一昨や一昨年の超多忙に比べれば、今年の夏は「空白」と言ってもいいくらい何にもない毎日。ただぐうたらと日を過ごしています。気が向けばオリンピックの競技を見ていますが、「ニッポン、チャチャチャ」には辟易として、本当に気が向けば。
サッカー女子の日本対ブラジル戦では、ブラジルのパスワークのすばらしさに舌を巻き、それがなぜ得点につながらないのかと考えたり、中国戦をたたかう卓球女子の福原選手の善戦健闘をたたえつつも、相手のそれを上回る超人的なプレーに感動したり、これって非国民ですかね。
満員の観衆の中で、「平常心で集中力を発揮できる」とすれば、それはもう人間じゃないと私には思えますが、心の中はどうであれ、平然と技を決める選手がいるというのは驚異的なことです。
それにくらべて、プレッシャーに負けて実力をまるで発揮できなかったりする選手がいましたが、私にはむしろこっちのほうが人間らしく気持ちとしては寄り添える。これから自分自身とたたかって、新しい自分へと高めてほしいと願わずにいられません。
それ以外の私の日常は、あまりにも暑いので家に閉じこもりきり。時々は畑に行ったり家の前の草取りをすることがあっても、すぐにいやになって部屋にはいる。はいると眠くなってゴロゴロ。いい夏休みといえばそうなのでしょうけど。
外界との接触の機会が少なくなると、頭の中も空っぽになっていく。いまはまさにそのような状態。自覚的にそうしているという面もなきにしもあらず・・ですが。ゆえに、この日記もいきおい空疎でつまらないものにならざるを得ないので、しばらくお休みするかもしれません。