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  11月29日(月) 晴れ        伊波さん落選、悔しい

真っ先に新聞を見ました。琉球新報最終投票結果と大きく出ていました。

  仲井真弘多  335,708票
  伊波 洋一  297,092票
  金城 卓郎   13,116票

38、626票、差本当にあと一歩でした。

投票率60.89%、前回より3.66%低いとのこと。投票率がアップしていたら勝っていたかもね。でも良く追い上げました。4年後にもまた応援に来たいと思いました。
普天間市長選は伊波さんの後継者、安里候補が当選していました。こちらだけでも勝ったのでよかった。万歳!普天間は投票率がアップ、前回より6.74%アップでした。今に思えば昔は投票率が80%以上もあってどこの県より凄かったようでしたが落ちかものです。
落ち込んでも仕方がないと思いつつ「ちるだい」(沖縄の方言)して何もする気がしない。それでも帰らなくてはいけないので帰り支度をしてタクシーが来るのを待っていた。
母はしきりに淋しくなると言って私を困らせるので、多分3月にはまた来るからねと言って別れてきました。91才、まあ今のところ元気ですが年だからいつどうなるか。
97才には「カジマヤー」という大きなお祝いがあるそうでそれまでは死ぬなよと言い渡してきました。生きていたら盛大に祝うからね。死だけは順番ではないのでこっちが先に逝かないように気をつけよう。母のためにも。

5時に名古屋に着き9時過ぎやっと池田に着きました。一週間も離れているとなんだか懐かしい感じがしました。猫のハルちゃんもだれ?と言う顔でじいっと私の顔を見ていました。友の会の人になんて言えばいいのか。合わせる顔がありません。



  11月28日(日) 沖縄 晴れ           知事選投票日

いよいよ投票日です。棄権防止の電話かけがありますが、それは地元の人にお願いして実家に戻りました。
折角沖縄に来ているのに実家に泊まるのは初日と最後の夜だけです。今日は親孝行の日です。
沖縄は花もまだ咲いており、庭や畑のにはミカンが鈴なり、特にシイクァーサーは沢山ななりすぎて色づいて落ちていました。土産にするのに沢山取りました。友達にも取りに来るように声を掛けました。


明日は帰るので母と一緒に土産を見に行きました。近くのお土産やさんには希望のものがないので那覇まで行きました。母は骨折後の足が痛くて杖をついていますが、付き合ってくれました。
バスを降りて商店街が並ぶ平和通りまで結構距離があるのですが、一回だけ休んだだけで歩いてくれたので助かりました。第4日曜日は一番賑やかな公設市場は定休日だそうで静かでした。この日は観光客も困るそうですが仕方がありませんよね。
土産を発送してやれやれ。後は夜の開票を待つだけになりました。お茶を飲んで休憩をして今度はタクシーで帰りました。

早々と夕食を済ませ、9時から開票速報です。本当は仲間たちと開票状況を見たかったのですが、最後くらいは家にいてやらねば親が可哀想で、母と一緒に見ていました。
最初は両候補ほとんど並んでいたのでもしかしたらと期待したが、だんだん離れて行くのを見てちょっと危ない。この頃から夫に状況を報告していたが、夫もネットで見ていてよく知っていました。離島の開票即票が早く流されたので幾つかの地域では逆転もありましたが、ほとんどは仲井真、心配は的中。
開票率40パーセン位で仲井真に当確、ショック。血圧が上がりました。これだけ痛い思いをしているのに、金で魂まで売り渡したのかと言いたくなりました。関係者と連絡をとり、残念、悔しい思いを共有して次回につなげようと電話を切りました。
当確後のテレビを見るのも嫌になり早々と布団に入りました。もう〜本当に悔しくてなかなか寝付かれませんでしたがいつの間にか寝ていました。







