to bottom
nori's_title


9月25日(日) 曇り        おやきつくりに再挑戦

朝から涼しく肌寒いくらいの日です。木曜日に私が富山へ出かけるのと入れ違いに息子が帰って来ているので賑やかです。
連休は父子で温泉へ出かけたり食事にでかけたりと楽しんだようです。
昨日富山から帰って夕食は久しぶりに親子3人で食べました。母は寝ており、介助で時間もかかるのでいつも別に食べます。
今日は朝から息子は野菜などのみやげ物を車に詰め込んだり忙しなく動いていました。食後は夫も出かける用意をして昼近くには二人とも出かけました。母と私は留守番。母も寝ているので、急に静かになり寂しくなりました。
母が寝ている間に前から何度も挑戦してうまくいかない「おやき」つくりに再度挑戦してみました。今度は本とニラメッコ。今までは焼いていましたが、本の通り小麦粉も練って2時間ほど寝かせから作って、蒸してみました。
う〜ん、やっぱり店で売っているようにはいきません。がっかり。何が悪いのか。いつも美味しく作っているという人に実技指導を受けなければならなくなりました。しかし失敗は成功の元、諦めずにまた挑戦してみます。

話は違って、木曜日はたまたま用事があって出かけたのですが、富山では翌金曜日から「スポーツマスターズ2005」全国大会が開催される事になっておりその日は前夜祭でした。
富山駅前のボーリング場では楽しい催しものが計画されていました。プロボーラー中山律子さんのボーリング教室があり見せてもらうことができました。
引き続き今度はメインの行事です。高円宮妃殿下が開会式に出席のため来富されており、また各スポーツ別に代表として有名選手が来ているのでその方々が一同に会してボーリング大会が開かれたのです。
妃殿下とお付きの人たち、有名人では中山律子さんを筆頭に野球の衣笠選手、水泳の木原美知子さん、バレーの大林さん、マラソンの谷川まりさん、テニスの佐藤直子さん初め、政界からは森元首相と石井県知事ほか県の国会議員団など大勢が参加していました。
一流の選手でもボーリングにかけてはまるでダメ。森さんなんか特別指導を受けながら投げていましたが点数になりません。「ボーリングって難しいね、力だけではダメだね」などといいながら帰って行かれました。妃殿下はとても気さくな方で、ゲーム終了後も市民に頼まれれば気軽に記念写真に応じていました。ちなみに優勝は衣笠選手でした。思わぬ収穫があり嬉しくなりました。
次の日、いよいよ3日間に及ぶ大会です。時間の合間を見て富山県も勿論ですが長野県の選手の応援もしました。
今回は木・金・土と滞在したのですが、最後の日の土曜日は孫の運動会です。昨年都合で行けなかったので今年は是非と頼まれていたので見に行って来ました。
孫は4歳児、演技もしっかり出来ました。3歳・4歳・5歳児と一年ごとに成長の度合いが違っていて、一年って大きいなと実感してきました。この町も11月からは合併で「射水市」になるそうです。これが町最後の運動会ですと言っていました。最後の記念行事がいろいろ計画されているようでした。


9月21日(水) 晴れ          イナゴの佃煮つくり

昨日、採ってきたイナゴがペットボトルの中で暴れているので隣にある猫のうちもうるさかったでしょう。といっても猫は夜遊びに出かけていて何処で寝ているかはわかりません。とに角朝帰りが多いです。向かいの奥さんに戴いた佃煮を猫にもおすそ分けしたところ大好きのようでカリカリ食べていました。昨日はこのノラちゃん、田んぼまで一緒についてきて挙げ句の果てに稲の間で迷子になっていましたが、今日は眠そうで車の下で寝ていたので留守番を頼んでイナゴ採りに出かけました。


夫はどうやらイナゴづいてしまったらしい。夫にさそわれるままに、母を送り出したあと出かけるまでの短時間イナゴ取りにでかけました。
我が家のすぐ横が田んぼで、まだ稲刈りが終わらずに一部残っている田んぼがあります。その横の草むらには、たくさんのイナゴがピョンピョン跳ねていました。二人とも子どもみたいに一生懸命イナゴと格闘しました。逃げ足が速いので追っかけるのに一苦労、汗をかきます。
奮闘のかいあって沢山取れたので昨日の分と合わせて早速料理をしました。向かいの奥さんにもう一度料理の仕方を聞いて取り掛かりました。なんとかイナゴの佃煮が出来上がり、夜のおかずが一品できあがりました。イナゴは夫も始めての経験だといっていました。
毎年新しい経験があります。向かいの奥さんが言うには、今年はイナゴが多い年らしいです。夕方にはあちらさんもお孫さんを連れて採りに出かけたようです。今度はどんなものに出会うのか楽しみです。
午後から南安曇郡の農協で、新聞で紹介されていた「おばあちゃんたちから聞き取りして作った郷土料理の本」を買ってきました。これから長野の食について勉強してみるつもりです。


