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3月31日(金) 晴れ        宅老所訪問

3月も終わりだというのに昨日、一昨日と雪が降りました。テレビでも桜の花に雪が積もっている様子が写っていました。なごり雪は降る時を知っているはずなのに・・・。さぞかし桜もびっくりしたでしょう。
富山でも友人からの電話によると、昨日から雪が降っており今日も舞っているとのことでした。長野ではまだ降っている地域もあるようですが、池田は久々に晴れました。しかし風が強いため消防の方からは野火をしないようにと放送で注意がありました。寒いのでストーブはまだまだ手放せません。

前から一度は訪ねたいと思っていた宅老所「たかちゃん家」への訪問がようやく実現しました。母を送っていくとき玄関先までは何回かお邪魔した事があるのですが、詳しい事情がよくわからなかったのでお話を伺うことにしたのです。
利用者は常時10人位をお世話しているとのことでしたが一人お休みしているので今日は9人でした。ちょうど昼食後だったのでお昼寝に入っている人が何人かあり、母も座敷の布団で寝ていました。
話が済んだころに運良くおやつの時間。「ピザが焼けたよ」と声がしました。初めてピザを焼いたそうですが、「上手に焼けている」と皆さん美味しそうに食べていました。私も勧められたので一緒にご馳走になりました。
皆さんはコーヒータイムを楽しそうに過ごしていました。母は起こされて来たのはいいのですがまだ眠たい様子でソファーに掛けたまま寝ていて皆さんが歌っている声も聞こえていないようでした。今日は朝来た時から眠たい様子だったそうです。夕べ遅くまで一人ごとを言っていたのでその影響でしょうか。最近はあまりそのような事はないのですが、ヘルパーさんの話によると昨日の昼から多弁だったようです。
皆さんがおやつも済んだ頃にやっと目が覚めてピザを食べ、コーヒーも飲んだそうです。
他にも母と同じような方がおられてやっぱりベッドで寝ていました。その方もなかなか起きてきません。
管で栄養を補給している方もいました。これは大変だ・・・。その様子を見ていると、かつて勤めていたときに併設されていたデイサービスを思いだしてしまいました。そうは言っても今は仕事で皆さんのお世話をする気力はもうなくなりましたが・・・。
介護度の違うお年寄りが集まっているので反応もさまざまです。しかし母はまだ反応もあるし、歌も歌ったりするそうなので元気な方に入るのでしょうね。
宅労所の様子もわかり、また一生懸命お世話をしている様子も伺えて安心して帰ってきました。






3月28日(火) 曇りのち雨        アクアビクス閉校式

夕方から天気は崩れる予報になっていますが午前中は何とか持っています。東京は春爛漫でしたが、池田はまだまだですね。暑かったり寒かったりと寒暖の差があるので花が咲くのはもう少し後になるようです。
今、身の回りで春を感ずるのは「ふきのとう」「ナズナ」です。敷地内に一個見つけては喜んでいましたが、建築中の我が家の周りの土手にふきのとうが沢山あるのを発見しました。ナズナもありました。わー嬉しい!。昨夜はふきのとうの天ぷらとナズナの味噌汁で春を味わいました。また、ふき味噌にしたりよく食べています。若い時は臭くて食べられなかったのですが、今は美味しいと思えるようになりました。年を取ったら嗜好が変わるといいますが本当ですね。


夫は食事が済んだらイソイソと出かけました。といっても出不精ですから何処かに旅行ではありません。本当にすぐ近くの「おやき村」でつるの講習会をするのだそうです。今度は"先生"です。
インストラクターの免許なんてありませんがもうプロみたいなものです。どうしても教えてほしいと頼まれたそうです。
私は、午前中はパソコンに向かっていろいろ。午後からはプールの日です。
町主催の「アクアビクス」の10回コースが1回増えて11回になり今日が最後の日になりました。身体計測や閉校式があるからといつもより早い時間の集合でした。
一応、開校の目的が「健康つくり」でしたので最初に問診がありました。それに記入した事項についての結果はどうだったかという調査もありました。
30人定員で皆出席は4人だけでしたが私もその一人でした。そのお陰ではないかもしれませんが、体脂肪だけは減っていたので驚いてしまいました。膝の痛みも少しは治るかと思っていましたが、他の結果と同じく変化なし。他の人は「腰や足の痛みは楽になったが体重や体脂肪は増えた」という人が多かったので、一生懸命やっても週一回の45分では効果はないかもしれません。
今度はプール側が主催で15回コースを開校する事になったのですが、申し込み時に留守にしていたので本日聞いたら締め切っていました。プールのシニア教室は人気がありますね。
ほとんどがおばさん達だから男の人は小さくなっています。今度からは、教室ではなくてもいいからは出来るだけ週一回は行くように心がけたいです。