  11月27日(土) 沖縄 晴れ          新都心で必勝集会

とうとう最後の日になりました。相手陣営はこちらの追い上げに危機感を感じ、「反共」攻撃を繰り返しています。反共ビラも電柱一面に張り出されていました。革新候補に対する相手陣営の”奥の手”はいつもこのたぐい。「伊波=共産党の手先」という昔からのやり方です。まだそれが通用すると思っているらしい。
今日は特に暑いので、友人から半袖シャツを借りて着ることにしました。最後の早朝行動は友人のマンションがある真玉橋南の交差点。歩いて行き、最後の訴えをしました。
最近ここは特に車の量が多く、事故も多いとのことでした。他の交差点よりは反応が多くありました。手を振ってくれたりすると気持ちがいいものですね。
後は南城市での最後の行動です。事務所の近くの新開という団地で再度ビラ入れをしました。こちらも比較的新しい団地で若い世代が住んでいるので宣伝活動を強化したのです。

今日の夜「必勝集会」というのが予定されており私たちも参加することにしました。場所は那覇市にあるおもろ町、俗に新都心と言われて大きなビルが建ち並んでいるところです。
何年か前に基地の一部返還があり、その場所が今では大きく発展しているのだと言います。この新都心は始めて見ましたが、美術館も素晴らしいのが出来ていました。
この新都心の大きな交差点の近くの広場で大集会でした。今日はさすがに各党の党首は勿論、各団体の長などが大集合。共産党の志位委員長も3度目の応援ということでした。集会参加者も大勢、凄い人ごみ。警察も交通整理にてんてこ舞いしていました。今日だけは組合も最大動員を掛けてきたようでした。おそらく人数の把握は出来なかったでしょうね。
ここに来る前に仲井真候補者も集会があったようで、若い人たちが大勢行進をしていました。さすが動員数では負けているねと話ながら行ったのですが、現場に来てびっくり。こちらの方が勝っていると気を取り直し元気が出ました。訴えをしている場所からかけ離れていたので良く聞こえませんでしたが、熱気だけはムンムン伝わりました。
集会終了後、候補者はこの凄い人数の中に降りてきて、握手、握手、握手。この熱気、明日は何とかなるのではと期待が持てる集会でした。乗せてきてもらった車が駐車場から出てくるにも時間が掛かりました。
最後の夜、祈りながら休みました。ふと気づいたことですが、南城市のうちのすぐ近くにあった、家族部隊が住んでいた米軍も、同じ頃に引き上げて行ったように思います。いまこの場所はゴルフ場になっていて、女子プロの登竜門となって人気が出ています。一部は自衛隊が使ってはいますが。





  11月26日(金) 沖縄 晴れのち雨         今日もビラ配布

今日の早朝行動は寒い。地元の人は「まるで北海道だ」と騒いでいました。
手振り行動を終えてすぐに南城市へ移動。Zさんは昨夜遅くなったようで実家に帰っていました。彼を迎えに行ってまた佐敷の選挙事務所へ向かいました。
同級生周りはこれで終わり、選挙事務所で手伝いをしました。まだまだ一回もビラが入っていない地区があるとのことで、初めての手伝いという人も入れて6人で一斉にその地区に入りました。
2カ所の集落に入ったのですが、とても信じられない事態が起きました。それぞれの電話番号を控えてなくて起きたことです。ビラを配っている内に一人が行方不明になり、連絡が取れないので待てども待てども集合場所に来ないのです。車で探しても見つからず、仕方がないので次の場所へ移動しました。後で聞いた話ではこの近くの人だったので歩いて帰ったそうです。ここではこのような応援隊がなかったので考えられないことだったようです。反省点としてあげると言っていました。(笑えない話です)。
2つめの地域は私の村に10年前に新しくできた新興住宅地でした。ここは結構人口が多いのですが、ビラは初めて配ったようです。
あるお宅で「遅かったね、仲井真さんは早々と配っていたよ」と言われました。(向こうはバイトを雇って早々と全戸配布をしたと聞きました)。いずれにせよ配れたので良かった。