9月20日(火) 晴れ          イナゴ取り

最近の朝の散歩の楽しみは秋の味覚を見つけることです。
家を建てる予定地の周辺は前が田んぼで後ろは畑です。畑とはいっても中には手入れがされずに草ぼうぼうになっているところもあります。その周辺はアケビやらクルミが沢山なっています。クルミは収穫には早いですが、アケビはそろそろ食べごろです。
また秋と言えば栗。同じく近くに大きな栗の木がありますが、その栗は持ち主がいるので昨年同様今年も取らせてもらうようお願いに行ってきました。
その栗はまだ早い感じですが、昨日少しだけ拾ってきました。早速栗ご飯の第1号、苦労の甲斐あってやっぱり美味しいです。栗が美味しいのか木になっている状態に虫が入っているのもあります。
昨年は一人で何回も栗ご飯を作った夫は、栗を剥くのも手馴れたものです。今年は私も住人になったので、夫に負けずに栗ご飯も作ろうと思っています。
秋といえば新米、我が家の「バケツ田んぼ」の稲も刈り取りました。 これは家の横にある用水から稲の苗が流れて来たのを夫がバケツに植えたそうです。しっかり米になっています(ハサにかけて干してあります)。大量すぎてどうやって食べようか・・?

昨日取ってきてお隣さんが料理した「イナゴの佃煮」を少しいただきました。初めて食べましたが、カリカリと美味しいですね。
そこで今度は二人でとりに行きました。草むらにも結構います。まだ残っている稲から追い出して取るのですがやっぱり素早い。
近くの奥さんが孫の守をしながら手伝ってくれたり、取り方や料理方法などのアドバイスをして下さいました。通りがかりの人も声を掛けていくし地元の方はやっぱり慣れていますね。今度は自分で料理する番です。一晩のおいていたら糞を出すそうです。それから煮るようですがもう一度教えてももらわなくては心配です。




9月19日(月) 晴れ     「敬老」の日

お年寄りの日って何歳からが対象かな。というよりもこの日の対象は孫から見たじいちゃん、ばあちゃんなのでしょうか。その意味では我が家は全員該当しますがみんな関係ないような顔で過ごしました。
今日は実家の母の86歳の誕生日。敬老の日でもあるので電話をしてみました。近くに住んでいる弟夫婦が食事に連れて行ってくれたと喜んでいました。元気だけが取り柄の母ですが今となっては元気が何よりです。来年こちらの家が完成したら池田に来る事を楽しみにしているそうです。
テレビでも”元気な百歳”を取材していましたがお元気な方が多いです。新聞では金婚式を迎える夫婦を紹介していました。50年、長い話ですが元気で「金」を迎えたいですね。
私たちは日曜・祭日もないのですが世間並みの祭日、ちょっと遠出をしてみました。大町温泉(立山黒部アルペンルートを渡ってこちらに着いたところが大町です)方面の散策です。
富山のホテルの支店が何軒かありました。大町ダムも初めて行きましたが大きいですね。周辺が散歩コースになっているので今度ゆっくり来たい場所でした。
帰りはまた温泉。ちょうど近くに山の中の一軒屋といった感じの温泉があったのでのんびり浸かってきました。
帰る途中車の前を一匹のサルが道を横切りました。”あ、猿だ!”とつい叫んでしまいました。見ると一匹でなく、大きいサルから子どものサルと何匹もいました。人の顔が見えたら反対側の山の中へと入っていってしまいましたが畑を荒らさないか心配になりました。熊でなくてよかった。




夕方夫がお向かいさんに誘われてイナゴを取りにいってきました。周辺は田んぼだらけ。もう大分稲刈りが終わっているのですが、イナゴは草むらに移動しているそうです。東北地方ではよく食べると当地に住んでいる妹に聞いていたのですが、まさか池田でも食べられているのは知りませんでした。カルシュームが多く骨粗鬆症の予防になるそうです。
素早いので結構いい運動になるといいながら夫もたくさんとったそうです。