3月26日(日) 晴れ          東京は花盛り

早い時間帯の特急梓号に乗り東京へ。最初に乗った時は曇っていたのでまわりの景色がよく見えませんでしたが今日は信濃路がとっても綺麗でした。長野を過ぎて甲府にさしかかったあたりからは一面が花景色でした。
今回の東京行きの目的は芝居見学ですが、開演までに少々時間があったので近くの新宿御苑まで足を伸ばしました。東京は春真っ盛りといった感じでした。
「ソメイヨシノ」は5分咲きくらいで、公園の中は家族づれや会社関係らしい花見客で賑わっていました。
特に目を引いたのはカンヒ桜(沖縄の桜で1月末が満開)の交配品種で「陽光」という種類の花でした。3月が満開になる花だそうで、さすがに綺麗でその花に皆さんの目が集中していました。


他にもいろんな花が咲いていて、春の花が咲いているかと思えば紅葉したようなもみじもあったりして目を楽しませてくれました。椿の花もまだ咲いていました。
あまり時間がなくゆっくり園内を回れなくて残念でした。ゴザを広げて宴会をしている姿を横目で眺めながら公園を後にしました。
新宿御苑が開園百周年になるとかで、至る所でイベントが行われていました。春の交通安全週間が行われるに当たって警察の音楽隊のパレードもありました。綺麗な女の人が乗った白バイを先頭に、これまた綺麗な男女が乗った馬も登場して街頭の人の目を引いていました(綺麗な人はやっぱり得ですね)。


肝心のお芝居は地人会100回公演、山田太一作、木村光一演出の「流星に捧げる」でした。
二人のお芝居はとても好きでいつも感動している方ですが今回は少し期待はずれでした。
山田作品の根底に流れる「家族」とか「愛」とかは変わりないですが、展開の仕方に問題があるのでしょうか。孤独な老人がだんだん認知症になっていく、その老人を利用しようとする周りの人たちとの関係を描いているのですが最後の場面が今ひとつ何を意味しているのかよくわかりませんでした。この作品が演劇鑑賞会の候補になりうるのかどうかを見る責任があります。
出演者は風間杜夫・山本学・根岸季衣・中村たつとテレビでお馴染みですので楽しいかも知れませんね。


3月25日(土) 晴れ       白玖ちゃんとご対面

昨日に続いてさわやかな天気です。昨夜は娘の家に泊めてもらいました。
孫の白玖ちゃんともやっとご対面です。もうすぐ一か月にもなるというのに今頃初顔合わせ、ごめんなさい。
写真ではきりっとした顔つきでしたので会ってみるとイメージとは違っていました。可愛いチッチャイ手や足。当たり前ですがまだ赤ちゃんでした。でも首はしっかりしていて抱かれてもしっかりしていました。
哺乳瓶が嫌いのようで母乳以外はお茶もミルクも飲まないし困ったと言って何回も母乳を与えていました。夜も何度も起きるので娘は眠たいともらしていました。(そのうちだんだん寝るようになるから頑張れ!)
男の子ですからオムツ交換の際、おしっこが上に噴射、顔にかけられるといって大笑いしていました。婿さんも目に入れても痛くないといった感じの親バカぶりでした。女の子と多少は育ち方が違うけど大勢の家族に見守られながらまたすくすく育っていく事でしょう。
この頃は白玖ちゃんに全員の目が集中するので、犬のトラちゃんは焼きもちを焼いているそうです。
ご両親や婿さんはお仕事で頑張っているのに私は娘と午前中ゆっくりと過ごしました。申し訳なく思いながらもお昼をご馳走になってから失礼してきました。


富山にもどり、ついでの第二の用事です。人と会う約束をしていたのでレストランで待ち合わせをしました。話が終わって最後に、長野には海の幸がないだろうと親切に蒲鉾を土産にくださいました。後は買物をして帰るだけです。
池田にも勿論海の幸はありますが、新鮮さが違うだけです。富山に来た際は出来るだけ魚類を買うようにしています。
買物は勝手を知っているいつものスーパー。割と海の幸がと入っているのですが、きょうはホタルイカだけでした。これからが旬、早速買って帰り酢味噌にして食べました。


