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  3月14日(月) 晴れ     死亡者、不明者続出

地震発生から4日目。朝の時点でもまだ地震の報道だけです。新聞のトップ見出しは「避難者44万人超」「安否不明数万人」です。
今週まではまだ災害の放送だけかなと、相変わらず行方不明や連絡が取れない家族の状況を見ていました。

今日は胃カメラ検査があったので早くに病院へ出かけました。道中のラジオは普通の番組にもどっていたので「あらっ」と思っていたら、途中に災害状況を織り込みながらの放送でした。病院へ着いたらNHKは普通の番組を放映していました。朝のドラマ等は控えている様子でした。
こんな大変な状況の最中、テレビからは目が離せませんが文句を言っているお年寄りもいました。そうですよね、どこを開けても災害のことばかりですから。それでも被災した人たちのことを考えると、いつ自分たちの上に起きることかも知れないので人事だとは思えません。

夫達は共産党ファンクラブを代表して池田町に災害援助の要請に行きました。党独自にはカンパや支援物資の訴えをするビラを新聞に折り込んでいました。
テレビでは自衛隊の活動だけが目立ちますが、民医連も第一陣を地震発生の次の日に送っていますがこのような地道な活動は報道はされません。全国からも多くの救援隊が行っているとは思いますが、向こうの受け入れ体制が整っていないということです。様子を見てからさらに多くの救援隊が送られることになっています。
毛布やオムツが足りないという情報ですので家にあるものを出す用意をしてあります。夫は亡くなった母の使っていた車いすを送るのだと言って倉庫から取り出してきていました。
電力が足りないと東京では計画停電を昨日発表して今日から実施していました。報道を見ていない人もあり首都圏は大混乱でした。なりよりも心配は福島原発の爆発事故です。放射能の漏れはないとは言ってますが、息子達が住んでいる地も近いようですのでやはり心配です。
20`圏内の人は避難を始めたようですが心配はつきません。本日も長野中部で軽い地震があったので、大きな地震に繋がらないように祈るばかりです。



  3月12日(土)〜13日(日) 晴れ    地震が気になって

昨日から今日にかけて民医連健康友の会の共同組織交流会があり、上田市まで出かけました。11日に大きな地震が発生して大変なことになっているし、長野でも地震が発生して新潟に近い栄村という地域がひどく、多くの村民が避難をしていると言うことです。こんな状況のなかこの集会はきっと中止になると連絡を待っていましたが、結局行われました。
道中何事もなく会場に着いたら皆さん口々に同じことを言っていました。「東日本の大きな地震に子どもや孫が関係しているので心配」と言って何人か欠席もありました。
夜中に何回か揺れがあり「長野はこれから地震が来る」と報道されたので、交流会の最中も気が気でなりませんでした。

朝出発までにも友人からテレビを見て心配してメールが寄せられました。そのメールに返信をしているうちに出発時間になり、迎えの車が来ました。
電話を上着のポケットに入れた積もりだったので急いで出かけました。乗り合わせた車の中で家に電話を忘れたことに気づきました。「こんな大事なときに、馬鹿、馬鹿」、最近思いこみが激しいので今更ながら自分の馬鹿さ加減に呆れました。後は夫を信ずるだけ、「電話が鳴ったら出てくれるだろう」とあえて連絡はしませんでした。
今、もしも地震が発生したらどうしようと言う心配はありましたが祈るだけでした。

午前中は長野大学が会場になり一日県の交流集会が行われましたが無事終わり解散。私たちが地震のことで出来ることはカンパだけ、終了後参加者全員にカンパを訴え募りました。
夜は中信の会員だけが松本市の浅間温泉に会場を移しました。明日の研修に向けて労をねぎらいました。
8階からの展望浴場は松本市内が一望でき、無事な一日にホッとしました。

二日目は会場の関係で午前中のみ休憩時間もとらずにみっちりの研修でした。4月に行われる総会に向けてのまとめと方針を討議して確認しあって終了しました。とにかく何事もなく終了したことを喜び合いました。
帰宅したら案の定携帯にメールが来ていたし電話も来たようで、夫が対応してくれていました。仕事場まで私の電話を持っていったとのこと、有り難う。ご迷惑をかけましたね。

夜は公民館の役員会がありました。一年間の行事予定や細かいことについて話し合いました。4月から忙しくなりそうです。
前から災害教室を行って地震や火災に即時に対応出来るようにしたいと館長から案が出ていたので、渡りに船、今がチャンスですね。新しい行事ですが、開催することにしました。仕事は増えるけど、大勢参加すると思うよと全員一致でした。



