連日畑に出て農作業。家の庭で育てている苗もそれなりに大きくなりつつあるので、植える場所を確保しなければならないからです。
庭で種から育てている苗は、カボチャ、キュウリ、ゴーヤ、トウモロコシ、オクラ(5角、8角)、モロヘイヤ、冬瓜、マクワウリ、おまけとして夕張メロン(昨年もらったメロンの種を試しに撒いてみたら全部発芽したもの。うまくいくかどうかは不明)。
私の一番の期待は実はマクワウリです。ただし、いま育てている苗を全部植えたら恐ろしいことになりそう。苗が50株以上もあるので、2個平均とれたとして100数十個。いまから捕らぬ狸の皮算用です。1個100円くらいで売りに出しましょうかね。
いままでに植え付けたのは、トマト(大玉、ミニ)、キュウリ、ジャガイモ、エンドウ、ホウレンソウ、大根、にんじん、小松菜、キャベツ、レタス、インゲン、ネギ、ピーマン、ナス、里芋、アスパラガス、リーフレタス(これは勝手に生えてきた)、スイカ。今日は黒豆大豆の種まきを終えました。
昨年から育てているタマネギや島ラッキョウ、ニンニクはかなり玉が大きくなって、来月には収穫できそう。イチゴはようやく少しまとまって収穫できるようになり、食卓を賑わせています。さらにこの後、サツマイモ、落花生の植え付けが待っています。
こうしてみると、まあ、何とたくさん植えているのでしょうね。200坪ほどの広い畑もそろそろ狭く感じるくらいになってきましたよ。昨年、一昨年は一番大事な時期にまともに畑ができなかったので、今年はそれらも取り戻そうとがんばっています。
イチゴはあと数日で収穫のピーク。7月〜8月にはいろんな作物がとれ出しますから、お裾分け(押しつけ)できるようになるでしょう。ご期待ください。
さて、今日の午前中は友人に誘われてモチ米の田植えに出かけました。有機無農薬栽培をしている農家の方が、農業団体の後援で手植えと交流会を企画したのです。
植える苗はそれほど多くなく、1時間ちょっとで終わりました。私と妻は裸足、素手で土にまみれながらの作業になりました。
参加している人たちはほとんどが農家の方で、田圃を持っていないのは私たち夫婦と友人くらい。それでも手植えとなると、それぞれそんなに体験しているわけではないので、新鮮な気分のようでした。
田植えのあとは、持ち寄りの田舎料理を囲んで交流会。ゲストハウス・シャンティクティの臼井さんが籾殻での釜焚きご飯を作ってくれました。釜焚きなんて、何十年ぶりでしょうね。実にうまかった。
交流会の中で、臼井さんが「これからの池田町はなんと言っても農業だ」と言っていましたが、まさにその通りだと私も思います。しかも、有機無農薬栽培です。池田町では、かなりの人たちが有機栽培、無農薬・減農薬に取り組んでおり、それを束ねて大きなうねりにしていくことが可能だと感じられました。
応援に来て、ほとんど全行程参加していた町振興課の片瀬課長も「私も有機栽培をしている」と語っていました。それだけに大変さもよく心得ていらっしゃる。それゆえ、農家個々の努力の問題とせず、町ぐるみでの取り組みにしていきたいものです。それをいち早くやり遂げたのは宮崎県綾町でしたね。
池田町ではまだそうした動きは離散的・個別的でまとまりがありません。できるだけ早い時期に、そうした団体・個人を束ね、たとえば「有機の里づくりをめざすシンポジウム」などを開いて、その課題と展望を語り合うことが必要ではないかと強く思わされました。