は琵琶湖に面したホテル。迷子になりそうなくらい大きい建物でした。




2日目はお天気になりました。比叡山延暦寺を拝観し、次いで近江八幡市内を散策しました。近江八幡は初めて訪れた土地でしたのでガイドさんの案内に聞き入り、神社も参拝してきました。
昼食は昨日とは打って変わって大津市内のホテル。ホテルのレストランでの豪華な食事でした。最近はあまり肉を食べないので、何年ぶりにステーキを食べたでしょうか。生ビールを飲みながら美味しいステーキを食べ、最高のひと時でした。


帰りは旅行参加者の一人(会社の社長)の知人が余呉で寺の住職をしているのでぜひとも休憩をしていってほしいと頼まれたので立ち寄りました。
徳川時代に戦争がありすべて焼かれ景色だけが残ったのでこの寺の名が「残景寺」となったといっていました。
とてもユニークな住職さんで、歌あり踊りあり、書いたり作ったりと何にでも意欲のある方で、大工修行までしてしまったという方でした。
寺の周りにはいろんな建物を建ててありました。その一つに公民館を改造してお芝居もできる集会場がありました。2階はギャラリーになっていて、そこには現在富山に住んでいる仏教画家の描いた沢山の絵が展示されていました。
私たちが来ると言うので画家本人さんも来ていました。ハガキに印刷されたものを一枚ずつ戴いてきました。加えてお酒やお食事の接待を受け恐縮してしまいました。話し好きの方でもう少しと引き止められましたが、時間の関係もあったのでお暇をしてきました。

トラベルリーグの人は年配者が多いのですが元気そのもの。バスの中でも飲んだり食べたりしている人が多いのでいきおい高速道路でのトイレ休憩も多くなり、運転手さんもきっと呆れたことでしょう。職種や年齢層に幅が広いので楽しくお付き合いが出来るのです。
もうこれでリーグ戦には参加できませんが年一回の旅行には必ず参加するように強く言われ、約束してしまいました。


6月8日(水) 晴れ       訪問看護について

娘は昨夜池田から帰りましたが、私の所に立ち寄る約束が途中ダメになってしまいました。疲れたからすぐ家に帰るというのです。お陰で今日土産の野菜とイチゴを取りに行く羽目になってしまいました。
孫は保育園、娘は勤め、床屋さんはお客さんが結構来ていて両親と婿さんは忙しそうでした。仕方がないので土産を置くために自宅の方に入ると、おばあちゃんが一人テレビを見ていたのでお相手をしました。
おばあちゃんはお元気そうで最近は食欲も出てきており、逆に食べ過ぎ傾向にあるので要注意とのことでした。
おばあちゃんの相手をしているうちに訪問看護師さんが尋ねてきました。池田でも母のところに看護師さんが来ているのでいろいろ聞いてみました。
富山と池田では随分違いがあることがわかりました。こちらの方はデイサービスの連絡帳も見ながらチェックをし、手帳で情報交換をしていますと言われました。持ち時間は1時間あるそうで、ヘルスチェックのあとはリハビリをしたり、散歩にも出かけました。
池田の母はチェックのあとは様子を聞いただけですぐ帰りました。たったの15分でした。時間のことは多分30分単位でいろんな段階があるようです。申し込む時にどれにするか決めるのだと言われました。せめて30分の持ち時間でしたら15分はリハビリでもして下さったらいいですね。介護保険のことについてもう少し詳しく勉強する事にしましょう。




6月7日(火) 晴れ       今からは撮られるのは嫌いです

午前中は早くから病院行きです。検査、検査で午後までかかりました。
初めての検査もあったのでちょっと戸惑ったりしましたが痛い検査でなくてホッとしました。この年になっても痛いのは苦手です。
それが終わってからは休む暇もなくすぐ演劇鑑賞会の例会です。終了後は役者さん方との交流会があるのでまた遅くなります。
今回のお芝居は地人会特別公演「浅草・花岡写真館」。浅草で明治から続いている写真屋さんをモデルにして書いてある作品(原作・山田太一、演出・木村光一)です。
地人会は劇団ではないので、役者さんはそのつどいろんな劇団の俳優さんが集まっています。今回は木場勝巳さんと竹下景子さん主演、役者の唾が飛んで来そうなくらい前で粗までよく見える程でしたが、実際はとっても綺麗でした。羨ましいね。