3月24日(金) 晴れ       選抜高校野球を富山で観戦

すっかり春の日差しで気持ちのいい朝。今年度最後の富山行きです。白馬・小谷あたりの雪が心配されましたが道中晴天にめぐまれ気持ちよく運転できました。
ゆっくりと海の景色を眺めながら国道を走りました。途中衝突事故があり、乗用車の前の部分が大破しているのを目撃しました。陽気のせいで眠くなったのではないかとわが身も引き締めて行きました。
昨年引っ越してきてから毎月第4金曜日は富山に出かけていました。マンスリーリーグ戦がありいよいよ今日が最後の大会です。いろんな用事もこの日にあわせていましたがこれからは「定期」がなくなった代わりにその都度出かけたいと思っています。
富山に着いてさっそくボーリング仲間のお見舞いをしました。以前自分も検査に行ったことのある病院でしたが改築されとても綺麗になり見違えるようでした。
5階の病室からは我が家のあった呉羽丘陵が一望できて懐かしくなりました。
その方は手術が終わって点滴治療をしているとのことでとても元気そうでした。
ちょうど今は甲子園の選抜高校野球が始まっていますが、夏と違ってこの時期は真剣に見たことがありません。たまたまテレビでは富山と沖縄の対戦がお行われていました。2対3と沖縄がリードしていました。相手は富山、大きな声で応援する訳にもいかず、心の中で応援していました。
日本の最南端、八重山の高校が出ていました。離島からこのような大きな大会の参加は初めてだと思うので余計に応援したくなりました。
その友人は比較的新しい人ですので、私が沖縄出身だとは知っていないと思います。また追加点を加え5対3と勝ちました。追加点が入ったときに「もうだめだ」と残念そうにしていたので、試合終了後表情を変えずに「高商、残念だったね」とだけで終わりました。田舎の学校が野球の名門校の高岡商業高校をよく破ったと感心しました。
そういえば何年か前に春の大会で優勝旗を持ち帰ったことがあったのを思い出しました。沖縄も本土復帰30年余、スポーツや芸能などいろんな所でやっと本土の仲間入りが出来ていることに感慨深く、ついウルウルしてしまいました。「やれば出来るんだ」となにかしら勇気が沸いてきました。
さて夜の大会頑張ろうと意気込んで参加、最後にふさわしい点数が打てたので悔いは残りませんでした。10チーム中、3位それも一ポイント差。一点の重みをさらに感じた大会せしたが満足です。一緒に投げてくれたダブルスの相手の方にもお礼を言って別れてきました。


3月21日(火) 晴れ       思わぬ瓢箪との出会い

春分の日で祭日ですが、母も宅老所へ出かけ、毎日が日曜日のものにとってはあまりその実感がありません。
宅老所は、日曜以外は自主事業で開設しているので出来るだけ予定通りの日数をお願いしているのです。最近の母は家にいるとテレビも見なくなったし、さりとて常時相手をしていることも出来ないので寝ている方が多くなっています。大勢の中にいると刺激があり会話もでるようです。母は現在のところ、快食・快眠・快便と3拍子が揃っているので風邪も引かずに元気でいます。

母を送り出した後は天気もいいし、つるを採ってから温泉に行こうということになり準備をして出かけました。
つる細工は先日の展示会で少し売れたので、夫は「やっぱり宣伝が一番。もっと人目のあるところに展示をしたい」と意気込んでいます。観光客が多い場所に展示出来るといいですが。

