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  11月30日(日) 晴れ       忘年会一つ目

諸事情で昨年より大分遅い「共産党ファンクラブ」の総会と忘年会がひらかれました。夫が事務局を担当している関係で何かと手伝う機会があるのです。
総会の後に忘年会になるので女性達は早々から準備に取り掛かるのです。手伝いを頼まれたので、昨日作った料理を持って出かけました。
人数が少ないのでという理由でしたが結構沢山集まっていました。新年会のように直接その場で作る料理はなくて、みんなが持ち寄ったものを盛り付けるだけですので早く終了しました。
夫を中心に男達は会場の準備です。タイトルは夫得意の書、筆でさっさと書くのでみんなが「すごい」を連発、この頃はパソコンの字が多いのでやっぱり手書きは味があっていいねとべた褒めでした。
後は注文のオードブルを取りに行って料理は準備OK。
今年の総会はいつもより参加人数が少なく心配されましたが、結構集まって無事終了しました。2〜3の質問や意見が出ただけでしたが、それでも質疑・答弁は事務局長だけというのも大変なことです。
忘年会では初めてこの会に参加したという人の横にいたので新鮮な話も聞けました。お酒が強い人が二人も隣にいて、勧められるがままに飲んでしまいした。
それぞれが料理を持ち寄ったために、煮物や漬物、混ぜ御飯や豚汁など実に沢山のご馳走が集まりました。金のないファンクラブはみなさんの力で成り立っているのかも知れませんね。
飲みながら、食べながら話の中で夫の印象を語っていました。「口数が少なく冷静、そして頭がいい」・・と。何を基準に頭のいい、悪いを決めているのかわかりませんが私に対して「MSさんの奥さんですか?」「もったいない」とのことです。(笑い)(名前はいつも間違えられるので仕方がないが)。そんなつもりで褒めたのではないかもしれませんが、結果的に私はバカにされたようでしたが負けずに言い返しましたよ。「将来の町長婦人だね」とも言われました。
今回は自己紹介もなく2〜3のゲームがあっただけで隣近所の交流だけでしたので訳のわからないことで盛り上がりました。
帰宅後は酔い覚ましのため少々昼寝、夫は休む間もなく仕事へ・・・お疲れ様。ひとつ肩の荷が下りましたね。


  11月29日(土) 曇り        干し柿をどうぞ

先日から作っていた干し柿がいよいよ出来上がり、娘や高岡の妹にもに発送しました。今回は渋柿を本当に沢山いただきました。感謝して作った干し柿、小さくて色は少々悪いけれど、味は美味しくなりました。
めずらしいので嫁さんの実家や沖縄の母にも送りました。母にはサツマイモや大根も一緒に入れて喜ばれました。母は年を取ったら作るものはせいぜい葉野菜くらいで他はあまり作っていません。寒いところから暑いところへ野菜ものを送るなんて信じられませね。
金曜日と勘違いして郵便局に持って行くつもりが、土曜日だと気づいてゆうパックを扱っているコンビニから発送しました。コンビニには郵便局が午前と午後に集めに来るそうです。やれやれよかった。
年末だからお歳暮関係でしょうか沢山の荷物がありました。年末になると到着が遅れるので荷物を送るなら早めの方がいいです。

夜は明日のための一品料理を作りました。ファンクラブの忘年会があるのでカボチャの煮つけとサツマイモのチップを持って行くことにしました。時間があればもう一品芋料理を作るつもりでしたが疲れちゃったので止めました。