9月17日(土) 晴れ       ケチャップつくりに挑戦

昨日は2回目の歯医者。治療後から痛み出したので、どうしたらいいか医者に電話で聞きました。「奥の方までの掃除だからよくあることですが、我慢できなかったらいつでも来て下さい」と言われたのでしばらく様子を見ていました。家で暫く休んでいると何とか治まり一安心といった所でした。
ところが今朝からまた痛み出しましたが、我慢出来ないほどではなかったのでそのまま出かけて行きました。用事と言うのは先日入会した「農協婦人部」の活動のお手伝いです。
仕事を引退した後はいままでやれなかったことが一つ一つ出来るようになり、こんな世界もあったのかと感動する事しばしばです。料理の面でも興味はあってもなかなか手の込んだものは作れなかったので今いろんな講習会に参加させてもらっています。農家ではありませんが入会できると言われたので、その2回目の行事にウキウキ参加したというわけです。
電話の聞き違いでお菓子つくりだと思っていたらなんと「ケチャップ」作りでした。大きな勘違いでしたがこれもまた経験した事がないのでよかった。さすが農協婦人部、漬物や味噌作りといろんなものに取り組んでいるようです。
小さい頃、家も農家でしたので同じようにやっぱり婦人部があり、母も味噌や福神漬、イカの塩辛となんでも作っていたのを思い出しました。
「家のひかり」という雑誌の話も出てほんとに懐かしく、自分の田舎に帰ってきたようです。
使ったケチャップは農協祭に販売するもので大量のトマトのへたとりからの作業でした。40〜50キロの完熟トマトが目の前にドーン、家でトマトジュースつくりは良くしているのですが量の違いに圧倒されました。歯の痛みも忘れて真剣になっている自分に呆れましたがこんな大量の作業をこなすには一日がかりでは?
へたをとり煮詰めて裏ごし、この作業はジュースつくりと同じですがこれにニンニク、玉葱を入れて煮詰め、さらに沢山のスパイスを入れて完成。煮詰めるので大量のトマトでも商品は半分以下になるそうです。手間暇がかかっているのですね。
昼食をとり、午後になっても完成はほど遠く、途中の状態です。「トマトピューレ」(よく聞きますね)で本日は終了と言う事になりました。

終わり頃には暫く忘れていた歯の痛みもだんだんひどくなりあと少しのところでお暇をしてきました。勿論最後の作業にはまた参加する事を約束して。
このあとは連休で医者も休みになるので心配で受診してきました。小指の痛みと言う表現がありますが、体のどの部分が痛くても落ち着かないものです。何事も早め早めの対策が大切ですね。




9月15日(木) 晴れ      初めての蕎麦討ち

昔は「敬老の日」でした。変更になって間もなくですので新聞を見ると敬老にちなんだ行事が目立ちます。「年をとるのは嫌ですが長生きするにはそれしかありません」・・・ある演劇のセリフの一つですがまさにその通りです。

いつもの放送で「蕎麦討ち講習会」の案内がありました。会場は近くの農協ですので参加する事にしました。始めは蕎麦好きの夫が参加予定でしたが面倒になったらしく私が行く事になりました。蕎麦はあまり好きではなかったのですが、長野に来て美味しい蕎麦やさんに連れて行ってもらったりしているうちに少しは蕎麦の味がわかるようになりました。
長野にきたら蕎麦くらい打てなくてはと蕎麦討ち用具セットは準備してありましたのでようやくその道具が使えるようになりそうです。
当日はエプロンと三角巾、それと打った蕎麦をいれるものを持参するように放送がありましたので少し大きめのタッパーを持って出かけました。
蕎麦粉をこねるのはまあまあでしたが伸ばすのに技術を要します。説明を聞いてやるのですがうまくいきません。
蕎麦はうどんのように寝かせる必要がないので時間的には意外と短時間でと出来るのです。ですから逆にモタモタして時間を食うと「蕎麦が風邪を引く」のだそうです。先生は不要なところに力が入って穴が開いたりしている私の様子を見かねてほとんど自分でやってくれました。
そば粉を練って伸ばす時に「へそだし」とか「段けし」とかいう言葉があり感心しました。
蕎麦を入れるのは箱の方がいいそうで私のタッパーは不合格でした。余分な箱があったのでもらって入れることにしました。
さすが生徒の皆さんは慣れた手つきでした。毎月15日に講習会を開催しているとのこと。お隣の方は「家では復習なんてしません。毎月15日が蕎麦の日なんです」と笑っていました。先生は「回数作って慣れることです」と言われましたが、上手になるでしょうか。
今日の蕎麦講習会は最後の切る専門でしたが一応蕎麦らしくなっており、夕食はざる蕎麦にしました。茹で方も悪く、切れ切れになっていたけど蕎麦やさんのより美味しいと思いました。いろんな課題を残した蕎麦うちでした。




