金曜日は年金者組合の県本部の総会があって、午後からは友の会の会議が予定されていました。それぞれの会議での任務はなかったので葬儀を優先させることにしました。
午前中に関係者に連絡をして、他の用事など済ませて午後から出かけました。葬儀は明日ですが、余裕を持って一泊する事にしました。
夫の母の兄弟姉妹は7人。その末っ子の叔母でした。何回か面会にも行っているし夫からも話を聞いていたので私も知っていました。
人の死に顔を見るのは病院に勤めていたときは日常茶飯事でした。慣れていたというのは変ですが、それでも近親者の顔は辛いものです。
お花を入れて話かけることは出来ませんでしたが、親族が「ありがとう、ありがとう」とお別れをしている光景を見ているとつい涙が出てしまいました。
叔母は2年ほど前に旦那さんがなくなってからも元気で明るく過ごしていたようで、また面会に行こうねと夫と話していた矢先のことで残念でした。92才だったそうです。
これで一つの時代が終わりました。夫の父の兄弟は、妹が一人残っているだけ。私の方は父方は兄弟姉妹もすでに死亡。母が一人残っているだけ。97才です。
一人、二人と別れて行きます。自分も母の年まで生きられるか。自分が死んだときの事を考えると、しっかり生きなくてはと真剣に考えちゃいました。
近いかも知れないし、長く生きるかもしれないが、いつ死んでも良いように終活を始めます。悔いのないように。