  11月23日(日) 晴れ        最後の芋掘り

勤労感謝の日。日曜・祭日は余計に忙しいのであまり嬉しくもありません。
朝方は曇って寒かったのですが、日中は暖かく気持のいい天気になりました。姥捨のTさん夫婦が芋掘りに来ることになっているのでよかった。ご夫婦は犬を2匹も飼っているので、出かける際は犬を買った店に里帰りさせて預かってもらっているのです。今回も暫く留守にするからと預けに行った帰りに寄ってくれました。
天気がよく、アルプスも綺麗に見えたので喜んでいました。一畝残しておいた芋を一緒に堀りに行きました。「わ〜おおきい、凄い」彼女は子どもみたいに喜んでいました。Tさんも庭先に家庭菜園をしていて、芋も植えたようですが、日当たりが悪いのでいいふうにはならなかったそうです。元々農家ではない二人ですのでまだうまくいかないこともあるのかもしれません。
その点夫も農家出身ではないのに研究熱心で今は農家の人も顔負けする位に”成長”しました。Tさん方も失敗を繰り返しながら次第にわかってくるのでしょう。それくらい畑仕事、土いじりは楽しいのです。
芋やネギ、人参、大根など喜んでもらってくれました。自分達で食べるだけでなく子ども達にあげたり、近所やお友達にあげたりするのも楽しみの一つですよね。それが楽しく作る元気の元になっているかもしれませんね。
お茶を飲みながら軒下につるしてある干し柿をみて、「アルプスを眺める場所にちょうどつるし柿、この家の環境によく似合っている」と褒められました。「こじゃれ(洒落)ている」をいうお得意の表現。その柿を美味しい、美味しいと食べていたので、つるした状態でまだ完成していない柿を1本お土産に持って行ってもらいました。つるし柿も作ったことがないというので、これも私達が先輩ですので作り方等教えてあげました。池田に来たり、姥捨てに行ったりといろいろ交流するのも楽しみです。
7月にハワイで夫の姪が結婚式を挙げた際、Tさんも父方の姪に当たるので夫婦で参加したのでそうです。その時の話もいろいろ聞かせてくれました。うちの娘達のことも話し、下の孫が2歳で、チョロチョロしているので皆さんが「プリティ」「プリティ」と言っているので自分でも「プリティ、プリティ」と言っていたことなど初めて聞くことを聞かせてもらいました。この日のために3兄弟夫婦揃って旅行を兼ねて式にも出席したそうです。何回行ってもまた行きたいところだと言っていました。





  11月22日(土) 曇り       大町診療所資金募集行動

最近の合言葉は「寒いね」です。昨日も「雪が降っていて積もりそう」と仕事先の夫から連絡が入り心配しました。夫の仕事先は大町市、10キロそこそこの距離ですが雪国です。毎日通勤しているのに、池田が降らないのでうっかりしてタイヤを交換していなかったのです。思っていた程の大雪にもならず無事帰ってきました。今日早速タイヤ交換に行きました。
今日はその大町市に私が行くので少々心配でしたが、昼は大丈夫だろうと考えて私の車はまだタイヤ交換はしていません。
松本協立病院の大町診療所が建設されることになり、いよいよ工事が着工されました。
今月から大町の友の会会員さんのお宅をまわり、ご挨拶と建設資金の協力のお願いに、私達も病院の職員さんと一緒に回ることになったのです。毎週土曜日の午後からで今日は行動3回目です。
池田からは3人参加することになり、そのために休暇を取りました。一緒に行動するHさんが迎えに来てくれたので、彼の車で行くことになりました。彼も先日用事で大町へ行った際、雪にあってびっくりして早々にタイヤ交換をしたそうです。
私の家に来たのは初めてだったので、出かける前にちょっと休んでもらいました。(ちょっと報告〜昨日パンプキンケーキを作って3回目でやっと90点くらいまで達しました。)喫茶店でのケーキセットと洒落てみました。

乗り合わせて行ってまず工事現場の見学。現場を見てはじめて工事の着工を実感しました。来年4月にはオープン予定ですが、こんな雪の時期大丈夫でしょうか。
近くの公民館に集まった参加者は40人余、遠くは塩尻協立病院からも来ていました。
説明のあと3人単位で地域回り行動に移りました。会員さんは嫌な顔もせず応対してくれたので資金集めも先が明るくなりました。自分達のグループは成果はありませんでしたが、最後のミーティングでは成果が発表されたのでびっくしました。即答する人もいるんだと感心、さすが会員さんの多い大町市です。しかし反面、会員が多い割りに世話人が少なく、知らないうちに年会費の集金漏れで会員資格を喪失している家もありました。会員拡大月間でもある今、問題提起をしてきました。近々池田の会員さん宅も回る予定になっているので、その予行練習になりました。