ところで人との出会いはいろんな所で生まれます。夫はつるを採っているとき近くの農家の方と知り合いになったとよく話していましたが、今日も思わぬ出会いがありました。
私たちがつるを採るところは広範囲に渡っていますが、今日は隣町の民家の近くで採っていました。
ごそごそと音が聞こえたのでしょうか、「何をしているのか」と年配の男の方が上がってきました。話し好きのようで暫くそこで立ち話しをしていましたが、そのうち自分の趣味の話も出て作品を見に来ないかということになってしまいました。
折角だからとお邪魔してみると、その方は多趣味のようで盆栽や木細工なども自慢していましたが、中でも「瓢箪」づくりが一番の楽しみのようでした。
家とは別棟に専用の小屋が作ってあり、その中に趣味の道具が詰まっていました。
瓢箪は小さいものから大きいのは2メートル近くもあるものまでありました。私は友人のお舅さんが昔から本格的に家で瓢箪細工をやっていたのでそれほど珍しくもありませんでしたが、その方はしゃべるにつれていよいよ説明にも熱が入って一生懸命うんちくを傾けていらっしゃいました。
大きな農家の家で奥さんはお留守でしたが家の中などに沢山飾ってあるひょうたんの作品も見せてくださいました。
話はひょうたんの作り方かた絵付け、書の書き方にまで及びました。絵や書を書いてからつや出しをかけるということや瓢箪は丸いから達筆な人でも綺麗に字を書くのは難しいという話までいろいろ。夫にも是非と勧め「お近づきの印に」といいつつ、いくつかの瓢箪をプレゼントしてくれました。
夫も多趣味というか何でも一通りはかじっている人、書や絵もある程度は自信があると思うのでやれば出来るのではないかと思うのですが。瓢箪はあまり好きではないようです。やるからにはいい加減は嫌な性格、サテどうするのか楽しみです。




3月17日(金) 晴れ       前進座「三人吉三」

久々に前進座の歌舞伎を見ました。富山の演劇鑑賞会の例会ですが、富山での公演は都合により行けないので一足先に魚津公演を日帰りで見ることにしたのです。
今日は道中よい天気に恵まれてアルプスの山々が綺麗に見え、気持ちのよい一日でした。

お芝居の演目は河竹黙阿弥作「三人吉三巴白浪」。三人の盗賊を藤川矢之輔(和尚吉三)、河原崎国太郎(お嬢吉三)、瀬川菊之丞(お坊吉三)とお馴染みの3人が演じるので期待していきました。
前進座ファンですので好きな俳優さんは他にも沢山います。中でも一番好きな俳優さんが出ていなかったのでこれは少々残念でしたが・・。
歌舞伎座と違い舞台がどうなるかと心配していましたが、もう見事でした。両サイドの花道もしっかり出来ていて、歌舞伎らしいどん帳も下がっており雰囲気が出ていました。
場面場面でパッと代わる景色。特に最終場面は感動しました。また屋号の掛け声をかける人もスタッフの中にいて「おおざかや!」「やまざきや!」とタイミングよく声がかかっていました。地方でも歌舞伎が楽しく見られることを証明してくれました。
歌舞伎言葉は難しいので少し分かりにくいところもありましたが全体を通して理解しやすいようになっていました。
歌舞伎の専門的な詳しい事は知りませんが楽しんで見ている程度ですね(ファンだったらもう少し詳しい勉強をすればいいのですが)。

物語は「百両の金」が転々と人間の間をめぐってゆき、その連鎖の中で登場人物たちの因果関係が明るみに出されてゆく一種のミステリー仕立てで展開していきます。
三人吉三は義兄弟の契りを結ぶ盗賊同盟。連帯を重んじて身内(兄妹相姦の中)を殺し、盗み・殺しと金に振り回され、悪に染まりながらもそれぞれに「夢」をひたすらに追う。あまりにも悲しすぎるという場面もありました。三味線と浄瑠璃の中で見得をきる、そんな様子が浮かびませんか。
観劇終了後の友達との歓談が楽しくとうとう午前様で帰ってきました。


3月15日(水) 晴れ       にこにこ会総会

朝からまた予定が一杯です。午前中に歯医者受診。急いで帰宅して午後から恒例のソバ打ちです。
ソバ打ちはここ2ヶ月程さぼっていたので久しぶりに出かけました。その前に総会がありますと案内があったので何の総会かと思いながら参加しました。それは「にこにこ会」というソバ打ち仲間の会でした。初めにお話があればわかったのですが、知らされずに入会になっていたのです。「ソバ打ちに来た人=会員」という事です。変な宗教の会でなくてよかったのですがこのような事は初めにきちんと言うべきですよね。でもこういう所がのんびりしていいかもね。
会長、副会長、会計は長年やっていらっしゃる方が再度留任になりました。年間行事のソバ打ちは毎月15日に決まっているので問題はなし。後はその当番を決めることと、毎年夏に行っている親睦会の日程を決めることなどでした。
親睦会には参加者が少なく夫まで動員しているという話ですが、それでもやる意味があるのかと思ったりしました。
ちなみに私の当番は12月の31日の年越しソバ打ちの日になりました(12月は二回あります)。
総会はお菓子や、漬物やお菜など手つくりのものを沢山持ってきていました。一品持ち寄るというのがこの地域の慣習のようです。
農協婦人部で講習会があるとのことでさすがに漬物など上手で感心しました。今度から講習会には誘って下さいとお願いしました。