9月14日(水)晴れ      親切な医者でよかった

夕べの不眠のせいか、今朝もまだ眠くて目覚めが悪い朝でした。今日はどうしても歯医者に行かなくてはならないのに朝寝をしてしまいました。
ちょうど富山に出かける日に治療した歯が取れていたのですが痛みもないので放置してありました。
毎度のことですが、歯医者に行くには勇気が要ります。ちょっと都合が悪くても伸ばし伸ばしになっていたのでこんな結果になってしまったのでしょう。すぐに治療が必要なことは十分にわかっていたのですが。
すぐ近くに歯医者はありますが、多分手間がかかるのではないかと大きい病院に行く事にしました。電話帳を開いてさて何処にしようと思案の末、少し遠いけれど松本の病院に決めました。予約なしの初診、遅くなるのを覚悟で出かけました。またまた母の面倒もお任せ。折角帰ってきたかと思ったらまたすぐに出かけるし夫も困ったものだと思っていることでしょう。
行ってしまえば何ということはなく親切なお医者さんでホッとしました。そこは「口腔センター」といって出来てまだ一年とのこと。施設も新しくて綺麗なところでした。先生にお任せしてきちんと治療する事にしました。

帰りには同じく松本にあるボーリング場に行き、大会を終えて帰ったのが夕方、母が帰ってくる時刻でした。
ところが夕食準備もそこそこにまた急な話が飛び込んできました。富山へ行っていてので連絡がつかなかったとのこと。大町市民劇場の例会が終わり今日打ち上げだといいます。自分が所属するサークルの代表者が多忙な方でなかなかお会いすることが出来なくて困っていたので、その方も参加するとのことでしたので急いで出かけました。
反省会のあと少しお酒がありご馳走が並んでいました。詳しいことを聞かずに参加したものの食事を食べて行かなくてよかった。車でしたのでお酒は飲めませんが美味しいものを戴きました。
ちょっと珍しかったのはそば粉で作った「蕎麦の薄焼き」、蕎麦屋さんをしているという会員さんが目の前で焼いて下さいました。それから別の方が「キュウリの佃煮」を持ってきており、これもまたとても美味しくて、つくり方を教えてもらう事にしました。夏のキュウリが豊富な時に出会えばよかったのですが。おはぎも美味しく最高でした。
朝から夜まで何をやっていたのか時間に振り回された一日でしたが最後は美味しいものに囲まれて楽しい時間でした。




9月13日(火) 晴れ      認知症の兆候がでました

選挙で富山へ行って今日帰ってきました。行きがけから池田も降り出してはいたのですが、富山へ入ったとたんに物凄い雨。ワイパーを最高にしても足りないくらいの勢いです。高速を走っている最中だったので怖くてスピードも出せませんでした。
そんな雨も娘の家に着いた頃にはもうすっかり上がっていました。土産を置いて早々に選挙会場に直行しました。肝心の投票という用事を忘れたら大変ですから。
その後は富山の我が家へ。台風13号で物干し竿やら衣文賭けが飛び散ってひどい状態になっていたのでその片付けや除草に追われました。
2日目、草むしりも全部は終わらない状態でしたが所用のため途中でストップ。娘が休みで久々に一緒に外出して食事をしたり買物をしたりしました。娘はつわりも治まり食欲も出てきたようですのでひとまず安心しました。
友人に孫が出来てそのお祝いを娘に見立ててもらおうと、娘に買い物に付き合ってもらいました。夏物は今バーゲンの最中だったので、ついでに孫と夫の買物もしました。
夫は勤めに行かなくなった今は、着るものにはあまり興味を示さなくなったのであまりの変わりようにびっくりしています。代わりに金を掛けるものがあるのでしょうね。