  11月20日(木) 晴れ        雪のニュースばかり

昨日は長野市や軽井沢でも初雪が降ったそうです。池田も粉雪がチラチラ、寒い日になりました。白馬や小谷は10センチ以上の雪が積もったそうです。大町もよく降る地方、大町方面から来る車には雪を積んだ車が目立ちました。アルプスも一面真っ白、本格的な冬の到来です。
友人からのメールでは、富山も雪で寒かったそうです。今年は雪のニュースが早いですね。

午前中はプールでした。寒くなると外に出るのも億劫になるのか欠席が目立ってきました。外が寒いとプールの温水がさらに温かく感じます。暖かいねといいながら45分のエクササイズが始まります。終了後はお風呂に入って行くので湯冷めをしないようにとの注意もあります。
帰宅すると夫が共産党ファンクラブのニュースを配りに行くというので、私も担当の場所を配りに行きました。いつもは人気がないのですが、天気がいいので洗車をしている方がありました。ご苦労さんと声を掛けられると嬉しいですね。
帰り道、白馬方面の雪に覆われた山々がとても綺麗でした。しばし車を止めて見とれていました。その道路の途中に毎年白鳥が飛来する田んぼがあるのですが、今年は見当たりません。どうしたことか田んぼに水が入っていないのです。持ち主さんに何か異常があったのか気になりますね。毎年賑やかだったので、見えないと寂しいですね。

夜は松本までボーリングの月例です。松本も池田と同じであまり雪が降らないので助かります。松本の行きかえりにガソリンを入れるのですが、121円と嘘みたいに安くなりました。そこからカードで5円さらに安くなるので116円です。「お願い、もう上がらないで」と言いたいけれど、そうは行かないでしょう。選挙もいつになるのかわからない、落ちつかない年の瀬です。


  11月18日(火) 晴れ        柿のれん

街にはクリスマスのイルミネーションが目立つようになりました。年末商戦真っ盛りです。天気はいいが風が冷たくいよいよ本格的な冬将軍の訪れです。
今年は柿が豊作なのか、どこの家の柿の木もたわわに実っています。毎年干し柿を作っているので今年も10月の終わりごろからつくり始めました。柿の木がないので毎年買っているのです。2回に分けてつるしました。
職場でその話をした際、買っていることを聞いてびっくりした同僚が「平種なし」と言う柿を沢山下さいました。もらう時は重なるもので夫の教え子の生徒さんからも沢山いただきました。種類が違う大きめの柿です。(名前は?)こんなにいただいたのは始めてで二人で頑張って皮を剥きつるしました。
最初につくった柿はもうすっかり食べごろになり、息子にも送ったりして美味しくいただきました。あんなに渋い柿が干すことにより渋が抜けるので不思議です。
今年は沢山出来て喜んでいたところ、今度は畑の地主のAさんから柿の木を切るのでよかったら取りに来るようにという話がありびっくり。大きい柿で見るからに美味しそう、Yさんも誘って二人で沢山もらってきました。次の日は木を片付ける手伝いに行った際夫がさらに二袋もらってきました。嬉しい悲鳴です。
昨日から今朝にかけて二人で頑張ってつるしました。2週間程たったら手でもむという作業を何回かしないと美味しい干し柿はできません。うっかりするとカビが生えます。管理も大変ですが、楽しみです。
柿の木がある家は取らないでカラスの餌にしている家が多いので、「もったいないね、言えば取りに行くのに」といつも思っていました。Aさんもうちの柿を見て声を掛けたようです。道行く人は「沢山つるしたね」と言わんばかりに見て行きます。「柿ののれん」が出来て、出来上がりが楽しみです。富山の娘や妹、沖縄の母にも送ろうと思っています。