今日は名古屋時代の友人たちが食事会に私を誘ってくれたので少々早めに帰してもらいました。選挙の応援にきているのに後ろめたい気持ちもありましたが、たまには息抜きもいいかと勝手な考えで出かけました。
車を置いていくので帰りを急いでいると急に雨が降り出し、土砂降りになり大変でした。周りがよく見えなくて道を間違えて何遍も同じ所をぐるぐる。間に合うか心配でしたがやっとの思いで到着。飲み会だから少々遅れても良いかと言う思いがあったが、タクシーを飛ばしなんとか間に合いました。
途中運転手さんに選挙の話をしたところ、投票には行かないという。訳を聞くと不況で水揚げが少ないから寸暇を惜しんで仕事をするのだという。タクシー運転手はだれも行かないと思うよと。「誰が知事になっても変わりはない」と投げやりでした。大事な1票、この票が世の中を変えることもある。「ぜひ投票に行ってほしい」とお願いをしました。こんな人が多いのでしょうか。

食事の場所ではみんな久しぶり。私以外は沖縄に滞在しているのになかなか会えないそうで、久しぶりの再会を喜びあいました。中の一人は定年退職後外国に行っては風来坊の生活を繰り返しているという。そう言えばそのような連絡をもらったことがあります。12月からアフリカのケニアに行き、帰りは4月だという。言葉はわからなくても手真似で通じると楽しそうでした。とても考えられない話ですが、いままでもモンゴルを手始めに何カ国も同じように回ってきているので慣れたものなのでしょう。お酒をいただき良い気分で帰りました。明日は最後の一日、頑張ろう。



  11月25日(木) 沖縄 晴れ       南城市佐敷でビラ配り

行動3日目。朝の手振り運動も少しは慣れてきました。今日も来ている人は昨日の顔と同じです。下部では共産党と一緒にやるのは嫌だとあからさまに言うところもあるそうです。そんなことで勝てるのか。
今日から友人の車を借りることにしました。彼女は徒歩で行ける場所に選挙事務所があるので日中は必要ないと快く貸してくれました。Zさんは運転が出来ないので運転手はもっぱら私。
今日の初めは那覇市に住む同級生Kさんを訪ねました。TさんはZさんと従兄弟だという。学生の時はそんなことは知らなかったので、大人になってわかることも多々あるのですね。ここでは話はツーカーです。
近くに同級生がいるというので来てもらい支持を訴えました。またこの近くに私の別の友人がいるので話をしてその人にも来てもらいました。今までは政治的な話をしたことがないので驚いていましたが、「うちは伊波さんだよ」と決めていました。
彼女に自宅に寄るように勧められ、お邪魔をしました。生で琉球民謡を演奏している店に案内してもらって沖縄ソバをご馳走になりました。昔は普通のそばとソーキそば位しかなかったそばも、今はいろんな種類がありびっくり。目新しいものでは「ゆし豆腐(固まる前の豆腐)そば」、「イカスミそば」など。
沖縄そばは特殊で、本土復帰した際に本土の方から「そば」でもないのに「そば」とは何事かという苦情があったそうです。それで沖縄をつけて「沖縄そば」と言う名前になったという話を聞きました。
昔からの味、自分では出せない味があり毎日食べても飽きません。商売屋さんも研究をしていつまでも「沖縄そば」を守ってほしいと思いました。

午後からはまた南城市へ。回っているといろんなことに遭遇するもので、同じ村の幼なじみの父親が死亡したとのこと。クリスチャンですので葬儀は協会です。葬儀会場には行けないので自宅にお参りに行って来ました。
後の行動はビラ配り。田舎は人数不足でビラも配られていない地区があるというのでビラ配りを手伝いました。サトウキビ畑の中を一軒一軒願いを込めてビラを入れました。
この選挙事務所は南城市を統括しているのですが、事務所には2〜3人しか人がいなくて無人状態の時もあります。そんな状態で選挙が勝てるのか不思議でした。中心になっているのは共産党の市会議員、一人で村々を回って演説をしていました。今度の選挙には玉城の当山集落や友人の奥武集落などにも一回はビラが入ったといいます。それは本土からの応援隊の力を借りて出来たことらしい。まさにこのビラが大きな力になったこともわかりました。
今まで保守の地盤だと決め込んで、新しい息を吹き込まなかったこちらの力不足が大きく影響していたのではないかとつくづく考えさせられました。