総会が終わったあとソバ打ちをしましたが今回初めて一から自分の手でやれました。最後のソバを伸ばす所はやっぱりまだうまくいかないので手伝ってもらいましたがだんだん慣れてきた感じです。
お客さんが来た時、さっと打ってご馳走できるようになりたいですね。勿論夕食は暖かいソバにしました。
今回は半分がソバ、半分は大きく切ってお煎餅にしてみました。油で揚げて塩をかけたらパリパリと美味しくなりいいおやつになりました。

夜はボーリング場のボールを入れる貸しロッカーの抽選があるので、いつもの昼の大会を夜に回して出かけました。くじ運が悪いのでしょうか、"ハズレ"でした。また当分車の中に積んで歩くことにします。


3月14日(火) 晴れ        冬に逆もどり?

天気はいいのにとっても寒い日でした。昨日白馬方面ではひどい雪だったという話です。冬に逆もどりしたのかと思う程です。
午後からプールの日。誰に会っても「寒い」「寒い」を連発していました。アクアエクササイズではいつもと水温は変わりないのですが、とても暖かく感じました。
このプールも当初10回コースが1回延びて3月一杯になりました。たったの一時間のレッスンですが水の中で動いていると気持ちがいいです。あと2回で終っても続けて下さいと言われてもなかなか自分では行けませんよね。とにかくあと二回頑張っていきましょう。

昨日は夫が孫の顔を見に富山に行ってきたので夜には沢山の写真を見せてもらいました。引き締まったような顔をしていて可愛い。男の子らしい顔つきです。これはきっと美男子になるかも。上の孫もお姉ちゃんぶりを発揮しているようですね。私はまだ見に行っていないので月末が楽しみです。
まだ暫く富山に行き来するので冬用のタイヤははずせません。富山とは大違いと一瞬思いましたが、昨日は富山も雪が降っていたというのでどうなっているのでしょうか。そんなよその天気とは関係なく、寒いけれども天気はよい池田です。

いよいよ明日から家の新築工事が始まります。工事の音などでお隣さんにご迷惑をかけるので夫と一緒に挨拶に行ってきました。午前中は仕事に出かけていて留守が多かったので再度夜出かけました。夏には完成予定。これから一日一日出来上がっていくのが見られるので本当に楽しみです。


3月11日(土) 晴れ        ちょっとがっかり

今日は「天国までの百マイル」の例会の打ち上げでした。まあ一般的に言う「反省とまとめ」です。
少々食べ物も出るので買物を済ませ早めに会場へ出向いて設営をして待っていました。
昨日同じ担当した幹事と一緒に長野へ行った折、「明日はおそらく少ないよ」と言われました。でも「あの時みんなで決めたからきっと集まるよ」と返事はしたものの半信半疑でした。 今までの会議の雰囲気や前回都合のよい日を決めた時のみんなの意気込みからはこの日まで集まるような気がしたのです。
「きっと来る」と心の中で信じて待っていました。しかし集まったのは半数も行かない数字。急用が出来たと電話を入れた方もありましたが、後は連絡なし。見事に裏切られたような気持ちでした。
今迄の話によると打ち上げにはあまり出席しないというので、今回はそんなことがないように運営会の度に何度も何度も「この日までが例会の担当なんです」と繰り返して話していました。ただ単に話したから出席すると信じていた訳ではありません。今までの大町の皆さんの働きぶり、例えば搬入・搬出の出席率を見ると「凄い」と感心していました。そんな皆さんだからきっと最後まで責任を持ってくれるだろうと思い込んでいたのです。ちょっと甘かったですね。
集まらないと言い放つ幹事の皆さんも「集まるようにするにはどうすればよいのか」についてはあまり話し合いもありません。これからの大きな課題の一つです。
そんな後味の悪い一日でしたが何とか担当が終わってほっとしました。


