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2月28日(月) 雪      雪の鶴岡

27日の午前中はホテルの近くの上杉家を見学し、その後みんなと別れて一路山形市へ。そこからバスで鶴岡へと向かいました。久しぶりに妹の顔でも見ようかと立ち寄ったのです。
同じ山形県でも山形市は全く雪がなかったので、ほんとに驚きでした。鶴岡に向かう途中も月山あたりは大雪で前が全く見えない状態でした。ひやひやしながらの高速バスでしたが無事鶴岡に到着。しかしこちらもまた雪でした。一日中雪だったため近くの温泉に行ったり、DVDで「たそがれ清兵衛」を見ていました。
この映画は庄内地方の下級武士の話ですので地元での撮影が多かったようです。地元での撮影も一杯入っているし近くの人がエキストラで沢山出演しているからと勧められました。
映画館で見ていたのですが改めてみると本当に妹の家の近くの神社が写っていました。この町のお祭り風景も写っていました。妹の家は現在姪っ子がお産で里帰りしているので1月1日に生まれたと言う赤ちゃんがこの家の中心でした。久々に赤子の相手をしていましたがやっぱり飽きないですね。うちの孫もこんな時があったのに子どもの成長は早いものです。
帰りは富山直行便にしたので夜行になってしまいました。寝台車「日本海」です。
寝台車も久しぶり。寝過ごさないか心配しながら乗っていたのでウツラウツラでした。感心したのは車掌さん。頼んでもいないのに起こしに来てくださいました。おかげで乗り越さないで無事富山に着けました。


2月26日(土)〜27日(日) 雪     こまつ座「国語元年」観劇

昨日まではあんなに天気が良かったのに朝起きたら雪。タクシー会社の人に雪のときは少し余裕を持たなければいけませんよと言われた時は今頃雪なんて変なことを言う人だと思っていました。もう降らないだろうと思い込んでいたのでびっくりです。
雪の割には早く着いてしまい駅でゆっくりできました。
向こうは晴れていますようにと願いながら出かけた山形県米沢市はその願いを見事に裏切って富山よりも雪国でした。
米坂線に乗り換えた時から驚きの連続。5メートル以上の壁が続いているのです。大雪の時この米坂線は不通になることもあるのだそうです。観劇先の羽前小松も雪が20センチ位積もっていて、短めの靴を履いてきたので大失敗でした。
今日はこまつ座「国語元年」再演の初日です。
〜政府官僚の南郷清之輔が政府から言葉の統一をするようにとの命を受けて、奉公人たちが話すその土地その土地の方言をヒントにしながら苦心しながら統一語を作り上げる姿を面白おかしく描いている〜
わざわざこんな遠い所まで観劇に来るなんて物好きなと思われるかもしれませんが富山演劇の発展のために少しでも役立てばと思い担当者一同はせ参じた次第なのです。雪や寒さもなんのその700人余が入る会場は満席で盛況でした。
言葉を愛する井上ひさしさんの作品らしくとても楽しく始めから終わりまで笑いっぱなしでした。
井上さんが前口上で「他人の意見を聞く力がないとどうなるか。この国の首相の国会答弁がその悪い手本で、何を聞かれても実は聞いていないから「適切に処置します」で押し通すしかない。そのくせアメリカの言うことはよく聞かずともすぐ答える。そうしていつの間にか母国を外国に売ってしまいそうになっている・・・・」と発言。「こうして考えていくと日本語教育は子どもたちにではなく、実は大人たちにこそ必要だという恐ろしい現実に思い当たった」といいます。稽古場でも演出者が「前の人のセリフをよく聞いて」と駄目だしをしているそうです。
終了後は交流会にも参加させてもらいました。若い人が多いのに感激してしまいました。


2月22日(火) 晴れ      くよくよしても始まらない

今日は日曜日の振り休でおやすみ。病院へ行ったり今週末の山形行きの切符を買いに行ったり役所へ行ったりと忙しい一日でした。
昨日娘たちは池田から帰ってきたのですが、帰宅が遅くなったのでお土産は持ってこられなかったようです。時間をみてこちらから行こうと思っていたら義理の妹がことづかって持ってきてくれました。
彼女はいつも娘のところでパーマをかけたりカットをしたりのお得意さんです。姪もお母さん同様お得意さんです。しかも時々孫の面倒も見てもらったりしてお世話になっています。
おみやげはコンニャクと長芋でした。コンニャクは夫が久しぶりに作ったのを持ってきてくれたのでです。
コンニャク芋は私も持っているのですが最近はあまり作っていません。これを機にまた作ろうという気になりました。一時は凝ってよく作っていたのですが熱しやすくて冷めやすいのかな。料理なんて一人ですとなかなか作れなくて出来合いのものばかりで済ませてしまいます。でも今日はちょっとお料理をしましょうと池田の長いも入りのお好み焼きを作ってみました。ふわふわした感じで美味しいお好み焼きができました。
最近自分で言うのもおかしいのですがなんだか落ち着かないのです。原因ははっきりこれだというのはないのですがなんとなく不穏な状態。今日くらいゆっくりしようと食事の後は寝そべってサスペンス劇場をみました。明日からまた忙しくなります。沖縄の母から踊りの衣装が送ってきたのでしっかり気持ちを落ち着けて練習をしなくてはなりません。
夫が言うように職場のことで今更気を病むのもおかしいのかもしれません。残りの日を「柳に風」で過ごす事に決めました。