昔は面白い話がありました。中学校校区に保守の強い集落と革新の強い集落があり。この二つの集落はいつもいがみあっていました。保守の集落に行くと石を投げられたという。
そんな保守の奥武にも革新の息吹は芽生えています。この田舎を見ると時代は変わったと大きく感じます。一緒に行動しているZさんは、共産党南城市の市会議員さんの家で打ち合わせがあるというので、一人で帰りました。
県知事選挙と同じ日に宜野湾市長選挙も行われます。伊波さんの後を引き継ぐ安里候補と伊波さんが宜野湾市で街頭演説が行われたそうです。稲嶺名護市長さんも花を添えて盛大な演説会だったようでした。



  11月24日(水)沖縄 晴れ        初めての早朝行動体験

行動2日目。今日から豊見城市の早朝行動に出ました。朝7時半から8時半まで。大きな交差点での宣伝活動です。さすがに早朝は肌寒さを感じます。
のぼりを立て、看板を持って行き交う車に向かって手を振って挨拶をするのです。勤めていた頃は公務員の選挙運動禁止で大ぴらに選挙運動をしたことがないので初体験。ちょっと気恥ずかしい気もしましたが皆さんと一緒に頑張りました。

8時までは宣伝カーの音は出せないのでそれまではハンドマイクでの訴えです。宣伝カーには県民の会の豊見城支部の市会・県会議員などが演説をしていました。14〜15人位の人数でぱっとしません。来ている人はトップ以外は共産党関係だけとか。
この早朝運動は選挙前日の27日まで組まれています。統一連で本土からの応援隊は街頭宣伝か電話かけだったので、私たちは別行動をすることにしました。
責任者の方にお願いして、東京から来た同級生と一緒に自分たちの出身地南城市の玉城を回ることにしました。南部を統括している選挙事務所へバスで向かいました。今日は車がないのでバス移動で同級生宅を回りました。(車がないと効率が悪い)
久しぶりの再会もあって昼をご馳走になったり、困ってしまいました。さらにTさんのお宅を訪問すると、民主党衆議院議員(沖縄では党派を超えて平和を愛する者が伊波候補を応援している)が地域を回って演説をしているのでそれに出てほしいと電話で要請があり、私たちも合流することにすることにしました。その人の車に乗せてもらい出かけました。
引き続き糸満市の女性の集いに参加。糸満市は基地問題はあまり浸透していませんが、「カジノ」の誘致場所が糸満市に決まっているそうで女性が中心になって反対運動を展開しているそうです。

糸満市は漁業の町、「うみんちゅう」の町です。女性が強いそうで頑張っていました。伊波候補の奥さんも参加して、夫の素顔を紹介していました。革新の強い地域でもあるというので本当に頑張ってほしい。
私たちの同級生の大半は保守的な考えの人が多い。そんな中に入るのも勇気がいりますが二人だと強い。今日回った人の中でお留守の家もあったので、メモのビラを入れて帰りましたが反応はありませんでした。
東京のZさんは同級生公認の「アカ」(そう呼ばれていた)、無名の私が一緒に回っているのでびっくりしている人もいました。きっと話せばわかる人もいると思うけれど、もう日がないので焦ります。友人宅についたのは10時過ぎでした。疲れますね。





  11月23日(火) 沖縄 曇り      行動開始、候補者とご対面

行動初日です。勤労感謝の日、保育園だけは賑わっています。少々風があり冷たい感じもあるがとっても気持ちが良い朝です。
30分ほど隣村を散歩してきました。40数年も立つとすっかり変わって昔の面影はありません。「時代は変わった、今この地に住む人たちはどんなことを考えながら生活しているのだろう」と昔を思い返しながらの散歩でした。