3月10日(金) 晴れ        長野で「わらび座」講演

久しぶりに「わらび座」のお芝居を長野で見てきました。富山ではなぜか縁がなく、名古屋で見た以来ですから何十年ぶりでしょうか。
昔は歌舞団というイメージが強かったのですが、最近はミュージカルにも取り組んでいるので歴史を感じました。今年度の北アルプスの例会にも作品が登場するので長野は縁があるのですね。
演題は「百婆」(ひゃくば)。17世紀に朝鮮半島から日本へ渡ってきた陶工を描いた創作ミュージカルです。実際に実在したモデル百婆は陶工深海宗伝の妻「百婆仙」。1610年代に夫と共に今の佐賀県に移り住み有田で活躍し1656年に亡くなっています。墓は今も報恩寺境内に祀られているといいます。
故郷を離れ、日本でさんざん苦労しているがどんな問題にも立ち向かい次々と解決したバイタリティの持ち主だったとも。

劇の主な内容〜藩主から苗字帯刀までも許された夫が死んで、葬儀は日本人として葬らなければならない。子供たちも賛成したが、百婆は苦楽を共にしてきた亭主をなんとしてもクニのやり方で弔いたかった。百婆の知略が勝つか、日本人として生きていかねばならない息子たちの想いがしのぐか。陶芸の里のゴッドマザー百婆、そのバイタリティが巻き起こす大騒動。

政治的には問題も多い両国ですが文化や経済の交流は密接になっています。歴史や文化の違いもわかる内容の劇なのでぜひ多くの人に見てほしいと長野国際親善クラブと在日本大韓民国民団(民団)が共催。特に民団は県内企業に強力を求めて奔走し、約四百万円の協賛金を得て入場無料を実現しました。
無料という事もありなんと長野市県民文化会館が超満員。開演時間ぎりぎりになったので席が3階の高い場所になってしまい舞台を見下ろしていました。(最後に1900人と発表)。
この芝居をみて改めて韓国を知りたくなりました。一つは葬儀の件。昔は座土葬だったようで、火葬に対する考えは、「守り神まで消える」と考えが根強く命を懸けて火葬から守ったという場面もあったので今はどうなのか。また民団の代表の挨拶で「参政権」勝ち取り運動の事も知り、あまり知らされていないいろんな問題を抱えているのだということがわかりました。


3月9日(木) 晴れ        年賀状の景色を直に見たい

昨日の演劇鑑賞に富山からわざわざ来てくれた友が家に泊ってくれました。昨夜は例会終了後劇団とのロビー交流会もあり片付けなどしてからの帰宅だったので遅くなってしまいました。それでも夫が支度してくれたおつまみを食べながらビールを飲み、久々に富山の話などを聞くことが出来ました。
今日の昼には帰るのでゆっくりもてなしも出来ませんが池田の町を案内する事にしました。起床直後に有明山を見ると曇っているのでがっかりしていましたが出かける頃にはすっかり晴れてアルプスの山々は綺麗に見えました。池田の名物は景色だと思っているのでそれが見えないと外にも行きようがありません。
第一にもうすぐ着工する我が家の付近を案内しました。こんな素敵な所に住めるなんて羨ましい。またあの年賀状の素晴らしい景色も直に見れてよかったとしきりに感動していました。
それからクラフトパークからの景色も眺め。最後は穂高の行きつけの温泉に案内をしました。すっかりリラックス出来、休暇を取って来た甲斐があったと喜んでいました。
長年一緒に鑑賞運動に関わって来たので彼女の性格はよく知っています。お世辞が言える人ではないので本当に日常の憂さが飛んだのだと思います。残業が続いていたというので喜んでもらえてこちらも案内した甲斐がありました。
今日は家の契約に建築会社の社長さんと担当の方が見える予定になっていたのですが、友の方を優先させてしまったので打ち合わせには夫が対応しました。
新築工事もいよいよ着工です。夏には完成予定ですので今度はゆっくり来てくれることを約束して駅まで送って行きました。
この大糸線に初めて乗る人には大きな感動があるようです。自分もそうでしたが彼女もわざわざ列車の窓からの景色をみるために各駅停車で来たそうです。帰りも素晴らしいアルプスを眺めながらの旅になったと思います。