  11月14日(金) 晴れ         芋掘りにきて〜

夫は午前中年金者組合の囲碁の大会に出かけました。先日も20何年ぶりかななんていいながら出かけましたが、一勝一敗だったそうです。家では全くしなくてこんな日だけ参加しても勝てる訳ないですね。有段者や強い人が沢山いるそうで、好きな人は強いですよね。

私は、午後から年金者組合のお世話をして下さってるIさんが芋掘りのお手伝いに来てくださるのでちょっとテータイムの準備をしました。夫の希望で「チーズケーキ」。先日失敗したので今日は真剣に作りました。3回目にはきっと美味しいものが出来ると思います。
あとサツマイモで作るものを少し。外で石を集めて木切れを燃やして焼き芋も作りました。一時半ごろにIさん夫婦が来られました。一緒に来る予定だったお友達は都合で来られなくなりご夫婦だけでした。
最初に家の裏にある里芋を収穫してもらってから近くの畑に向かいました。お二人とも「いいとこ取りだね」といいながらも楽しそうに芋掘りに汗を流していました。
マルチのビニールの下には沢山のナメクジさん、気持悪いですね。芋はデカクなりすぎたのが出てくるかと思えばひげのようなものまであり、大きさも形も様々でした。


お二人には人参も少々、あとはネギや冬瓜などもさしあげ、喜んでいただけたのでよかった。霜が下りないうちに収穫しないと困るので助かりました。
Iさんご夫婦は大阪から松川に移住されて10年余になるそうです。奥さんがしばらく前まで村会議員をやっていたことは聞いて知っていましたが、親しく話をさせてもらったのは今日が初めてです。ご主人も高校の教師をしていたそうで夫とは話が合うようでした。囲碁も強いそうです。いつも一緒に出かける仲良しのおしどり夫婦、ちょっぴり羨ましいですね。同じ方向へ向かう者同士、これからもお付き合いをしていきたいと思います。

天気がよく暖かいので沢山の人が家の前周辺で絵を描いていました。県外の方が多かったようです。富山ナンバーもあったので声を掛けましたら、魚津だと言っていました。夫とも少々話をして、今度はどうぞお休み下さいと声をかけました。


  11月11日(火) 晴れ        上田市に日帰り旅行

前から予定していた年金者組合婦人部の行事「無言館と別所温泉ツアー」の日です。一度は行った事がある無言館行きですが、心待ちにしていました。
今日は、そんなに寒くもなく穏やかな天気で、山々の紅葉が綺麗でした。婦人部主催なのですが”バス料金の関係もあるから男性も許可します”ということで夫と二人で参加しました。
そのはずだったのが予定を上回る27人も参加していて、男性達は別の乗用車で行くことになるハプニングがありました。
「無言館」といっても娘達は多分まだ行ったことがないだろうから、念のために紹介しておきます。
無言館は戦没画家の遺作・遺品を集めた美術館です。長野に来た折りには一度は案内したい場所です。
今日の参加者のほとんどの方が一度は訪問しているだろうけれど、今年隣接地に第二館「傷ついた画布のドーム」が出来たというので行くことになったのです。
この第二館は無言館本館よりやや小さめ、ドームの天井には沢山のデッサンや下絵が張り込まれていました。オリーブの美術館には美術書や小説、戦争資料などが収蔵されていました。館長さんは作家水上勉さんのご子息、窪島さんです。
この戦没画家たちは生きていれば私達の親達と同じ年代、ほとんど二十代の若さでの戦死でした。美大を卒業、あるいは在学中に学徒動員された人たちばかりです。家族の方が寄せたメッセージを読んでいると涙が止まりません。どんなにか無念だったでしょう。何度見ても胸が詰まります。
戦中派の私の誕生日に戦死した方を二人も見つけました。戦争の悲惨さと愚かさを感じます。