いよいよ今日から行動です。暫く友人宅に泊まり込みです。バスで民医連の事務局へ。民医連の協同病院は那覇の古波蔵という地にあり、統一連の事務所もすぐ近くにありました。私は説明を聞いてあと統一連の事務所へ案内してもらいました。本土からの応援隊が沢山来ていました。日中は暑いのでみんな半袖です。
共産党、社民党、社大党、自治労などが統一して、幹部の方は声高らかに演説をして頑張っているように見えますが、実際の行動ではあまり共闘が見られないと話していました。特に自治労はビラさえ配布してない状態だとのことで私たちがビラ入れに行って来ました。

午前中は那覇市内、午後からは豊見城市の田舎の方に行ってきました。夕方各党首そろいぶみの街頭演説が那覇の県庁前広場であるという。すごい!候補者の話も聞ける、タイミングがよかった。
4時半には行動を中止し、マイクロバスで県庁前に移動しました。共産党の志位さん、社民党の福島みずほさん、沖縄社大党の糸数けい子さんに加え赤嶺衆議院議員など大物が揃った街頭演説、迫力がありました。そして初めて見る「伊波洋一候補」想像以上にしっかりした人でした。演説終了後聴衆に握手をしに来たときはっきりお顔を見ることが出来ました。
演説では争点は単純明快、「基地の県内移設反対。現職知事も途中から「県外移設」を言い出し、争点ぼかしに入っていますが、「向こうは県内移設反対とは言っていない」などと訴えていました。暮らしの問題では県立病院や県立看護学校の民間委託反対、雇用の問題、カジノ誘致反対など沢山の問題がありました。
演説は夕方の一時間程度でしたが、買い物客や仕事帰りの人が足を止めて聞いていました。終盤戦に入り伊波候補猛追し大激戦。なんとして勝たせて下さいと訴えていました。新基地が出来たらまた100年です。今日のこの声が県民に届きますように祈りました。
東京から来た友人や今夜からお世話になる友人とこの会場で顔合わせをして明日からの行動の打ち合わせをしました。それにしても県庁前もすっかり様変わり。お土産やさんも沢山増えていました。







  11月22日(月) 池田 雨     沖縄県知事選応援出発

民医連からの派遣で29日まで沖縄県知事選の応援に行って来ました。
中部国際空港から14時40分発の飛行機に乗って那覇には5時5分に到着しました。沖縄は太陽が西の空に沈みかけてはいるが、まだ明るい。夫に到着の連絡を入れると池田はもう暗いという。こちらは6時過ぎに暗くなるので1時間ほど違うようです。
今回は選挙応援の帰省なので、大げさにしてなくて空港に迎えはなし。民医連に行くのは明日からにして、ひとまず実家に帰りました。タクシーで帰ると便利ですが、確認したい場所もあったのでバスにしました。
空港からバスターミナルまで行き、田舎である南城市玉城行きに乗り換えました。ラッシュの時間帯ですが、お客は少ない。マイカーの影響ですね。
選挙の状況が気になりましたが、詳しく載っている新聞はない。友人に聞いたところ、選挙も後半戦、追い上げに掛かっているという。候補者は昨日は宮古、八重山など離島の遊説に回ったといいます。
今日は共産党の市田書記局長が来てうるま市で伊波候補の個人演説会が行われたようです。現職知事も本土から大物の応援隊が連日入っているとのこと、大接戦のようです。
家に着いたら伊波候補のビラが入っていたのでびっくり。こんな田舎までビラが入っているなんてすごい!