夜は演劇鑑賞です。「ドライビング、ミス、ディジー」劇団民芸の奈良岡朋子さんと無名塾の仲代達矢さんという夢のコンビが初めて誕生しました。芝居もさることながら終了後はロビーでお二人との交流もあり最高でした。
芝居が終わってから大事な用事を一つ済ませたあとショックな出来事が起きました。ポケットに入れたはずの封筒(現金と書類入り)がなくなったのです。短時間の出来事ですので自分が歩いた場所を回ってみたのですが見つかりません。スーパーにも行ったので拾い物が届いていないかカウンターで聞いてみたのですがダメでした。現金がはいっているので拾った人はラッキーと思ったでしょうね。こちらはいつの時点で落ちたのか全く見当がつかず、いよいよ「認知症」になったのかとあまりのショックで眠れない夜を過ごしました。紛失した書類の再発行で市役所へ。思ったよりも時間がかかり、残りの買物をしたりで大幅に帰宅時間が遅くなりました。この頃無意識の行動が時々あります。気をつけなくてはと改めて痛感しました。


9月10日(土) 晴れ       自由時間を図書館で

秋も半ばだというのに毎日暑いです。今朝明け方はタオルケット1枚では寒いくらいでしたが、日中は暑くて大変。
夫は朝早くからお宮さんの清掃に出かけました。しかし後が大変。肩が痛くなったり首が痛くなったりサロンパスのお世話になりました。お互い気持ちは若いつもりでも、だんだんと体は言うことを聞いてくれません。痛くなったら治りも悪くなるばかりですので仲良く付き合って行かなくてはいけませんね。
昼からヘルパーさんに来てもらえる時間です。夫はパソコンの修理に取り掛かっていました。私は今日は図書館に行って友人に手紙を書いたり、本を読んだりして過ごしました。
池田町の図書館は小さくこじんまりしていてあまりお客さんもいません。本を読んでいる人が2〜3人といったところですのでゆっくり出来ます。
いま井上ひさしさんが関わっている本を読んでいますが、彼の歯に衣を着せないところが好きですね。
この本は対談形式の本です。相手の方は俗に言う「頭の切れる人」で、話も理論的過ぎて難しくて普段はなかなか読めませんが、井上さんが相手だとその方の話までわかりやすく感じます。まだ途中ですが多分読み切るでしょう。
時間になって帰宅すると夫は庭の野菜や花に潅水中。首や肩はもう治ったみたい早いですね。よかったね。
明日はいよいよ選挙。投票権がまだ富山にあるので富山まで行って来ます。たかが一票ですが棄権するにはもったいない。一票の重みというのがあります。ついでに用事もあるのでまた2〜3日留守にします。


9月8日(木)台風一過、晴れ     娘の家に子犬が来た

素晴らしい秋晴れだというのに明け方から頭痛がして起きられませんでした。その間に夫は昨日の台風で避難した鉢物を元に戻してありました。(腰が痛いのに悪かったと心の中で謝っていました。)
台風の事で娘にメールをしていたら、向こうでは学校が休校になっていたそうです。しかし大したことはなかったようで安心しました。

大分前の夫の日記で、今飼っている「外猫」(外で飼っているネコ)のほかにもう一匹の黒い猫が来るという話しがありました。それを見た娘が二匹になったのかと聞いてきました。そんな筈はありませんよ・・・と返事。その猫は人見知りが強く近寄るとすぐ逃げてしまいます。しかし気が合うのか二匹で仲よく遊びいったりしています。
先日はうちの猫が大怪我をして病院に行ったのですが、野良猫が多いのでどの猫と喧嘩をしたのかわかりません。
娘の家では妹が最近犬を飼いだしたそうで、まだ小さいので躾が大変とのことです。家の中が臭くて臭い取りが大活躍をしているそうです。「私は猫派なのに」とこちらの猫が気になるようですが、それでもまだ2ヶ月の犬も可愛いようです。「誰よりも一番猫が好き」という夫は縁側に出るのが楽しみのようです。喫煙もあるのですが、猫が飛んで来るからです。もう猫べったり。
夕方二人で縁側にいても猫が来ないので、遊びに行ったみたいだねと最近の様子を話していました。近頃朝帰りが多くなっているようです。まだ泣き声は赤ちゃん声ですが、体はすっかり大きくなったのでお年頃でしょうかね。怪我をして帰ってこなければいいのですが。


夜遊びの話で思い出したのですが、小さい頃「もうあしび」(沖縄の方言で「もう」は森と草っぱら「あしび」は遊ぶ)というのがありました。夜になると若い男女がひろばに繰り出し集うのです。朝帰りはあったかどうかわかりませんが、今で言えば合コンかな。みんなが認めていた恋愛の場所でしょうね。その中から必ず結婚する男女がいましたので村には売れ残るというのは少なかったように思いました。
忘れていましたがふと思い出したので、多分いまはそんな風習はなくなっていると思います。
ちなみに私は高校を卒業してすぐ名古屋に出てきたのでその遊びには参加していません。どんなものか一回くらい経験してみたかったな・・・。その話をして二人で大笑いしました。