3月8日(水) 晴れ       初めての例会担当 

いよいよ北アルプス市民劇場の例会当日になりました。入会して幹事に加わってから初めての担当です。
前の例会の報告など聞いてある程度の状況はわかっているつもりでしたが、運営サークルといっしょに一から活動を進めてくると今まで見えなかったものも見えて来ました。
何もかもが初体験ですから驚くやら感心するやら。劇団の搬入が当初の予定よりも早まったという事で集合時間も早くなりました。
劇団員に出す食事つくりが担当になったので買物から始めます。おにぎりと豚汁、漬物に果物という献立ですが材料の米・味噌・野菜など多くは寄付で間に合いました。
農家の人が多いので家で作ったものを持ってきてくれました。お陰で買物は少しで済みましたが農家の方の気前がいいのにはびっくりです。
コンニャク芋を作っているという方が手つくりコンニャクを沢山持ってきて下さったので「刺身コンニャク」を食べてもらいました。プリプリして美味しくとても好評でした。この方たちは毎年この係りを楽しみにしている様子でした。富山では魚津で同じような事をしていたので小都市ならではの発想ですね。手際のよいパワーには圧倒されました。
今回の運営サークルの活動の特徴は新風を入れようと従来の幹事主導から会員主導に代えたことでした。「案ずるより生むが安し」とはこの事でしょうか。いろんな知恵が出され無事終了しました。
会員拡大の目標はプラス一名にはなりませんでしたが何とか前例会と同じ会員で迎える事ができてほっとしました。引っ越してきてからもホームページで富山とお互いの情報交換をしているので、今回4名の方が初めて大町に観に来てくださった事も喜ばしい出来事の一つでした。文化座は富山ではお馴染みですので来てくれた人の顔もよく知っているので楽屋訪問の際はとても喜んで話が弾んでいました。11月例会の「遠い花」のキャストも同じメンバーだから余計懐かしいようでした。
長野への文化座入りは10年ぶりとか。自分自身の課題でも現在の準サークルからサークル化へという目標には至りませんでしたが、今回のいろんな経験が今後も前向きに取り組む気持ちにさせてくれました。
例会の際に配る案内のリーフレットは従来不定期に発行されていて簡単なものでした。自分が担当した例会号では夫の協力を得て、初の試みでキャストの写真や実際の100マイルの地図などを入れてしっかりしたものを作れたので満足しています。

準備でいろいろと大変な思いをしましたが、具体的な活動を通して会員さんとも仲良くなれたし全体を通してよい勉強になりました。きっとこの経験が今後の活動に役立つと思います。


3月5日(日) 晴れ       松本市民劇場記念パーテー 

気持ちのいい天気ですが、朝方は少々肌寒さを感じました。夫は朝から食事もしないでつるを採りに出かけました。私が昼近くからまた出かけるのでその間を利用してのことです。
いつもの事ながら時間のやりくりをしています。とは言っても夫よりも自分の方が外出は多いので恐縮します。
またまた今日も松本へ。昨日の続きのようなものですが、今日はその団体の記念行事です。松本は市民劇場が発足してから43年、今回が「300回」の記念例会だそうです。
「天国までの百マイル」に出演して下さった劇団文化座の俳優さん方が全員参加していました。劇団員は全国的に名前が売れているのは佐々木愛さんだけですが他の皆さんも素晴らしい役者さん揃いです。「記念講演とパーテー」と銘打っているのでやっぱり講演は座長の愛さんです。愛さんは皆さんご存知の方もあると思いますがお父さんは演出家、お母さんは俳優の鈴木光江さんです。
話の中身はご両親が中心になって文化座を創設したこと、その関係で自分も演劇の道を歩む事になったなどでした。
一時劇団の危機がありどうしてもそれを乗り切るために仕方なくテレビの世界にも勧められるままに入っていったのだそうです。しかし自分はやっぱり新劇の俳優、どうしても舞台一本で行きたいという理由から劇団経営が厳しい状況ながらもテレビから身を引いたそうです。そんな文化座を危機から救ってくれたのが昔は労演、今にいう演劇鑑賞会(一部の地域では市民劇場)だという事でした。
1960年代全国的に労演が発足し始めました。ですから愛さんはその当時関わっていた方々の名前を一人づつ出していろんな思い出を話されました。
窮地に陥っていたときに商業演劇にも出演したことがあったといいます。その客の殆どが招待客で席に土産が置いてあるのが見えた時はがっかりしたそうです。ただの客とは舞台との一体化がないので演ずる側も力が入らないということ。舞台と一体になった芝居つくりをして、そして商業演劇のように経済的にも潤えたらと強く思ったそうです。聞いていて涙が出そうになりました。
第二部では料理を食べながらの楽しい交流会でした。劇団員からのプレゼントの抽選会などもあり盛り上がりました。俳優さん方と直に交流できて、大町での例会とはまた違った見方が出来そうです。
松本の事務局の話や展示してある昔からの例会のパネル写真からは「松本の歴史」が感じられました。発足当時の事務局の方が最近亡くなられたそうで皆さんで黙祷をささげました。大町は発足17年になるそうですが、帰りの車の中で「まずは20周年記念だね」と話しながら帰ってきました。