  11月18日(木) 晴れ           四季桜見学

年金者組合女性部主催の行事で「四季桜」を見に行きました。場所は愛知県豊田市小原(おばら)というところです。マイクロバスで中央高速を利用、約3時間。
「山里に咲く桜と紅葉のコントラスト、小原四季桜祭り」の大看板、大型バスが並び結構賑わっていました。一眼レフを持ったカメラ愛好会の方も沢山見えました。
昨年の高齢者作品展に「桜と紅葉」というタイトルで出展されていた写真を見て、こんなところがあるんだとみんなびっくりでした。今年の行事は即その場で決まりました。長いこと愛知県にいてもこんな場所があるなんて知りませんでした。有名になったのは最近かも知れません。
この地方は和紙でも有名ということで、和紙が出来るまでの行程をビデオで流していました。和紙記念館があり、紙漉の体験コーナーや展示即売もしていました。
お出かけ情報として「香嵐渓(こうらんけい)の紅葉」も宣伝していました。ここには屋外スケート場があったので、当時はスケートによく出かけました。桜の名所でもあったのですね。トヨタ自動車に勤めていた友達が沢山いたので、スケートに明け暮れていた若かりし頃が懐かしくよみがえりました。
四季桜は花は小ぶりですが今が見頃、可憐で可愛い花でした。2回咲く桜っていいですね。天気も良く気持ちの良い一日でした。





  11月6日(土) 晴れ               中央の赤旗まつり

6日、7日に開かれた「赤旗祭り」は前々から宣伝されていました。4年ぶりだといいます。
大北からバスで参加することになったので、私も久しぶりに参加しました。何十年ぶりかな。富山にいたときに一度参加して、なぜか帰りに松本城に立ち寄ったことを覚えています。
地域の旗祭りはどこの県でも開かれています。中央の赤旗祭りは4年前は行われていた訳ですが、なぜ今まで意識の中になかったのか。精神的に異常があるとその時の記憶が飛ぶことがあるので、そんな暗い時代の時だったのですね。
長〜いトンネルの出来事すべてが遠い遠い昔のような気がします。今は明るい気持ちで参加できたことを喜んでいます。
日帰りですので急ぎ足です。5時半に松川を出発して、現地に着いたのは11時過ぎ。道も渋滞していましたが、近くの駅から祭りの会場に行く人の波も大変なものでした。凄い人、人、人でした。
会場の中央ステージでは「基地問題の解決とアジアの平和を」のテーマでパネル討論が行われていました。ちょうど衆議院議員の赤嶺政賢さんが話しているところでした。

今日は後トーク番組や、二期会、ペギー葉山さんなどの歌も予定されているのですが、3時過ぎには帰路につくので時間がなくゆっくり聞いている時間がありません。
行きたいところは一杯ありましたが、まずは全国物産展周りをしました。友人が沖縄物産展で酒などを販売しているのでまずはそこからです。本当はこの店のお手伝いをすることを約束していましたが、月末に沖縄行きが決定したので東京は中止にしたのです。お詫びに泡盛を買ってきました。「どなん、60度」結構売れていました。




昼食も全国の美味しいものを食べようと楽しみにしていたのですが、美味しいところはどこも行列、あきらめて焼きそばにしました(ショック)。
2〜3の店を回り、あとは大書籍市会場へいきました。不破哲三さんや松本善明さん、上田市の無言館の館長窪島誠一郎さん等のサインセールがありました。なぜかちひろ美術館の松本たけしさんも善明さんの横でせっせとサインをしているのでびっくりしました。
各氏が机を並べている前には長い行列でした。人の間を縫って不破さんを盗み撮りしてきました。意外とお元気そうで安心しました。
集合時間も迫って来たので中央広場に行くと市田書記局長と作家あさのあつこさんのバッテリートークが始まっていました。大北のゴザの場所にやっと腰掛けたかと思ったが、ずぐに集合場所に移動となりました。みんなが集まるまでの間にペギーさんの歌が始まり、歌声を背中に聞きながら会場を後にしました。
また暫くの間バスにゆられます。今回一番感動したのは会場の至る所に「沖縄知事選必勝」に向けてのカンパの要請行動が行われていたことでした。みんなが応援してるんだ、今度の選挙どうしても勝たねばなりませんね。仕事で参加出来なかった夫にはたいした土産も買えなくて悪かったが、不破哲三さんの写真は少しは喜ぶかな。