9月7日(水)  台風14号接近、強風       芝居の搬出に思う

雨は朝のうち少し降っていましたがすぐに晴れました。風だけが強くなり、テレビの台風情報で台風の位置を確認しながら作業をしました。
今日あたりが本格的に来るのではないかと鉢物を避難させたり、花に支柱を立てて補強をしたりと二人で大忙しの台風対策でした。
幸いにも雨が降らないので午後から養老猛司さんの講演会に出かけました。何日も前から無線放送で案内していたので、みんな楽しみにしていたのではないかと思うほどの凄い人数でした。台風だから集まりが悪いのではないかと心配したのがバカみたいです。
大学教授の話は難しく、また言葉がこもってマイクにうまく入らずわかりにくかったのが本音です。当日は要約筆記サークルというのが来ていて、耳の遠いお年寄りのために書いて写していました。
見ていましたら彼女たちもよく聞き取れないのか書いていなかったり、講師が早口なため筆記がついて行けず、意味が間違ったいるところもありました。お年よりも多かったので人ごとながら話がわかったか心配になりました。
さすが夫は養老先生の本をよく読んでいるだけに理解できたようです。(直接本とは関係ないのですが)。


夜、大町文化会館に演劇の搬出に行ってきました。今日は二日目、最終日です。終演後舞台の片づけを手伝うのですが、なんと人数の多いのにびっくりです。男の人は勿論、女の人も沢山いました。富山とは大違い。
搬出はどうしても遅くなるので、その当番になっていてもほとんどが帰ってしまうのです。ここの人はみんな真面目で責任感が強いのですね。みんなで作り上げるのが鑑賞会ですので当然かも知れませんが、私はとても有難いことだと感心しました。
舞台装置は簡単に見えたのですが、取り外しは結構細かいものがあり時間がかかりました。それでも本当に途中に帰る人もなく最後まで頑張ってくれました。いつも思うのですが芝居は裏方さんが一番大変です。


9月6日(火) 晴れ       初めての演劇例会

台風の影響で風が大分強くなってきました。大型台風のようで心配です。こんな日なのに予定が一杯です。

昼過ぎから生活改善グループの体操兼料理講習会がありました。前回間違えて参加して恥を掻いてきましたが、今回は会員になったので堂々と参加しました。勝手も知っているしもう慣れたものです・・・。
前回に比べて今日は参加者の多いこと。一体何人会員がいるのだろう。約1時間体操や簡単な踊りをした後料理講習でした。
今日は「高野豆腐」をメインにした料理でしたが、家では夫があまり好きではないので多分作らないだろうと思いながら作業をしていました。
前回はよくわからなかったのですが、会場になっている会館に栄養士がいてその人が献立を考えているようです。
終了後に来て話をしましたが、始まる前に料理のポイントなどを話して下されば皆さん迷わなくても済んだものを。試食は美味しかったのですが、栄養士の件だけがちょっと不満でした。

急いで帰って今度は大町まで演劇の例会です。引越してきて始めてですので会場もわからず地図で調べてから行きました。
今回は二人芝居ということで2ステージになっているので富山でいうと教育文化会館より少々大きい会場を半分に仕切ってありました。成る程いい考えだと感心しました。
東海・北陸ブロックとはサイクルが違い全く違う芝居だったのでよかった。
お芝居は俳優座の「八月に乾杯」で、岩崎加根子さんと小笠原良知さんの二人芝居でした。原作者はロシアの方、翻訳は袋正さんという方でした。日本びいきだったようで日本の事も少し入っていました。
物語の背景には戦争が重たく横たわっていました。医師である彼(ロジオン)は妻を戦争でなくし(妻も医師で軍医で戦地に赴き戦死)、一人娘は嫁いで現在は一人暮らし。(妻の墓の近くで暮らし、戦争は二度と起こしてはならないと強く思っている)。彼女(リーダ)は患者としてある保養所で出会うが、彼女も戦争で息子を亡くし、また夫にも裏切られながらいつかは帰ってくるだろうと寂しい一人暮らしをしている。息子の死と妻の死を乗り越えるために多くの時間をついやした二人がほんの偶然に出会ったところから始まります。
お互いそれなりの年を重ねているので、女は男をカチカチの堅物と思い、男は得体の知れない怪しい女だと拒否し、最初は二人とももてあましていたが、やがて「私の人生はこの日のためにあったのだと」と思うようになり二人の出会いに乾杯するのです。
老いていく寂しさ、心の温もり、そして人生はまだまだまだ捨てたものではないという希望がこめられ、ほのぼのとさせられた芝居でした。
終了後にロビーで短時間の交流会がありました。岩崎加根子さんはテレビで見るより若若しくてとっても綺麗。芝居の中で衣装を9回も着替えるのですがみんな自前の服だそうで、よく似合って素敵な服ばかりでした。