その後は別所温泉の「あいそめの湯」で食事と入浴、近くの散策を楽しみました。ええっ?上田に「あいそめの湯」?と思いきや相染、池田の会染ではありませんでした。
上田市に山本宣冶の碑があるのを聞いたことがあるので、訪れた際には訪問しようと思っていましたが、時間的にゆっくり出来なかったので諦めました。ちょうど昨年の今頃、演劇関係の会議で来たことがあり町中も歩きましたが再度北向き観音だけ参拝しました。あと近くをブラブラしてゆっくりお湯に浸かりました。
夫はお湯に入ってお昼ね、まあそれもいいですね。ゆったりとした日帰り旅行でした。
その夜、夫は会議があってでかけ、私は暫くサボっていたボーリングの月例会に出かけました。






  11月9日(日) 晴れ        赤旗日曜版を読んで

昨日はかなり寒くなったので、灯油の床下暖房を”試運転”しました。一晩中つけていたので朝は暖かく起きられました。外も曇ってはいるが、昨日よりはいくらか温かくなっています。とはいえ確実に冬に向かっています。
夫は日曜日、「赤旗新聞」の配達当番です。5時過ぎには起きて行くので、私はご苦労さんと思いながらも布団の中です。帰って来ても寝ないで、大好きなコンピューターの新しい組み立てに取り組んでいます。そんな時はご飯も忘れるくらい打ち込みようの熱中人です。

私は昨日から続いての休みです。取ってきたクルミを使ってパンを作る準備をしてあったのでさっそくとりかかることにしました。
生地つくりは、餅をつく「餅っ子」に機能がついているので楽に出来ますが、発酵に手間がかかります。バターロールを作ってその中にクルミを入れました。
パン作りは初めてですのでうまくいくか心配でしたが、まあ見た目もパンらしくなり焼きたてですので美味しく食べました。クルミの殻がまじって硬かったり、味の面でも幾つかの反省点はありますが、お菓子よりは失敗が少ないように感じました。反省点を踏まえながら今度は他のパンにも挑戦しようと思っています。
パンとうどんの生地つくりは一緒ですので、うどんも作りました。カレーの残りを利用して夜はカレーうどんにしました。うどん打ちも蕎麦打ちと一緒で伸ばす所が難しい。そこがしっかり出来ればプロと同じに出来ますが、太さの違いが素人らしくていいと自画自賛しています。夫のコメントはありません。(笑い)
最近は目先を変えようと、新聞やテレビからアイディアをもらって新しいものをつくったりしていますが・・・。


日曜日は赤旗日曜版と日刊紙にクイズが載っているので解くのが楽しみで、読むより先に挑戦します。答えを出すハガキの余白に日頃感じたことも書いた記事が時々「きいてきいて」の欄に掲載されるのでこれも楽しみのひとつです。
今週の日曜版は嬉しい記事や腹の立つ記事が沢山あり、とても読みでがありました。
「沖縄戦、集団自決問題」の裁判で大江健三郎さんらが勝訴になったというのは嬉しい事でした。
これはよくご存知だとは思いますが、新聞から抜粋して紹介します。
元日本軍の隊長が沖縄の集団自決については「命令していない」とし、大江さんの著書「沖縄ノート」で「集団自決は日本軍に命令された」と記述されて名誉を傷つけられたとして、大江さんと岩波書店を訴えていたものです。
一審の大阪地裁の判決も日本軍の深い関与を認定して訴えを退けたため、原告が控訴していました。最高裁判決も、手榴弾を渡されたという多数の証言もあり、当時は「軍官民共生共死」の大方針の下にあったことなど一審の認定事実を踏襲。「日本軍が深く関与し住民が集団自決に追い込まれたという要素は否定しがたい」と判断し、「総体として日本軍の強制ないし命令とする見解もありうる」としました。
大江健三郎さんは、「集団自決」を「国に殉ずる死」だと言いくるめる原告の狙いは「ナショナルな機運を復興させること」だとして、残り少ない人生だがそれとたたかうことを仕事の中心にしたいと喜びのコメントをしていました。

腹がたったのは麻生総理の「バラマキ一瞬、増税一生」という記事です。
今どのように給付するかが問題になっていますが、これは一回限りの給付金(4人家族で役5万円)で、後は一生重たい増税が待っているというのですから、こんなものを国民は喜んで受け取るでしょうか。全く人をバカにするにも程がある。
給付金の2兆円も税金です。その2兆円をフトコロマネーから出すくらいの度量があれば少しは見直しますよと言いたいです。
あとは橋本大阪府知事の高校生に対する暴言です。財政再建案で私学助成削減の撤回を求める高校生に対して、「こどものたわ言」「私学は義務教育ではない」「私立に行けなければ公立に行けるように頑張らなきゃ」などと、勉強は学校がなくても出来ると突き放していました。もう頭に来る〜う!