  11月3日(水) 晴れ             玉葱植え

霜が降りたり霧が掛かったりと朝夕は寒く暖房が必要ですが、日中は秋晴れ、畑日和です。夫が買ってきた玉葱を植え付ける為の作業をしました。夫が耕したあとから植え付けをして200本の苗を植えました。
9月に巻いた玉葱の種は、昨年の種で古いせいもあってまだ芽が出ていないので半分諦めてはいるのですが、もう暫く様子を見ることにしました。
今年は白菜とキャベツはネットをしてあったお陰で虫の餌にはならずに何とか育っているようです。キャベツはまだですが、白菜はなんとか食べられるくらいになったので鍋に入れたり味噌汁にしたりしています。
同じ畑でも虫のつく場所とつかない場所があるらしく、西側に蒔いたカラシナには虫がつかなく綺麗に育っているが、すぐ近くに蒔いたところの野菜は虫に食べられてしまいました。何が原因なのか。
ピーナッツも霜にやられて葉が枯れてしまったので、試しに一本抜いてみたらなんとか実が出来ていました。近々掘ることにします。

夜は松川すずの音ホールで「田楽座」見学です。この劇団は長野県の伊那市を本拠地にして全国を回っている「歌舞劇団」です。昨年8月に池田町で上演したのでその時に初めて見たのです。今回は2度目ですので様子はわかっていました。
「今年は池田よりも少し安い金額で見られますよ」と実行委員の方が券を売っていたのでつい買ってしまいました。相変わらず劇団員は少ないメンバーでやっていました。しかし昨年よりも若い男性が一人増えたような気もしましたがどうだったか。昨年のことですがその際何人いたのかはっきりしません。
内容は前とほぼ同じですが一部新たに加わった部分もありました。歌あり、踊りあり、そして観客を巻き込んでの「山伏笑い講」は面白かった。白羽の矢が当たった人は嫌がりもせず積極的に前に進んで出たので、度胸があるなと感心しました。
最後は松川の実行委員会のメンバーも踊りに加わって楽しそうに踊っていました。そこは池田とは大きく違うところでした。
松川はすずの音ホールが出来たので積極的にいろんな催しを呼び込んでいるので素晴らしい。松川は池田と比べると文化水準も高いように思われますが。いろんな催しの祭、村長さんも顔を見せているので、ある程度は文化面には関心があるのかななんて感じたのですがどうでしょうか。他人のところはよく見えるというあれでしょうかね。



  11月2日(火) 晴れ          クラフト展見学

今朝の山は真っ白。今年は早々と雪が訪れ、紅葉と雪とのコラボが見られます。これもまた素敵ですね。
今日は快晴です。日中は動くと暑いくらいでしたが、午後からは風が冷たくなりました。近くのお寺の銀杏の木が紅葉してライトアップされました。天気がいいので写真を写しに回り歩いている方もありました。
私たちも町立美術館で開催されている「クラフト展」を見に行きました。今回は「心をつなぐ」というテーマで11人の作家の出品があったようです。昨年よりも新しい人が2名も加わったそうです。
毎回出品している近所のHさんは夫が木工芸、妻が草木染めと織物の夫婦作家です。今年は妻の機織りの体験コーナーも設けてありました。早速希望者があり、丁寧に指導していました。作品を全部見学したあと再度覗いてみたら、短時間でも結構綺麗な小さなテーブルクロスが出来ていました。楽しそうだし時間があれば私もやりたかったな。
知人のステンドグラス工芸も出品されており、ちょうど作家本人さんが来ていたので、夫は丁寧に話を聞いていました。
絵の展示はロビーではなく別室であり、これも知人から見に行くように勧められていたのでしっかり見て回りました。素晴らしい作品が3点も出品されており感動です。絵を描く時間がある人が羨ましくなりました。何かに集中できるっていいですね。






テレビでは明日の文化の日にちなんで、文化勲章などの受章者が発表されていました。長年の功績をたたえてという名目ですが、みんな頑張っているのは同じ。そんな中から表彰を受けるのは一部だけですので選ばれた人は鼻高々になるのでしょうね。しかし中には表彰を辞退する人もいるのでそんな人には拍手を送りたくなります。

