どうも体調がいまいち。午前から午後早い時間にかけて身体がだるくて動く気になれない。今日は1日とくに予定がなかったので、横になったり縦になったりしてグズグズ過ごしてしまいました。
月末は明日あさってと自主防災会の行事があり、さらに29日は公民館問題に関する町の説明会。30日は年金者組合の総会、31日はバラの作業と「こどもじゅく」・・・。身体の不調なんていっていられないようなめまぐるしさです。
気温が少しずつ下がってくれば体調も戻ってくるのではないかと思います。
先日も書いたように、家にいてパソコンに触っているのが一番性に合っているのかもしれません。暇をみてはUbuntuパソコンのセットに挑戦していました。
これまでの結論。古いGatewayノートパソコンでは、使われている無線LAN用のモジュールも古くて新しいバージョンのOSでは対応していないということがわかり、結局OSのダウングレードをして、もとと同じ環境に戻しました。
これで全く問題なく、前よりも使い勝手もよくなったのですが、ただ1つだけ。たまにプッツンと電源が落ちることがある。こればかりはどうしようもありませんかね。
*******************************ちょっと目を外に。民進党の代表選挙を見ていて、民進党の歴史もここまでかなという思いを強くします。
だいたい、民主党時代からその中心にいた古いイメージの人物が新しさを装ったところで、崩壊に向かっているこの党の立て直しをどのようにすすめるのか、さっぱり伝わってきません。
前原氏に至っては、消費税にしろ憲法問題にしろ、原発にしろ自公政権とどれほども変わらない意識をずっとお持ちであるわけだし、露骨に反共意識を全面に出している点はこの2,3年の教訓を何も学んでいないと言わざるを得ません。
おそらく次期衆議院選挙を前に政界再編の動きが加速することになるのでしょう。「日本ファースト」に引きずられる形で、民進党分裂ということも十分ありうる。
「ファースト」という言葉を使うなら、ジャパン・ファーストと言えばいいのにと思っちゃいますが。あるいは日本が第一とか。
いずれにしても、この国に根強い「反共」を軸にした「政権交代できる『健全』野党」という装いを凝らすのでしょうが、まず数年ともたないでしょう。それは旧民主党政権がはっきりそれを示しましたから。
本当にリベラル左派をこの国で結集し、政党としてつくり上げるなら共産党と連携した本物の政権「受け皿」になりうる。そこへいくまでこの国が持ちこたえられるのか、国民がその意識を高められるのか、それがこれから20年、30年問われ続けるのではないでしょうか。私なんかもうこの世にいませんけど。
今日、明日の「こどもじゅく」のために沢山の野菜を届けてくれたMさん。ついでに24日付けの日経に掲載されていた不破哲三さんへのインタビュー記事を持ってきてくれました。私なら興味をもって読むんじゃないかなという「友だち心」でしょう。
当創立記念日の講演を聴く限りでは「お年を召したなあ」というのが実感ですが、ここずっと赤旗に連載していた「資本論刊行150年に寄せて」という14回に及ぶ記事を読むと、見かけの「お年」とは全くうらはらに今も昔も変わらぬ頭の冴えを感じさせてくれて嬉しくなります。難しいことを誰にも分かる言葉で書ける人は誰かといって、この人を除いてはいないんじゃないかなあ。
日経の記事では、現在の政局だけではなく、様々な面での質問が矢継ぎ早に浴びせられますが、的確に本質をついて説明をしていて気持ちがいい。
「共産党が国会前の安保法反対のデモで『野党団結しろ』と言わせたとの見方もある」とアホな質問をした日経記者に「知識人をバカにするもんじゃない。私たちが全戦線を動かしていることは絶対ありえない」と切り捨てるあたり、さすがですね。
「共闘の維持を掲げる枝野氏は政権入りを否定しました」と野党共闘の将来について質問すると「世の中すべて変化するものだ」と弁証法的思考は一貫しています。中国、旧ソ連の大国主義・覇権主義と最前線でたたかってきた不破さんだけに、他党が決してまねの出来ない批判をきちんとしていますしね。
相変わらずの党名変更や綱領見直しの問題については、「党名はこれが一番魅力的だ」とばっさり。中国にしろ旧ソ連にしろ、彼らがいかにこの党名を汚してきたかという悲憤も込められた言い方なんでしょうね。「共産党という名前をなくしたら(支持率は)がくんと落ちる」という部分には、みなさん抵抗や異論があるかもしれませんね。
第2次大戦中のレジスタンスの最中でのように「共産党」という名前に込められた尊敬と憧れを復権できる日はいつのことになるのか。これは共産党のみなさんとそれを支持する方々(私も含めてですけど)の奮闘如何にかかっているということでしょう。