ところで話は飛びますが、昨日の午後、温泉に行ってきました。
昨日は台風の影響か一日中雨でした。こんな日は温泉に限ると、母を送り出したあと穂高の温泉に二人で行ってきました。
土曜日に下見に行ったばかりでしたので何処から行こうか迷いましたが、何処が一番いいのか調べるためにも一箇所づつ順番にいく事にしました。安くて気軽に温泉に入れてとてもいい気持ちで帰ってきました。


9月4日(日) 曇りのち雨       母を連れてドライブ

朝から泣き出しそうな天気でしたので散歩は畑によってオクラを収穫し、そのあと近くを回ってくるだけにしました。
庭に植えた大根などの菜っ葉が密集しているので毎日間引きをしています。味噌汁の実がキュウリから菜っ葉にかわりました。お浸しもあっさりといただいています。
それからポットに植えてある人参が始めて取れました。沢山もないので一本だけ収穫し、生でサラダにして食べました。夫はちょっと硬いと言っていましたが私は念願の人参が出来たので満足でした。来年は沢山地面に植えようと思っています。
日曜日はいつもゆっくりしているのですが、今日は母を連れてドライブに行く事にしました。昼近く母を起こして朝昼兼用の食事を済ませたあと出かけました。
ここ暫く母は遠出をしていないのでたまには森林浴でも思い、私も行ってみたかった「美ヶ原高原」にしました。
途中道案内がはっきりしないため迷ってしまったが何とかたどり着きました。標高2000メートル近くもある高原でしたが山の天気は霧で真っ白。景色は何も見えません。折角くねくねした道を登ってきたのにあいにくの天気で残念でした。
二基の大きな風車だけが目立っていました。こんな天気でもお客さんはまあまあ来ていました。山のトイレは有料でしたので使用を止めました(ハハハ、大丈夫だった?)。
母は景色を見るでもなく目を閉じてばっかりで、長時間も車に揺られて疲れに行ったようなものでした。池田からですとちょっと遠い感じですね。気軽に行こうかという場所ではありませんでしたが、途中いくつかの温泉やぶどうの名産地でワインやぶどう狩りが出来る場所があることを知りました。娘たちが来た時にここに連れてくればいいかも。秋も美味しい果物がいっぱいです。




9月3日(土) 晴れ        日帰り温泉の下調べ

幾分過ごしやすくなってきましたが、日中は残暑が厳しいです。昼から夫と近くにある池田工業高校の学校祭に行ってきました。二人で出かける時間帯はヘルパーさんが来ている3時間だけ。その時間を有効に使っています。
学校祭のお目当ては展示発表とバザー。夫はバザーに出ているというコンピューター、私は沖縄物産展。何で沖縄物産展なのかわかりませんが即売もしているので楽しみに出かけました。
夫は空振りでしたが沖縄展でゴーヤーを無料でいただき、黒砂糖を買ってきました。他に体育館のバザーで日用品を2点ほど仕入れました。
沖縄展の会場で沖縄に関するクイズをやっていたのでわかって当たり前、でももしわからなかったらどうしようといいながら挑戦してみました。意外に簡単で一箇所だけはっきりしない所がありましたが勘で書いたら「パーフェクトです」と担当の生徒の声。沖縄出身ですとも言えず苦笑い。記念品は飴玉でした。2個もらってなめながら帰ってきました。


時間が少々残っていたので穂高の方に足を伸ばして普段気軽に利用できる温泉を探しに行ってきました。各ホテルにある温泉が外来者にも利用されている事がわかり、値段的にも多少の違いはあるもののほとんど同じくらいでした。
日帰りコースでゆっくり温泉に浸かりに来るための下調べでしたが、穂高の方はまだ道がよくわからないので一人だと不安だな。場所によってはまだ一人歩きは出来ないので夫と一緒に行く事にしました。