今月の6日、7日と中央の「赤旗まつり」があります。4年ぶりとのことですので多彩なイベントが予定されいます。東京にいる中学校の同級生のZさんに、「旗まつりには毎年泡盛を販売するので手伝いに来ないか」と前から言われており、今日もあらためて案内がありました。今回は池田町から日帰りバスが出るのでそれで参加することにしたことを連絡しておきました。
Zさんは「基地のない沖縄をめざす会」から沖縄の選挙のたびに応援に行っているので今回も行くと言っていました。赤旗祭りが済んだら本格的にカンパ活動を始める予定のようです。沖縄の泡盛は結構人気がありよく売れるそうです。しかし夢の島公園の会場費は結構高いんだそうです。それで沖縄の共産党のテントを半分借りて店を開くことにして出費を出来るだけ抑えることにしたようです。売り上げ金の一部もカンパにするようです。お手伝いは出来ないかも知れないが店には立ち寄ってくる予定です。



  11月1日(月) 晴れ時々雨           料理講習の担当でした

11月に入りました。ようやく山々が色づいてきました。明け方の天気は土砂降り、早朝の赤旗配達時が一番ひどかったと思います。新聞が濡れないように気を遣いながらの配達でした。
午後からは回復してはきましたが、まだときどき雨が降ったりして不安定でした。しかし綺麗な虹が見られました。
午後からは料理講習会の当番。大町市常盤のJA店まで買い物に行きました。途中リンゴ畑の横を通りかかると「ふじ」がたわわに実っていました。もうすぐ収穫ですね。今回は農協連の乳製品を使ったメニューでの料理ですので、買い物も農協でしなければなりません。どうしてもと言うわけではありませんが、農協で買うと補助が出るためです。
買い物が済んで一旦家に戻って夫の昼食の準備をして、すぐにまた出かけました。今度は材料の準備です。みんなが来る前に「桜エビのカルシュームご飯」を炊いておきます。あとは材料を量って各テーブルに配る仕事がありますが、盛り沢山のメニュー(手間が掛かる5品)ですので結構時間がかかり、早めに来た方に手伝ってもらいました。
何とか開始時間には間に合ったものの、今日はいつもより人数が多い参加でしたので材料が足りなくなって途中買い物に行ったり大変でした。ちょっと責任を感じましたが、何とか出来上がりました。
牛乳やチーズを使うのでカロリーが高い料理になりましたが、美味しいですね。牛乳が入ったご飯も牛乳臭みがなく美味しいと好評でした。
今回初めて男性の参加者もありました。黒一点ですが、いつもとは違う雰囲気が感じられました。
料理の様子や感想などを農協連に報告しなければいけないので、各テーブルから感想を聞きました。「美味しいけど手間が掛かりすぎ」という意見が結構聞かれました。
男性の方からは「薄味、もう少し濃さがほしい」と言う意見もありましたが。「食改は体にいい食生活を奨励しているところ」などとおばさん方に丸められてしまいました。「わかりました」と素直に返事をしたので大笑い、和気藹々と楽しい時間でした。毎回参加しますと言われました。もっともっと男性会員が増えることを願っているので、誘って来るように話しました。


11月1日、今日から健康友の会の「健康チャレンジ2010」が始まりました。あらかじめ登録した項目に3ヶ月間チャレンジするのです。私は3項目、準備段階として9月から初めているので、正式に今日から開始です。夫の分も勝手に申し込みました。
夫のメニューとしては、多少なりとも運動不足を解消するために比較的続けられる「ラジオ体操」を選びました。早速朝6時半のラジオ体操をテープに吹き込んで初めました。夫は、「長いことしていないので、第1はなんとか出来ても第2は忘れたよ」との感想でした。「第1でだけでいいよ」と私。一緒にやってはみたものの私も忘れ忘れ気味。やっているうちにだんだん思い出しました。3ヶ月間頑張ろうね。







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