  11月8日(土) 曇り          池田の街めぐり

昨日7日は暦の上では立冬、今日はその影響かとっても寒い日になりました。
昨日は立冬とはいえ、池田でも日中は比較的暖かい日でした。沖縄では30度以上の真夏日、北海道では夕方から雨から雪になり氷点下になったという日本列島の天気でした。今朝は急に寒くなりびっくりです。
「北アルプス展望ウオーク実行委員会」主催の「ぐるっと池田」という池田の町中を散策する行事があり参加することになっているのですが、曇って寒い日になり大変です。雨が降らないだけいいのでしょうが・・・。歩くと暑くなるからと思って夫婦とも薄着で参加したところ、皆さん真冬の格好でした。集合場所では「う〜寒いね」が第一声。
夫が言うには締め切り間際には10人にも満たない参加希望者だったようですが、なんと60人位の人数でした。
私たちは、まだ池田の街の中を歩き回ったことがないのでいい機会だと思って参加しました。ぐる〜と午前中で回る予定です。

ガイドマスター2名が説明しながら出発したのですが、大勢様ですので自然に2つのグループに分かれていました。
最初の見学場所は八幡神社です。始めて社務所の中や、何百年前の絵馬も見せてもらいました。「てるてる坊主」の作詞者、浅原六郎の記念碑があることも初めて知りました。近くの墓地には浅原六郎さんの墓や、池田に学問所が開かれた際の初代先生、杉山巣雲さんの墓もありました。生家の後や学問所の跡地なども近くにあることや、町の真ん中にある何気ない石が、池田宿に泊まっている時に牛をつないだ「牛つなぎ石」だったとか、初めて目にしたものばかりでした。
「池田宿」〜古くから千石街道の重要な宿場として栄えていたそうです。信濃鉄道という私鉄が大糸線安曇追分〜北池田まで通っていて、主に繭を運んでいたそうですが一般客も多かったということです。世界的恐慌により経営不振が続き乗客が少ない電車に「シジュウカラ(始終空)」というあだ名までついたが、松本から百貨店の商品を積んだ「花電車」など華やかな時代もあったそうです。昭和13年廃線になっています。年配の方が「子どもの頃まで走っていたのを覚えている」と言う方がいました。

製糸業で盛んだったという池田、芸者も盛んで置き屋さんも多かったという話を聞いたことがありました。
繭を保管する「繭蔵」もまだそのままあり、一部はパン屋や酒屋が利用しているのですが、管理するのが大変だと言っていました。
この行事は初めての企画だそうで午前中には終了する予定になっていましたが、説明の進行具合も予想が立たなくて、結局全部を回ることが出来ませんでした。
お昼には予定通り終了することになり、最後は浄念寺さんでお寺の説明を受けてお茶やお菓子をご馳走になりました。終わりに「参加記念証」をもらって解散しました。

池田に来て3年半、町中を一度回りたいという願いがこんな形で叶うとは思ってもいませんでした。このイベントを通して池田の歴史の一部がわかりました。
北池田という鉄道の終点やその他残っている場所、まだ他にも行きたい場所は沢山あります。暇なときに回って見ようと思っています。
街を歩いて回ると車では見えないものが見えて結構いろんな店があることがわかりました。町外から参加した人も「池田って結構飲み屋があるんですね」・・・見るところが違う。






イベント終了後、見つけた『十割そばや」で早速お蕎麦を食べてきました。十割蕎麦は作り置きが出来ないそうで、顔を見てから打つので時間がかかるそうです。結構待たされましたが蕎麦は美味しかった。