2月19日(土) 雨       久々の孫とのご対面

雨が降っているので午前中は寝ていました。雨が降っていると寝ていてもいいような気分になるのが不思議です。午後からはいろいろ用事があるのでいつまでも寝ているわけにはいきませんが少し多めに睡眠がとれたので体が楽になりました。
用事と用事の合間を見計らって娘の所へ行ってきました。明日から長野へ行くと言うので土産を少し届けました。
大雪のためご無沙汰していたので孫とも久しぶりの再開です。孫は元気でしたが親が風邪を引いていました。明日はスキー場で遊んでからじいちゃん家に行く予定とのこと。孫は怖がりだからまだソリ遊びのようです。口だけは達者なのに運動関係は慎重なんですね。天皇家の愛子さんとは同じ年の1月と12月、ほとんど1歳ほどの違いがありますが、愛子さんはスキーをさせたようですね。孫もいつになったらスキーをするのか楽しみです。
孫が遊んでいる傍らではおばあちゃんがテレビをみていました。入院している時お見舞いに行きそびれてしまい申し訳なかった思いをしていたのでお元気になられてほんとに良かった。


最近は忙しくてあまり映画に行けないのでもっぱらビデオに漬かっています。雨の日とかテレビで映画がないときはビデオを見ています。
先日「セカチュウ」を知らない人はもぐりだなんていっているので何の事かと思ったら純愛もので「世界の中心で愛を叫ぶ」の略でした。さっそく借りてきて見ました。ほんとに純愛もの、若い時はああいうものっていいですね。年を取るとしらけてしまって夢も壊れてしまいます。
それともう一つ、前にテレビでみて八ヶ岳に行きたいと思うようになった山田太一さんの「高原へいらっしゃい」をまた借りて来てしまいました。これは何度見ても感動ものです。原作の良さや佐藤浩市さんの演技がとてもいいですね。長野にいったら必ず八ヶ岳に行こうと思っています。


2月18日(金) 晴れ       退職説明会

晴れてはいますが、地面にはまだ雪が残っています。歩くのに十分注意しなければ転倒します。随分昔の事ですが、出勤して車から降りた瞬間見事に転倒。尾?骨を打って1ヶ月ほど痛い思いをした事があるのでそれから雪道は慎重になりました。
バリバリに凍っているところでの歩くときは絶対につま先に力を入れて歩くといいですよ。まあこんなこと雪国に住んでいると常識ですけど。

今日は役所で退職の説明会がありました。駐車場は満員が予想されるので少し離れた所に駐車して歩いて行きました。
会場に行ったらなんと沢山の人。懐かしい顔がたくさん。そしてまた意外な人にも逢いました。「説明会に行くと意外な人に逢うよ」と言うのを前に聞いたのを思い出しました。なるほど退職は定年だけではないですね。一身上の都合と言う理由で辞める若い人もいました。
勤めたくても勤められない人がいる中で自分はよくここまでこられた事に感謝しました。少し早いけれど何よりも家族の理解と健康に感謝ですね。
今日はいよいよ退職後どうするかの話です。再就職のこと、健康保険証の継続のこと、一番大きな年金のことなどを書類で具体的に説明されました。
辞めるとなると本当に沢山の書類を書かなくてはなりませんね。必要書類を揃えたりエネルギーがいります。当分は役所との往復になりそうです。
夜は友達との会食でしたのでストレスを発散してきました。皆さんはもうすでに退職なさっているので、私のお昼の話をして賑わい、先輩たちからボケないためにはどうすればよいかいろいろアドバイスをしてもらいました。