9月2日(金) 晴れ         パンつくり講習会に参加

池田では毎日一日に何回か地域の情報を流す無線放送があります。この放送で2、3日前からパンつくり講習会の案内がありました。興味があったのでよーく聞くと農協の婦人部が対象の講習会のようです。参加してみたいのですが、以前の失敗もあるので対象者をよく調べてからという事にしました。
農協に問い合わせると「会員になったら参加してもいいですよ」と言われたのでさっそく会員になりました。

いよいよ当日、エプロンや三角巾など必要なものを揃えて会場へ出かけました。初めてですので遅刻したら大変と少し余裕を持っていったところ一番乗りでした。
定刻近くになっても誰も来ないので日を間違えたのかと会館の受付で確認したところ、今来るでしょうとの返事でした。
結局予定時刻を少々遅れて始まりました。皆さん慣れているのでそれで当たり前のようでした。新入会員でも紹介もなく、勿論講師の紹介もありません。始めは誰が講師なのかもわからないくらいでしたが、悪気ないようすで和気あいあい。これくらいデーンと構えないとやっていけないことを思い知らされました。


パンつくりも何回もやってきているとのこと。今日はパンといってもお菓子のようなスティックつくりでした。秋に農協祭が開催されるようでその際バザーがありその出店の準備のための試作でした。
材料は主に地元のものでさすが農協婦人部と感心しました。パンつくりといえばこねたり寝かせたり面倒な動作ばかりで今までは手をつけなかったのですが、意外に簡単だとわかり積極的にやってみることが大切なことがわかりました。
何回も何回も作っているうちにコツがわかってくるようです。当たり前のことが慣れないうちは面倒だったのです。
パンの中にゴマ、青じその葉、それにあまり馴染みのない桑の葉(蚕が食べる葉)まで入れちゃいました。好きなものを入れて作るといいそうです。
合間を縫ってテータイムがありました。その際に、参加者がそれぞれいろんなお漬物を持ち寄ってきていたのでご馳走になりました。漬物が上手、料理も研究熱心で農家のかたに脱帽しました。「地産・地奨」を実践していますね。いろいろレシピを教えてもらい家で挑戦することにしました。池田の地域に解けこむ第2弾。年間を通じていろんな活動があるとのことで楽しみがまた増えました。


9月1日(木) 晴れ      新聞のチラシにはまっています

9月になりました。午前中は戸を開けているとさわやかな風が入り、とても気持ちがいい日和でしたが、午後からは残暑が厳しい暑さに早変わり。車の中の暑さは大変なものでした。クーラーをかけても少しも涼しくならずに真夏の暑さでした。
今日は夜になってもあまり気温の変化はありませんでした。夫は今朝は特別に早起きで私が起きる頃には一仕事を終えていました。ホームページのまとめの仕事やらもろもろあり忙しそうです(ご苦労様)。
朝私が起きてから散歩のかわりに畑に行ってきました。
ジャガイモを掘りをして、その後に種まきをしました。大根や赤カブ、それに長野の名産野沢菜も蒔いてみました。
畑で今元気なのはオクラです。庭のオクラとは比較が出来ないほど幹が太くて背も高く本当に驚きです。毎日食卓に乗っているのですが、いつも同じ食べ方です。他の人は天ぷらにしたり酢の物にしたりいろいろ変化のある食べ方をしいているようですが、うちは茹でてマヨネーズか生で鰹節と醤油をかけて食べるのです。たまに納豆にも入れますがそのままの方が美味しいようです。
後植えのトウモロコシは虫も付いているしカラスが先端のほうを食べてしまっています。うちは無農薬栽培ですので美味しい所は虫が食べてしまっています。それから主さんが食べるのです。困ったものです。


毎日朝食後に新聞を読むのが私の日課になっていますが、実はまずチラシを先に見ます。チラシにはまっていると言いましょうか、勤めている時は見向きもしなかったのに180度の変わりようです。
新聞店で一生懸命チラシを入れている人を見たとき、大変な思いをして入れているのだから見ないと罰が当たると一度は思ったものでしたが膨大なチラシの山を見ているととても見る気がしませんでした。
今こうして隅から隅まで見ていると結構特価品があります。安いものを見ても店が何処にあるかわかりませんが、少しは地理にも詳しくなったので探して買いに行きます。よく使うもの、特に母の介護用品は少しでも安い店に行って買いだめをします。こうして節約しても他のところで使ってしまっては何にもなりませんが、いろんな情報を集めるのを楽しんでいます。







"Flowers" by Blue Pino Man

to top