写真屋さんは明治のころは医師・弁護士と並ぶほどの人気のある商売だったそうです。この仕事は日露戦争の時に飛躍的に増えたそうです。
お客は主に兵隊さんが多く、一人であるいは家族で撮って記念に懐中にしのばせて戦場へ赴いたのです。値段も高かったでしょうね。
私の場合、子供の頃の写真はと言えば小学校1年生のときに撮った集合写真と6年生の集合写真だけです。兄は赤ん坊の時も写してあるのにとつい僻んでしまいます。まあ戦争中だったこともあるから仕方がありませんが。田舎ではおそらく金持ちしか利用しなかったのでしょう。
劇中での写真屋の自慢は「どんな金持ちだって昔の自分の姿を金を出して買うことはできない。おれが写真に残しておいてやらなかったら誰も見ることは出来ない」とこんな具合でした。

今は携帯やデジカメですぐ写せる時代です。写真屋さんは店じまいするところも多いようです。写真嫌いでも学校で集合写真で写すと逃げる事ができないので記念になりますね。大きな節目のときは記念に写真屋さんで撮るのもいいですね。娘は孫の節目節目の行事には必ず写真屋に行っているので感心しています。
「過去の時間と空間を写真と言う紙片に封じ込める」いい表現です。写真は嫌いでもいい顔したものを毎年一枚用意しておかなくては。




6月6日(月) 晴れ       父の日のサービス

娘が池田に出かける日です。行きがけに寄ってくれるので、夕食の料理を少し持って行ってもらおうと朝から落ち着かず準備をしていました。
こんなに早く、一番にスーパーに行ったのは何年ぶりでしょうか。さすがに朝は品物も沢山ありますね。
びっくりしたのはこんなに早くからお客さんが多いことです。先日お隣に住んでいる母のお友達のSさんが「日曜日と間違えていた」といって早くにわが家へ寄ったことがありました。日曜日は1時間早くお店が開くそうです。知りませんでした。
勤めていた関係で地域の情報がつかめてなくて、百円バスが町内をどんな経路で走っているのかもまだわかっていない状況です。そろそろ地域の様子もわかりかけた頃に引越しです。次来る頃には多分また変わっていることでしょう。

夜夫から娘たちの様子の報告があり、話していると電話の向こうで孫のはしゃいでいる声が聞こえて来ました。お隣の小学生のお姉ちゃんと大の仲良しなので行く度によく遊んでいます。忘れていないのでいつも感心しています。母は子どもに戻るのか孫と喧嘩をすることがありますが今日は大丈夫との事でした。
父と娘は借りている畑にいって野菜の収穫をしてきたようです。アップしてある写真を見ていると玉葱が大きくなっているのでびっくりしました。先日行った際にはまだ小さかったので、玉葱らしくなっていてよかった。これからは毎日玉葱料理が続きますね。


6月5日(日) 晴れ        自然は住む人が守らねば

新聞のトップ記事には<富山―金沢間が起工・県内全区間着手>と大きな見出しが載っていました。
昨4日富山県西部唯一の停車駅となる高岡市で起工式が行われました。福井でも同時に式典が行われました。
新幹線構想が示されて以来40年、悲願の開業に向けて県内全区間でフル企画の工事が始まったといいます。26年が完成予定らしいですから長い話ですね。自分たちは長野の人間になるので利用することもなくなりました。
東京―富山間は1時間短縮されるといいます。自分はあまり必要性を感じていない人間ですが、あれば利用するのでしょうか。

娘が明日から池田に行くので土産などの買物に出かけました。ついでにいろいろな用事もあり薬局にも寄りました。
薬をいくつか購入してレジで精算すると八千円近い金額を請求をされました。いつもそうですが頭の中でだいたいの計算をして買物をします。少々高いなと思いつつも、計算違いだったと思い支払いをしました。家に着いて詳しくレシートを見ましたら、購入していないものの値段がついていました。すぐに引き返して事情を説明しますとすぐに謝って、計算をし直して下さいました。
品物を取ってしまって言いがかりかも知れないのに疑いもせずに対応してくれたので気持ちよく帰れましたし、また来ようかという気持ちになりました。中にはこのような人がいるかもわかりません。万一そんな時でも「損をして得をとる」式の商売をしているのでしょうか。


夕方からは友達と「ふるさとキャラバン」という劇団の演劇を見てきました。
毎年来ている劇団ですが、鑑賞会の関係ではありません。そのつどご当地で実行委員会を作り公演をしているのです。毎年勧められてみている割には印象が薄くあまり記憶に残っていません。
今年も進められるままに何気なく行きましたら今回は地球環境をテーマにした作品が上演されていました。会場では沢山の子どもたちが向かえてくれたので子ども向けと思いきや、子どもはもちろん大人にもそれなりに納得できる作品でした。
「天狗のかくれ里」というミュージカルで主役は「東京の男の子」と「田舎の女の子」。二人が田舎の山で道に迷い天狗界に入ってしまう。天狗界の掟としてここにきた以上は一定の修行が必要ということで「自然界の仕組み」について天狗から徹底的に体感教育されるというもの。
普段一日のうちで花がいつ咲くかということはわかっていても、朝・昼・夜・真夜中と咲く花をそれぞれ整理してそれで時間がわかる、それが「花時計」なのだーーという場面の時はなるほどと納得。ほんとに自然って素晴らしく偉大だと改めて感じました。たかがお芝居でしたけれど楽しみながらの頭の体操にもなりました。