2月17日(木) 雨のち曇り       大きな壁にぶつかっています

昨日の濃い霧は何処へ行ったのでしょうか。雨はまだ降っています。
入所者は雨の場合は室内で歩行訓練をするのです。三百六十五歩のマーチの歌にあわせてワンツウ、ワンツウと職員も一緒に歩きます。体の不自由な人も元気な人も身体機能の維持・増進のためリハビリが必要です。毎日意識的にやらないとつい楽な方に流されてしまうのです。
この時期はもうすぐお楽しみ会を控えているので毎日の練習もいいリハビリになっています。家にいるお年よりも家での役割を取ってしまうと認知症なるのが早いと言われます。ですから施設においてもできるだけそれぞれに役割を与えて生き甲斐を持たせています。
このところ実に難しい問題が生じてみんなの頭を悩ませています。午後からの職員会議でも長い時間をかけて話し合っていますがなかなかいい知恵が浮かびません。まだまだ持ち越しそうです。家に帰ったら好きな事をして明日までストレスをためないようにしています。


夕方郵便局によって昨日夫から送られてきた小包を受け取ってきました。美味しそうなトマトと椎茸などが入っており感激。早速椎茸を焼いて食べました。有難う。嫌な事も忘れてまた暫く元気で働けそうです。
何でこんないじめ(セクハラ)に合わなければならないのかと思うときもありますが、目の前にゴールが見えているので頑張れています。膝も少し良くなってきましたのでボーリングもボチボチ投げに行っています。


2月16日(水) 雨(濃霧)      霧であたり一面真っ白

朝から雨が降っています。これで雪も大分解けるのではないでしょうか。
午前中は毎月一回行われる入所者の体重と血圧測定がありました。全館暖房で大変恵まれた環境にあるというのに寒い寒いと厚着をしている人がなんと多いこと。びっくりです。夏もセーターを着ている人がいるくらいですから仕方がありません。寒がりと言うか感覚が麻痺しているのか、服の着方を指導しても効果がありません。
今年は今のところ風邪は流行っていませんが、引いている人はいまのところ5〜6人で主な症状は咳と鼻水です。マスクを着用してもらって早めに治療をしています。
近くの小学校にインフルエンザが発生し学級閉鎖が行われているので心配です。手洗いを嫌がる人が何人かいるために、汚くて一緒にご飯を食べたくないとみんなから避難ごうごうです。なんでも徹底させるのは大変です。
午後からは入所者の見舞いに車で出かけたのですが濃霧で前も見えないくらいでした。勤務が終わって帰る頃は少しは晴れていました。ほんとに久しぶりの霧です。その後出席した演劇鑑賞会の会議を終え9時を過ぎてやっと帰宅する頃にはまた霧が深くなっていました。雪から開放されたと思ったらまた一面真っ白です。相変わらず雨も降り続いています。


2月15日(火) 晴れ       いくつから老人?

天気が良くてぽかぽか陽気です。このまま春になればいいのにと思っていたらまた明日から崩れるそうです。晴れたり曇ったりしながら暖かくなっていくのですね。毎朝みんなで春よ来い早く来いと歌って待っています。
100人あまりのお年寄りを毎日見ていると百人百色で実にいろんな人がいます。年齢も60歳から100歳までと親子ほどの差があります。そんな人が一緒に生活をするのですからいろんな摩擦が起きるのは当たり前です。
体も若いからといって必ずしも元気ではなく、高齢でも元気な人はいます。
ある70代の女子で体がよぼよぼ、骨折の経験もあり今でも歩行が危うい人がいます。ところが転倒予防にとシルバーカーを進めても使おうとしません。理由を聞くと「若いから恥ずかしい」というのです。なんという事でしょう。
自分たちもこの年になったなんて信じたくないのでいつまでも若いつもりの気持ちはよくわかります。このような人にもう「年なんだから」と言っては傷つきますし、どうすればいいのでしょうか。
実はこのような人が沢山いるので困っています。老人病院に入院しても「あんな所こりごり」といって帰ってきてしまうのです。今に始まった事ではないのですが、そんな人の気持ちを何処まで受け入れて処遇できるのかまた考えさせられました。




2月13日(日) 晴れ       映画とテレビに漬かっていました 

今日もよく晴れた一日でした。朝は霜が張って少々冷たい感じも受けましたがお日さまが上るにつれてとても暖かくなりました。
朝仕事が明けたので久しぶりに映画に行ってきました。お友達と五箇山の"蕎麦祭り"に行く予定でしたが親戚の葬儀が入り急に予定変更になりました。長野の蕎麦と五箇山の蕎麦を食べ比べしょうと思っていたのに残念でした。
映画は今評判の「北の零年」です。映画一筋の吉永小百合さん主演で人気のようです。
江戸時代が終わり日本が大きく変わった明治維新、藩の争いに負けて北海道移住を命じられ、北の大地に夢をかけて生きる人たちの姿を描いた映画です。ラスト・サムライでは光っていた渡辺謙さんもこの映画の役は嫌われる方が多いのではないかと思いますが、自分に正直に生きたのでしょうね。吉永小百合さんは夫を信じていつまでも待ち続ける侍の妻を熱演していました。
一番良かったのは豊川悦司さんの役でした。影のある役でしたがとても人情がありとてもかっこよかった。