3月4日(土) 晴れ       松本に事前観劇 

「全国の駅弁まつり」というチラシに興味があり、また安売りの日でもあるので午前中に買物を行きました。最近農協のスーパーを利用するようになりました。
同じ農協の直売所がすぐ近くにあるのですが、同じ商品でもそのスーパーでは毎週土曜日に半額で提供しているのです。直売所よりも品数も多いので最近はついそちらへ行ってしまいます。
しかし野菜ものやお米などは出来るだけ直売所で買うようにしています。その場で精米してくれるので美味しいように思います。まあとにかくあちらこちらと一円でも安い所に行っている訳です回りの様子をあまり知らない時は毎日のように直売所に行っていたのでどうしたのかと思っているでしょうね。

午後から松本市民劇場で演劇の例会があるので出かけました。場所を地図で調べてから行ったのですが、つい目印を見失って迷ってしまいました。確実にわかっているので迷わないと思っていたのですが、実際にその場に行くと車の流れの関係もありよく見えなくなるものです。初めての場所には少し早めに出かけて正解でした。
今自分が担当している例会、劇団文化座「天国までの百マイル」の事前観劇です。松本の例会運営の様子や終了後のロビー交流会までしっかり参加してしまいました。
会場は外から見た場合そんなに大きくは感じないのですが、中へ入った途端長い階段がドーンと目に入ってきてびっくりしました。まだ出来たばかりでしょうか新しくて素敵な会館でした。
松本は会員も多いし、反応も積極的だし大きい町だけあって何でも素晴らしく見えました。同じ長野県ですが地域差が大きくあることも感じました。学ぶ点が多くあったので大町で少しづつ生かせたらいいのですが。
会員を増やす仕事もあり8日の例会が終わるまでは母の世話は夫任せにしています(夫いわく、毎度の事で・・・と)。前例会よりも一名増クリアに向けてあと一頑張りです。


3月1日(水) 雨        桜のニュースも聞かれました 

3月。まだまだ寒い日はありますが、春を伝えるニュースが多くなっています。確実に春は近づいています。はや桜の開花予想も出ていました。3月は春を呼ぶ月、季節的にはいい月ですね。
昨年この月は退職の月に突入して秒読み段階にあり、ゆっくりと季節を感じたことがありませんでした。今、ゆったりと流れる時間の中で北アルプスの雄大な息吹息吹きを改めて感じています。
3月はめでたい行事の一つ卒業シーズンでもあります。またお勤めの方には年度末でもあり忙しい月ですね。希望がいっぱいの季節です。
最近のお天気はかなり不安定。名残り雪でしょうか夜には雨から雪に変わりました。会議で大町に行っていたのですが、いつものことながらあちらは雪の量が多いです。

今週も会議の予定が詰まっていて忙しくなりそうです。幹事をしている大町市民劇場(演劇鑑賞会)も総会が終わり新年度に入りました。年度途中から仲間に入れてもらったのでやっと皆さんと同じスタートラインに立った気持ちです。
役員体制も幹事長はじめ全員が昨年の通りになりました。息子の所に出かけている間に総会が終わってしまったので雰囲気は味わえなかったのですが、感想などを聞いているとちょっと首を傾げたくなる部分もありました。しかしこの方法がこの地方にあったやり方でしょうか。富山の町の大きい所帯と比較してはいけませんがついつい・・・。
半年近く関わってきて感ずる事はみんなが少しずつ自分の意見を言うようになっていることです。今日も幹事長の意見に堂々と反論をする場面も見られ喜ばしいと思いました。今までは事務局長任せでいたのでこれからは少しずつかわっていくかもしれません。切磋琢磨しながら向上していけたらいいですね。







"Believe" by Blue Pino Man

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