「冬の使者、コハクチョウ飛来」のニュース。豊科犀川白鳥湖に数日前から6羽程が飛来しており、今日も沢山飛んできたといいます。寒さが厳しくなるに連れて増えていく。そんな季節になりました。
今年は鳥インフルエンザを警戒して餌付けをしないと申し合わせているという話しも聞きました。ハクチョウ達にとってはちょっと可哀想な気もしますね。

昨日、ニュースキャスターの筑紫哲也さんが亡くなったことを知りました。5月に肺癌と知り、病気を克服してまた戻ってくると言って闘病生活に入ったとのことですが残念です。ニュース23では歯に衣をきせぬ語り口が好きでした。


  11月5日(水) 晴れ            黒人初の大統領誕生 

このところどんよりとしていたアルプスも今日は久しぶりに綺麗な姿を見せています。夫は早速カメラを持って出かけました。
ところで今日はなんと言っても昨日行われたアメリカ大統領選挙のニュースばかりです。ラジオでも番組の途中に選挙情報を挟んでいました。午後12時半現在の放送ではオバマ氏優勢と言っていました。一時過ぎにはオバマ氏当選確実が出ました。暫くしてマケイン氏の敗北宣言の演説がありました。
選挙中はどこでも同じで、相手の中傷ばかり訴えて妨害をしていたようですが、負けたらあっさりとオバマ氏に電話を入れたと言う。島国根性的にウジウジしないのが大国のいいところですね。
オバマ氏は初の黒人大統領だという。共和党でも民主党でもそんなに違いはないと思いますが、人種差別の激しいアメリカで黒人でも大統領になれた。これは黒人にとっては明るく今後に期待が持てるできごとですね。
夕方のニュースでは「オバマ氏圧勝」と放映していました。「変革の時」と訴えていたオバマ氏。今後のアメリカはどう変るのか。47歳という若い人に今後のアメリカを託したのですね。

今年から「女性のひろば」という月刊雑誌を講読しています。若い時読んでいて再購読となったのですが、とっても共感できる記事が沢山あります。
今月号の応募手記に”ああ、加齢”と言う記事がありました。「そうだ」とうなずけるので、みんな同じなんだと笑ってしまいました。
「鏡を見るのが恐い」「華麗なる変身は夢に終わり、加齢なる変身が厳然たる事実として深くあらゆる場面に根づいていく」「写真には入るまい」・・・これはみんな自分と同じです。いつもマイナス思考で落ち込むばかりですが、「老いてはつらつ」という記事を見て元気が出ました。
「60代はゴールデンエイジ」だという。・・・年をとるのは、経験をつむ・知識が豊富になる・年輪を重ねて人生を知り、熟成していくことで素晴らしいことです・・・。
女性は「若い時が華」と映画スター並みの価値観にとらわれては「加齢」が悲しくなるけれど、「人間の完成度」で見ると加齢は喜ぶべきことです。40代以上の顔は自分の責任と言われるように、磨かれた美しさは40代から・・・。こんなことはわかっていても今改めて言われれば深く身にしみます。
「一番楽しかった年齢は」と聞かれたら「60代」と答えられるように、あ〜もう60代ではなくて、いや〜まだ60代と前向きに生きたいです。


  11月3日(月) 曇り       「もうけもの」の小豆でお赤飯 

文化の日、皇居では秋の勲章の受賞式が行われたようですが、縁がないのでどんな賞が一番なのかよくわかりません。先日同期生が叙勲を受け皇居に行ったことを書きましたが、受賞者にとっては名誉ある賞で、一生勲章をぶら下げて生きていくようです。いいのか悪いのか・・・・とはいえ、少しは羨ましい気がしないでも・・・。
そんなことはどうでもいい私達は相変わらず畑です。今まで掘った芋と違う種類を掘って見ましたが、芋の表面にヒビが入ったような状態で見た目が悪いのです。焼き芋にして食べたら何とか食べられましたが、全部そんな状態でしたら人にはあげられません。そろそろ全部掘らなければいけませんが。
夫は先日植えた玉葱に水をやったり、小豆の収穫に精を出していました。
小豆は、今年の「もうけもの」で、思ったよりも沢山収穫できました。前にも書いたと思いますが、畑の持ち主が昨年小豆を植えていたらしく、収穫の際にこぼれた種から今年も沢山の芽が出てきたのです。方々に出ていた芽を一箇所の畝に集めて育てていたところ、結構実ったのです。