夜は昨日の続きのNHKスペシャルをみました。「裁判員制度って何」です。
一般市民が裁判に参加する制度が4年後には導入されます。番組では、桐蔭横浜大学で実際に行われた一般市民参加による模擬裁判の検証を通して戦後最大の司法改革といわれるこの制度の影響と課題を探っていました。
テレビの出演者は専門の検事や弁護士、大学の法学専門学者、それと模擬裁判に参加した市民、昨日のドラマにでた女優などでした。
なぜ裁判員として一般市民の参加が要請されるのかについては「今の裁判は時間がかかりすぎ、難しくて国民が理解しにくい」などの理由があげられていました。
21世紀はオープンの時代、国民の支持を得るための裁判員制度だといっていましたが、実際には裁判員には法廷で初めて詳しい資料が渡されるので、見たり聴いたり書いたりで難しくて判断できない事もあるそうです。また最終的には人になるが、行為を裁くのだともいっています。その判断が難しいですね。最後には多数決で刑がきまるし、感情移入しないでどれだけ客観性を保たれるかですね。
世界の中でも市民だけで裁判をする「陪審制度」とプロと一緒にする「参審制度」があるようです。日本は後のほうでよかったのですが、いずれにせよ選ばれた人たちも大変ですね。もしかしたら自分の所に来るかもしれない。ミステリーみたいにその時はどうするか。


2月12日(土) 晴れ       三連休ですが・・・ 

今日はとってもいい天気です。連休の中日ですが夕方から仕事。それまでの時間の過ごし方として、大きいお風呂に行く事が楽しみの一つになっています。
毎度の事ですが、お風呂の帰りに白鳥さんを覗いてみました。いつもの休みほどの見学客はいませんが、相変わらず禁止されている餌やりをしていました。白鳥はと言えば50〜60羽位の半分が休んでいました。大群の鴨も半分は完全に丘に上がって寝ていました。あったか陽気のためゆっくりのんびりしているのでしようね。
先日も風呂の帰り、夜はどのように過ごしているか覗いてみるとさすがにほとんどが休んでいました。何羽かは悠々と泳いでいましたが鳥でも夜は休むのかと納得。

普段家にいないので休みの時家にいるとピンポンの連続です。出てみると市町村合併によりもうすぐ行われる市議会議員選挙のお願いです。定数も3人減になるのだと深刻そうに頼んで行かれました。家にいるとなんだか煩わしい事も沢山あるのだなと思いました。こんな応対が苦手な私は退職したらどうしょうと今から心配です。やっぱり出ていた方がよさそうです。
夕方当直に入りやっと自分の時間になりホッと一息ついたとき、ふとテレビを見ていたらNHKスペシャル「司法大改革・あなたは人を裁けますか」が放送されていました。従来からアメリカの陪審員制度に疑問を感じていたので日本もこのようになる話を聞いた時はとても気になっていました。日本では平成9年に導入が予定されているようです。今日は「裁判員制度」の導入によって日本の司法がどのように変わるかをドラマ編での放送でした。一般市民が無作為に選ばれて専門の裁判官と一緒に判決を下すというもの。何人か抽出して面接、介護などの理由で断る場合は受理されるが仕事が忙しいと言う理由は通らないと言う事でした。6人が選ばれ専門の裁判官3人と合計9人で審理を行うのです。
今日はドラマですが、果たして素人が加わることで裁判はよくなるのか難しくてわからない。明日も第二部が放送されるのであわせてみるつもりです。