  3月11日(金) 晴れ         東北で巨大地震発生

歴史的と言われる巨大地震が発生した日です。14時46分頃、東北でマグニチュード8.8(後で9.0に変更された)の大地震が発生しました。
午前中はパン教室があって干支のウサギパンを作ってきました。時間が掛かったので遅いお昼を夫に食べてもらっていました。ちょっと休憩、2時からの再放送ドラマを見ていました。藤田まことの若いときのドラマでした。「古いのをやっているね」と言いながら二人で見ていました。
40分過ぎに長野でも地震を大きく感じました。「あ、地震」だと思っているうちに、テレビで地震発生の警報がなり、画面も地震報道に早変わりしました。
震源地は東北宮城県沖ということでした。地震はM8.8の大きな地震だという。40分過ぎに報道があったかと思ったら3時、3時10分に津波が来るということでした。なんと言うこと。それからテレビに釘付けになりました。
実際に津波が来たのが3時20分頃でした。仙台の気仙沼港の漁港が写っていました。あんな津波は初めて見た。あっという間に波が押し寄せてきてどんどん陸に上がってきました。港につないであった船や、陸地に止まっていた車がドンドン流されて行きました。そのうちに家までがおもちゃの箱みたいに流されていく。地震警報から30分後の大津波、きっと逃げ遅れた人が大勢いるのではないかと心配でした。
太平洋側の日本中に津波警報や注意報、沖縄までが警報で真赤っかか。日本列島が沈没するのではないかと思うほどの巨大地震でした。

夜は松本で市民劇場の例会の芝居を見に行きました。大町例会に都合が悪いので乗せてもらって出かけました。車の中でも話題は地震のことばかりです。
なんと昼の例会が途中から中止になったという。2時から始まった昼例会がちょうど半分ほど過ぎた2時40分過ぎ、地震が起きたのです。震度4くらいでしたが、照明関係の器具が大きく揺れたとのこで中止になったという。夜の例会はお陰で全部演ずることができ、俳優さん達も喜んでいました。
「とんでもない女」と言うタイトルですが、本当にとんでもない女が最後は逆転、いい意味のとんでもない女になるというお芝居でしたので、主役の川島直美さんが「途中で中止になり本当に「とんでもない女」のままで終わってしまい申し訳なく自分もすっきりしなかった」「夜はちゃんと最後まで出来て良かった」と挨拶していました。
制作の人が「この作品は今までにも、地震にあったり台風にあったりしたが、途中に中止になったのは初めてだ」と言っていました。

地震の放送は一晩中報道されていました。甥っ子が仙台にいるので妹に安否確認をしても「電話が通じない」と心配していました。息子達も栃木で場所が近いので心配で電話をしても通じない。無事を祈るだけでした。



  3月2日(水) 曇り           大学入試携帯電話でカンニング

弥生3月。明日はおひな様、でもまだ春は遠いようですね。ニュージーランド地震から昨日で一週間、日本人で安否がわかっていない人がまだ28人もいるとのこと。ご家族のことを思うと胸が痛みます。今回の犠牲者は富山の専門学校の生徒が多かったということもあり、それに2年前に行って来た地であるのでより身近に感じられました。ご冥福を祈りたいと思います。

昨日の食改の役員会では役員さんの一人がセリをゴマ和えにして持ってきてくれました。春を感じましたが、明日もまた寒くなるとの予報、なかなか顔を見せてくれませんね。
家の中では先日からレモンの木についていた蕾が今日咲きました。5時頃帰宅したときはまだ蕾んでいたのに、夕方夫が仕事に出かける時にはもう開いていい香りを漂わせていてびっくり。寒いのに元気だなと感動しました。
カランコエも咲き、玄関や出窓のある部屋は春のようです。




3月と言えば別れの月、高校では卒業式が始まりました。テレビでは「大学入試でネットを使った不正が行われていた」とのニュースが大きく取り上げられています。携帯電話を使ってのカンニング、私にとても信じられない出来事です。
出題問題をインターネットの掲示板で「教えて」と回答を募ったらすぐに返事が返ってくるそうです。いつも見ている人がいるのか、それと頭がいい人がいっぱいいるということか、不思議だらけです。これは前代未聞ですね。インターネットを使えば何でも出来る時代、大きな時代の変化を感じました。

今日は朝から出ずっぱりでした。まず内科の定期受診。昼から出かけるので時間待ちで映画を見に行きました。朝一番の時間帯、あまり客はいないのかと思ったら結構入っていました。
「相棒、劇場版」でしたので割と人気があるのですね。警察内部のどろどろとした不正を暴く内容でしたが、実際の警察もきっと同じではないかと思いました(汚いね、それを暴く特命に人気が集まるのでは)。
映画館は水曜日は女性デーで、女性は皆1000円。映画はやっぱりスクリーンがいいですね。







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