夏の暑さにやられて枯れたのも多かったのですが、何とか生き残ったものからこんなに取れたのです。
嬉しくなって夕食はお赤飯をつくりました。なんのお祝い?、そうですね加藤剛さんはじめ何人かの好きな俳優さんが勲章をもらったのでそのお祝いにしておきましょう。
炊き込み赤飯でしたが結構美味しく出来ました。

休みだったので、ついでにチーズケーキも作りました。先日も作ったのですが、その時はオーブンで焼くケーキでしたが美味しくできました。夫は焼くよりも冷蔵庫で固めたケーキの方が好きだと言うので今日はそれを作ってみました。
レシピにあるのは、クッキーを下に敷いてその上にチーズを乗せて固めるという方法でした。またまたクッキーはない方がいいという夫の注文です。どうしょうかと迷ったけどクッキーの部分をはずして作ってみたらなかなか固まりません。ゼリーの量が少なかったのか、再度混ぜ固めたのですが、チーズケーキ特有の感触がなくて失敗でした。それでも木イチゴ(ラズベリー)のジャムをつけたら何とか食べられました。焼くのとそのまま固めるのと随分違うものだと反省させられました。
この秋、木イチゴに春よりも沢山実がつき夫が毎日収穫してジャムを作っています。だんだん実も硬くなったとのことであと2〜3日かなと言っていますが、まだ収穫進行中です。娘にもあげたりしていますが、家の分が何個ものジャム瓶が出来ました。
チーズケーキにつけて食べると美味しいよというので、ケーキの手つくりに挑戦したのです。一回でOKが出たのはあまりありません。プロが示した分量はうまく出来ていて、勝手に何かを省くのが失敗の原因ですね。最初はやっぱりレシピ通り作るのがコツだと言うことを改めて痛感しました。反省しながら何回か作っているうちに自分のものになっていくという感じです。なんでも好きにならないとダメですね。




  11月1日(土) 晴れ       冬支度が始まりました  

はや11月、昨日から年賀状の売り出しが開始されました。今日からまた物価も上がり、益々住みにくい世の中になります。
今日の室内の温度は19度、いくらか暖かいです。寒くなると欠かせないのが暖房器具、油の価格はいくらか下がったもののまだ高値です。この冬安心して灯油が買えるようになってほしいです。
麻生内閣は3年後には消費税の増税を明言しています。こんな政治では国民の生活は変りません。今度の総選挙では国民のために頑張っている共産党に頑張ってほしいと思っています。

外は晴天、夫は朝から畑の片付け作業に精を出しています。私は第2弾の干し柿用の柿の皮むきです。
町を歩いていると一家に一本くらい柿の木があります。たわわになった柿の実は美味しそうに色づいています。まだ早いからという人もいますが、軒下にはつるし柿が目立つようにもなりました。
金沢の兼六園では冬の風物詩でもある「雪つり」が行われました。この辺では雪が少ないのであまり見られませんが、北陸ではよく見られる光景です。いよいよ冬支度が始まりました。

ホームページのメールアドレスを変更する連絡をしたところ、何人かから返事が来ました。元気に頑張っている人、加齢による体の変化や異常が見つかり手術で事なきを得たとかいろいろです。懐かしく拝見しています。
年を取ると一つ位は何らかの異常があるものです。一病息災といいますが末永くお付き合いが必要ですね。
年末は喪中案内が届きます。もう2通目ですが、やっぱり健康が一番です。これからの厳しい冬に向かって元気に立ち向かいたいです。体力つくりのために歩いていますが、寒くなるとつい出にくくなっています。「初心忘るべからず」がんばろう。






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