2月11日(金)建国記念の日 晴れ      買物を楽しみました 

晴れたので少し暖かくなりました。今まで何もできなかったので午前中は大掃除をしました。
午後からは久しぶりにお買物を楽しみました。大手のデパートが会員を対象に大売出しをすると案内が来たので出かけてみました。行き先はデパートではなくて特別会場が設定された県民会館です。デパートよりも随分安くなっているのであれもこれもほしいものだらけでした。しかし財布と相談しないと駄目ですので程ほどにしました。母や夫のものも少しだけ買いました。
会館では県下の中学校のコーラスの発表会があり、家族や見学客で賑わっていました。今日は買物だけでなく他のいろんな催しものも見学できて久しぶりにのんびりと過ごしました。
帰宅してからは荷物を送る用意をしながら富山県の春高バレーの決勝戦を見ていました。男子は息子の出身高校と高岡市の高校の戦いだったのでつい息子の学校を応援してしまいました。勝ったので8年ぶりの全国大会出場ということでした。なんだか急に息子が通っていた頃を思い出しました。いろんなことが走馬灯ように浮かんできて涙が出てしまいました。
この学校は私立高校ですので部活に力を入れているのです。特にサッカーは全国的にも有名です。プロで活躍している柳沢選手もこの学校の出身です。勿論学力にも力が入っており県立校と比較しても引けをとりません。特に特進クラスには県立の御三家と言われる学校と同じくらいの力の入れようでした。昔の「汚名」はもう見事に返上されています。県立志向の強い富山県ですので、かつて私立校の生徒は県立の生徒の前では下を向いて歩くと言うのを聞いたことがありました。今日の子どもたちの戦いを見ていると「学校は何処も同じだ。恥じる事はない頑張れ」と励ましたくなりました。でも今はもうそんな時代でもないし、そんな心配はいりませんね。


2月10日(木)雪       暗いトンネルからやっと出ました

立春を過ぎてからはほとんど降っていなかった雪が今日また降りました。もう降らないだろうと思っていたのに、雨から雪に変わっていきました。しかしもうさすがに春の雪ですね。うっすらと積もっただけですぐに消えました。
思えば私は何日この画面から遠ざかっていただろうか。長〜い長〜いトンネルから今やっと抜け出た様な気持ちです。
大雪で除雪・除雪の毎日で疲れきってパソコンのある2階に上がるのさえ億劫な毎日でした。夫に連絡をするでもなし、あまりの長い時間梨のつぶてで、夫から大丈夫かと連絡が入る始末でした。大雪の様子を写真にして送ると言う約束もそっちのけ。いったいその間何をしていたか想像もつくというものですが、やっぱり医者通いでした。
実際肩から腕にかけてパンパンに張って大変でした。それだけではなくて手はしびれるし頭は痛いし耳鳴りはするし、いったい何が起きたのかパニック状態でした。
友達から"接骨院"を進められ受診してみました。電気やマッサージ治療をしてくれたのでほんとに楽になりました。今までは除雪は全く苦にならなかったのに今度こそはほんとに年を感じてしまいました。この先どうなるのだろうと暗い気持ちのまま過ごしてしまいました。不思議なもので少し楽になるとまた元気が出てきました。ようやくボーリングでも行こうかという気持ちになりリーグ戦に行ってきました。心配していましたが、何とか投げられほっとしました。
夫からは「日記が書けないのならそのように連絡くらいしろ」と言われてしまいましたので今度からはまた近況だけでも書こうかと思っています。どうもご心配をおかけしました。


2月1日(火)大雪       雪国富山が復活

昨夜綺麗に除雪をしてから休んだのですが、朝起きたら大変。なんと50センチくらいの雪がまた積もっていました。そしてまだ降り続いているのです。ブルもまだ入っていないので除雪をしなくては車も出ません。早く起きて30分程度除雪、出勤前から疲れてしまいました。
早く出ないと間にあわないので食事もそこそこに7時前には出勤。この前の雪のとき山の方で大変でしたので今回は大通りを通っていくことにして幹線道路に入りました。ところが気温が低いので道路はアイスバーン状態。呉羽山の坂は一寸ずり、進まないのです。 山を越えるまでに1時間以上もかかり、職場までなんと2時間もかかってしまい(通常は40分)遅刻をしてしまいました。雪は一日中降り続いていました。
夕方、こんな大雪の日に演劇の例会があるのです。劇団の方はもう見えていますので延期になるわけはありません。勤務が終わり急いで出たのですが、山のように積もっている車の除雪をするのに時間がかかりまたまた遅れてしまいました。
やっと駐車場から脱出できたかと思ったら今度は道ががたがた。昔の舗装がされていない道路を思い出してしまいました。
演劇会場もお客は半分しか入っていませんでした。シェイクスピアの「十二夜」だったのですが、雪のことが気になり楽しさも半減しました。俳優座の方もこの事情をわかってくださり終演後は俳優さんが全員ロビーに出てお見送りをして下さっていました。
県民会館から家までまた1時間以上もかかってしまいました。相変わらず道路のほうがガタガタで車の後部がゆれて危ないのです。何とか家にたどり着いきましたが、ワーまた雪がドカーン。泣き泣き30分以上も雪よけ。ほんとにほんとに雪に振り回された一日でした。







"Smile" by Blue Pino Man

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