6月4日(土)曇り時々雷雨        明朝の廃品回収にむけて

久しぶりに雨が降りました。雷が鳴ったので凄い雨になるのかと思ったら直に止んでしまいました。
夫と電話で話していると池田も少しだけ降ったようです。農家の人からも雨が降らず農作物が不作になっている話も聞いているし、夫が借りている畑でも雨が降らないので玉ねぎの成長が悪いとのことでした。やっぱりもう少し降ってほしかっですね。

明日小学校の廃品回収があり、ぜひ協力してほしいとの案内がありました。子どもが大きくなって小学校との繋がりがなくなるとつい疎遠になってしまいますが、せめて廃品くらいは協力したいものだと考えて新聞や古本・古いダンボールなどを一生懸命縛って出しました。
片付けているとどんどん処分するものが出てきます。ゴミに出すより再利用する方に出した方がいいですので、ちょうどよかった。

夕方からは「安い居酒屋が駅前にできたから」と飲み友達に誘われて出かけました。これでは大酒飲みみたいですね。昔は酒豪でしたが今は飲めなくなりました。それでも夫に比べると飲むほうでしょうか。夫も少しは飲んで気分をリラックスさせてくれるといいですが。たまにはムードに浸りたいと思う妻の心夫知らずです。
うちは息子も飲めません。私と娘のほうが飲みますね。「酒は百薬の長」時々ならいいではありませんか。
駅前のこのビルは2階や地下にも昔からの居酒屋がありますが、「安くてうまい海鮮居酒屋」がまた隣に誕生して競争です。開店したばかりでサービスもよく、若いスタッフばかりですからさすがにお客の入りは良かったです。暑い時の一杯の生ビールは美味しかったな。女性グループですから飲むよりも食べる方が多かったですが、ぺちゃくちゃとよく喋ってきました。最近は入れ替わりが激しいので、この店もどれだけ長く続けられるかですね。
そうそう今日もバスで行ったので先日のことを思い出しました。私が思っていた通常料金でした。あの時は番号札が間違っていたし、そのために運転手さんの勘違いで安く乗れていただけでした。
出かける前に電話が来て話をしていて時間がなくなり大慌て。気持ちの余裕をないと何でも忘れてしまいます。毎回見ているドラマを録画するつもりがすっかり忘れていて見逃しました。残念でした。


6月2日(木)曇り      いよいよ秒読みです

あっという間に6月になってしまいました。何もしないうちに日にちだけはどんどん経って、あせってしまい朝から片付けです。
片方ではあせっても遊びの方にはさっと行きます。その代表で5月の後半には東京に行ってきました。夜行バスで行ってまた夜行バスで帰るという強行スケジュールです。バスの片道無料券があったので好きな劇団のお芝居を見てきました。
その日、東京は朝から雨でした。前日は雨風が強く大変だったようです。行きは比較的よく眠れたので日中の行動も楽でした。
お芝居まで少々時間があるので六本木ヒルズを散策しました。以前職場の旅行できたことがあったので回るのは楽でした。前回見ることができなかった美術館などを回りましたが、難しすぎて作品を理解することはできませんでした。
お芝居も期待はずれでがっかりしました。笑いを追求する劇団ですが、今回はちょっと深みがなかったような気がしました。
「熊倉一雄」と言えばラジオやテレビでもお馴染みですので知っている人もあると思います。ベテランが出るからと期待しすぎたかもしれません。
内容はこれまで見たことがない「朝」がテーマでした。タイトルは「朝の時間」。比較的全員が集いやすいということですが、老夫婦の朝なんてあんまり変わりばえがしませんね。もう少し面白く描いてほしかった。
東京へ来た時は欲張って毎回2本〜3本はみますが、今回はタイミングの合うお芝居がなかったので「京劇」の歌と踊りを見ました。表情はあまり変えないで歌と踊り、芝居をするのですが、衣装がとっても綺麗でした。
言葉は字幕のため両方を見なくてはいけませんので疲れてしまいました。遠出をすると気分転換にもなるし、引っ越すと一人暮らしのようにはいきませんから息抜きをしてきました。
気分よく過ごした帰りの夜行便はお隣さんが男性でしたので眠れませんでした。時々このようなことがあるので予約の時点で何とかならないかと、会社にお願いしたことがありますが、コンピューター管理だから性別がわからないと言うのです。出来ないのではなくやらないのではないかと思いましたが、安い夜の時間の利用ですからつい利用してしまいます。







"Night_In_Walkway" by Blue Pino Man

to top